kenさんのよがり笛2 2003/05/16    第 114号
     





昨夜は今まで作った作品を仕上げていた。
私のオカリーナは素焼きのままだけど、
表面にいわゆる化粧がけをするのです。
1個づつ丁寧に刷毛で違う粘土を塗り、
それを磨いて仕上げます。

ただ困った事にこの作業所・・
格好をつけて言うと・・工房には
我が愛犬が住みついているのです。
その我が愛犬の毛がどうしても綺麗に塗った
その粘土に混じってしまうのです。

その毛を塗った所から取りその後を補修しながら・・。
「全く、お前のおかげでこんな手間が・・」
とブツブツ言いながら作業を進めているのです。
イライラしながら磨くと自分の爪で余計に傷をつけたり
ひどい時は落したりするので注意しながら・・・。

そんな私の心を全く関知しない我が愛犬は、
目をシバシバさせながら迷惑そうに私のほうを見ています。
「全く、こんな時間に何やってんだい・・・昼間遊んでいたくせに」
と・・・。

やっと、私が作業を終えると、
疲れ切った感じで頭を自分の前足の上に置き眠りに入ったのだった。
「おやすみ」と言ったが・・・無視された・・あははは




           ホルンの大先生  



ホルンの大先生がいます。

彼はオーケストラは芸大のオーケストラ(これは芸大の講師のオーケストラ)
金管バンドでも暗譜で演奏する有名なバンドに入っている。

噂ではその人は日本で一番お弟子さんを持っているとか?
とっても豪快な体育会系の方なのです。

演奏会場について楽屋で楽器を出していると、
向こうの方から「おはよー」と、とてつもない声で挨拶をする。
彼が居るか居ないかは声でわかるのです。


私は有る合奏団で一緒に演奏したり木管五重奏を組んたりしているのですが、
ある時「この五重奏はいいよな、音が大きいと言われない」
と・・・。
大きいのは声だけではない??

実は木管五重奏には金管楽器であるホルンが入っているのです。
そして、大抵、ホルン奏者は音が大きいと言われ苦労するらしいのです。
でも、ヘンな事に我が木管五重奏団は妙に音の大きい人が集まっているのです。

芸大の学生時代にフルートの先輩にいじめられたトラウマが有るのか??

私達の木管五重奏では、あまり練習でも自己主張する人が無く、
平和に練習が進むのです。
これは・・精神衛生上大変よい事で、
その後の宴会をスムーズに迎える事が出来るのです・・・あはは

彼の武勇伝として有名な話は、
ビッグマヨネーズ事件と言うのがある。

詳しい事は解らないが・・・
夫婦喧嘩の時にテーブルの上にあった
業務用みたいな大きなマヨネーズのフタを開けて
奥さん目掛けて一気に押し出してしまった・・・。

興奮していたのでそのマヨネーズは天井までにも飛び散った・・。

もちろん的であった奥さんの顔はトンでもない事に成っていた。
彼が最悪だったのは、それを見て笑ってしまった事だ!!
当然、奥様はそれで実家に戻ってしまった。
飲み会があると時々出る話なのですが、実話らしい? ははは



そんな彼の宴会で出たマヨネーズ事件ではなく
仲間に受けたレッスンの時の実話です。



ある時レッスン希望の生徒が人の紹介で来ました。
大学時代からやっているアマチュアで随分経験と実力があるらしい・・・と。

そんな前振りは何も気にしない彼はレッスンの前に入門希望の話を聞いた。
しかし、その弟子の知識は中途半端でなく、
世界のホルン界の情勢から楽器の知識、オーケストラのホルンパート常識、
作曲家の知識・裏話等・・・
あまりにも物知りで話は二時間にも及んだのだった。

プロの自分も良く知らないような知識を持ったものすごい新人だと思った。
もっと話したいと思ったが、
時間も随分経ってしまったので、
そろそろレッスンしなければ成らないと思った。

「じゃーまず音出しをして、それから・・」と音を出させた。

「プゥーオーーウォー」


彼はあまりにもひどい音で目が点に成ってしまった!

「ばかやろー!ろくな音も出せないくせに、生意気な事を言うんじゃない」

何しろ体育会系の彼である・・・。


その後はどうなったか?
誰も知らない!






先週の気功についてメールをくれた方がいますので掲載致します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー愛知県のOさんからですーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
メールマガジンは、いつも感心しながら読ませて頂いております。
今回、気功の話題が出ていましたので、それに関連して
私が鍼師として働いていた時のことを、一つ書かせて頂きます。
(現在は病気のため、長期休業中です。)

患者さんの中には特に感受性が強い人がいて、私が鍼を打つと、
閉じた瞼の裏に赤 青 緑と、色とりどりの光が見えると言われます。
また腰に鍼を打っているにも関わらず、胸を指差して、
「先生 ここ痛いから針を抜いて。」、と言われる人もいます。
またある患者さんは、「私ここに通い始めてもう10回になるけど、
治療後のパチンコには まだ一回も負けたことがないのよ。」、と言われる。
かと思えば別の人は、腰が痛くて1時間も座っていられなかったのに、
鍼を打ってもらったら調子が良くなって、
「パチンコ屋で8時間も粘って13万円もやられてしまった、どうしてくれる。」
と苦笑いしながら訴える人もいます。

でも一番不思議だったのは、あるオカリナ好きの患者さんが、
愛用のソプラノc管を受付の机の上に置いて、治療後にそれを取りに行くと、
ただ、そっと置いてあっただけのオカリナが、中央の一番太いところから
真っ二つに割れていたことです。
私達の他には誰もいず、もちろん誰も触れていないのに……です。
これらのことは、眼には見えなくとも確かに働いている「気」の存在を、
裏付ける一例ではないでしょうか。

ということで、先生のメルマガに反応して昔のことを思い出したので、
少し書いてみました。
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Oさん、有難う御座いました。
治療後のパチンコは負けない??
それは良い事聞いた・・・ふふふ

皆様も感想やご意見ご遠慮なくお寄せ下さい。


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