kenさんのよがり笛2 2003/09/19    第 132号
     






私のオカリーナを作る為の作業場には愛犬がいる。
私は気が向いた時しかその作業場に居ないし、
気が向いて使う時でも一日最大2時間!
本当は私の作業場なのだが愛犬は自分の部屋だと思っているらしい。

今朝、朝食前に作業がしたく成りその部屋に行くと、
わが愛犬は眠そうな顔をして
「ん?! またかよ! いい加減にして欲しいんだよなぁ」
なんて言う感じで迷惑そうに寝たまま見上げるのだ。
でも、一応、この家の親玉だと認めているみたいで、
・・・それ以上抵抗はしない。

部屋の電気をつけて机の上の電気のスイッチを入れる。
そのスイッチはものぐさな私が電源を切り忘れたりして、
一日中ラジオが鳴っていたりしない様に、
ラジオとミニ鍵盤等の各種電源が一度オン・オフ出来るのだ。

作業が始まると更に迷惑そうに寝返りをうったりする。
ふと愛犬の方を見ると、座布団2枚繋いだような専用の布団から
頭だけ落ちて変な格好で寝ている、
笑いを堪えて見ていると、
「グウ・・・」
何とイビキだ・・・無呼吸症候群は無いみたいだ・・。
一体何の夢を見ているのだろう?




          それぞれ  





私の家の裏の家の方が電気ピアノでショパンをかけている。
誰かの演奏を記録したのでしょう。
客観的に聞いて確かに良い演奏だと思います。

最初から内蔵されているデモ演奏なのでしょう。
かなり気に入っているらしく何回も繰り返して・・・。
裏の家の人は楽しみ、感動しているのでしょうが、
私には困った物なのです・・。
(わが愛犬状態??)

音楽をおんぼろラジオで聞いても感動できる。
高価なステレオは必要無い!
「音楽そのものの価値」
は再生する機器の音やその質のレベルには
左右されないと言うのが私の持論ですが・・・。

これは電気ピアノの話と矛盾しているのかなぁ・・・?


そうだ!
これを音楽のジャンルの話にすると物凄く解りやすい!!

つまり、私が嫌いな「音楽の種類」等であったら話は簡単。
その「音楽の種類」その物が嫌いなのだから再生装置の種類は関係無いし、
価値を感じないのだからその他の話はどうでも良い・・・。


今回の困った問題はそれが嫌いで無いはずの音楽だったのです。


いくら美味しいラーメンをおごってくれても満腹の時には、
困ったもので有るのと同じなのでしょうか?
それとも、好みの違うラーメンを美味しいと言って無理矢理、
食べさせられるような物なのでしょうか?
人は必要としない時にむやみに食事をしない様に出来ている。
睡眠も同じだ!



音楽が好きな人でも聞きたい時と聞きたくない時が有る・・。
それと、聞きたい音と聞きたくない音が有る。


人それぞれなのである。



これが音色とか、歌い方などの細かい話に成ると、
皆さんは訳が解らなく成るのでしょうね・・・・。
少しうと考えてみたらいかがでしょうか?






●姉さん、私にとって事件です!?  

 「楽器を壊してしまいました」

・・・と、有る方からTELが有りました。
その方は何回か教えた方で、しかも近くの方でしたから、
自分用に取って置いたそれなりに貴重な楽器をお渡ししたのです。

・・・翌日電話が有り

 「お渡し頂いた楽器、音が出ないのです・・以前の楽器はもっと出ましたが」

私「前の楽器に慣れていると、新しいのが吹き難く感じる事も有りますよ」

 「あーあ、孫に貸したのが間違いだったのですよね。
  目の前で灰皿にぶっつけちゃって。本当に残念だわ。
  これではなくて別の楽器と取り替えて頂けません?」

私「孫に貸した???・・お渡しした楽器は、自分用に取って置いた演奏用の
  楽器だったので、吹き方さえきちんとすれば必ず音は出るはずですが?」

 「いいえ、以前のモノに比べて出ないのですよ」

私「あれがダメなら他には有りませんが・・・」

 「じゃー良い物が出来たらで良いわ、またお世話下さいな・・」

私「チョット時間がかかるかも知れませんが」

 「いつでも良いのですよ、待ちますから」

私「・・・・・・」

・・・・・これが、
私が商人に成れない理由でしょうね・・・あははは

可哀想な楽器に黙祷!




●「お」友達の会

新しく手続きをされてご購読有難う御座います。
私のワガママで何回も購読先を変更移動して頂いて申し訳無く思っています。
思ったより多くの方が手続きをして頂いて有りがたく思っています。

「お」友達の会 に御入会されまだご挨拶頂いていない方もいらっしゃいます。
ご来場の折にでも一言頂ければ大変嬉しいです。


インターネットは著作権等の問題が多く発生致します。
例え自分の演奏でも権利関係が複雑で掲載出来ないのも有ります。
そこがオープンのエリアでしたら、ほんの少しの仲間に提示する場合も
基本的にその問題が発生します。これは有償無償の区別は有りません。

その為にパスワードで区別された「お」友達の会 のエリアを作りました。

もちろん「お」友達の会 であるからと言って、
著作権など関係無しに何でも発表する何て事は致しませんが、
お友達にチョット見せてあげたいと思ったり聞かせてあげたいと
思ったりするファイルを人と場所を限定して出すことは
その著作権法の制限の範囲内かと思ったりするのです。

不特定の多数ではなくきちんと住所氏名を存じ上げている
「お」友達の会方だけである・・。

簡単に考えて・・・
「NHKの番組を記録したビデオをお友達に貸す・・」
ぐらいの気持ちなのですが・・・。

そんな事をホンのチョットだけこの会の領域で実現できたらと思います。

てな訳で・・・、

かんりにんの了解無しでの各ファイル(音声、映像、文章、等)
 の二次使用は絶対にお断り致します。

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