kenさんのよがり笛2 2003/03/21    第 106号
     





花粉症はもう真っ盛り・・・らしい?
都会の人は見えない杉の花粉に襲われているのでしょう。
ここ栃木は例幣師(れいへいし)街道や日光街道は巨大な杉並木で一杯!
そして田舎の散歩コースからは杉の木がいっぱい見える。

きょうは前から風が吹き鼻水と目から涙が・・・。
今まで普通の人の花粉症とは違いみんなが治まってから
私は始まるのだ??? どうもオカシイ・・・。

とうとう、普通の花粉症にもかかったか?
これでみんなと一緒に「つらいなぁ」と言って、
お互いに慰め合う事が出来るし、
「良いね・・・花粉症で無くって」等と・・・。
デリケートで無い野蛮な人の様に思われ無くてすむのだ!

しかし、 前からの風が無く成ると
涙は出なく成ってしまった・・・。
これで今年はまた野蛮で元気な人に成ってしまった。
あははは ・・・

ブタクサの花粉症はなんか格好悪いな



           おそろしい!  




先週は音色の話でした。

音色を言葉で表すのは非常に難しい。
また、二人で同じ音を聞いても、
その音の同じ特徴を聞いているのか解らないときがあります。

また、聞いている人のそれまでの音楽経験に拠っても
その判断は左右される様です。

また熟練してくると、録音された音から実際の音を想像できるのですが、
普通の人にはその加工された音を素直に本当の音と信じる場合も有る様です。

録音された原音から実際にCDにするまでにはそのレコーデングディレクター
の趣味によって変る場合が多い様です。
今や、
テンポや音色、音程やニュアンスそれにボリューム等、
全て思う様に加工する事が出来るのです。
もし貴方がピアノを弾く事が出来ないとしても。
リストでも何でも演奏?する事が出来るのです。
恐ろしいですね・・・あははは

だから、昔、みんなで、
ブレス音の入った演奏や、フルートの風の音が入ったCDを聞くと
実感があって良いなんて言ったりしました。



良い音を誰もが出したいと思います。

良い音って・・・なんでしょう?

良い音・・・良い音色



ある演奏会で、

今まで聞いた事の無い音色の演奏家に
大変興味を持ちその演奏を一生懸命に聞いていました。

そんな聞き方をしていたのですが、
気が付いたら音ではなく音楽を聞いているのです。


良い音が出ないのは
音楽が無いから良い音が出ないのではないのでしょうか?
つまり、
音が先に有るのではなく音楽が先に有るのでは?

言いかえると・・。

良い音を出したければ
音楽が先・・・。
こんな音楽をしたいから
こんな表現をしたいから
こんな感じを表したいから

とか、 自分の内からの要求が有ってからの問題では?

良い音を出す為のいろんな条件が有りますが、
その条件を満足させる前に

今回言っている事が必要ではないかと思うのです。

如何でしょうか?





■演奏会を頼まれて、久し振りにフルートを真面目に吹いています。
ここ2年ぐらいの間、健康に自信が無く演奏会を断っていました。
昨年は、無理矢理駆り出された仲間の木管五重奏一回だけ・・・。

今回も断ろうかと思ったのですが、意を決してやる事にしました。

オケ伴のコンチェルト・・今月末から5月まで数回の演奏会・・・。
昔やったはずの曲ですが・・・指も背中も?  つらい・・。
一層、健康に留意して、コンディションを取り戻さないと・・・。

でも、もっと心配な事が有るのです・・・。
それは、この2年で15キロ以上痩せてしまった事なのです。
イッチョウラのペンギン(燕尾服)が大きすぎるのでは?
 あははは

■音色の問題はとても難しいですよね。喧嘩を売るつもりでしたら、
クラリネットの人に「トランペットみたいな音色ですね」等と
いっても良いでしょう。

■寄せ集めのオーケストラで、顔見知りは半分ぐらい?
いつもと違う音色が一杯あるからです。
しかし、音色の事や、音楽の事などは言いませんね。
よほどの間でも誉めること以外はタブーであることは多いのですよ。
音色・・・人間関係・・・難しいですね・・

■それにしても・・・オカリーナの世界はいっぱい言いたくなる・・。
真剣に考えている人にとって不用意な一言は注意しないと・・・。

■一般的にアマチュアの方は大胆な事を平気でおっしゃる事が多いのです。
しかも…世界の一流を平気でけなします・・・おそろしい!


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