kenさんのよがり笛2 2003/10/10    第 135号
     





きょうは「おばか」と呼んでも知らん顔?!
やはり言葉の中に含まれる私のバカにした感情が伝わるのか?
自分の名前にしか反応しない???
なかなか感性の鋭い犬だ・・あははは

私の工房は犬小屋・・。
本当は私の工房なのだが主人の私より
一日中そこにいるわが愛犬のほうが主らしい?
最近、新しい試みをしているので頻繁に出入りしているので
本当に迷惑そうにしている・・・。

彼女は私の作業机の左側にいつもいる。
土間の上に木で出来たすのこの上に長座布団を敷き
その上に着古したセーターを敷いてあるベッドの上に鎮座している。
私が作業中は相手をしてもらえないのが解っているので
大人しく寝ている。

私が時々呼びかけると・・。
「本気ではないのでしょう?」ってな感じで斜め上に有る
私の顔の方をチラッと見上げる・・・。
丁度、ピッコロの調律をしている時の様にいやそうな顔で・・

あははは





          譜面の読みかた  





今まで音楽なんか・・と思っていたにも係わらず、
トツゼンにオカリーナを・・・と
楽器屋に走りオカリーナと自習の為の本を購入。
それを大切に持ちかえりオカリーナを広げ吹いてみる。
すると素晴らしい音が・・・。


何事も基礎が・・・と思いテキストを広げてる事に気が付いた。

「私は楽譜が読めない」・・・・と。

まさか、大抵は読めない事を解っていて始めるのでしょう。
「譜面なんか読めなくても好きな曲ぐらい吹けるだろう」


その通りで、器用な人でしたら何とか吹けるのです。
オカリーナと言う楽器の特殊性から指使いも適当で良いのです。


オカリーナの楽しみをこの辺で満足してしまう人もいますが、
楽しい曲や美しい曲を聞いた貴方はそんな曲も吹きたく成ります。
その時に大きな壁に見えるのが
「譜面が読めない」と言う事実なのです


これを読んでいる人は
譜面を何とか?読む努力をしている人が多いと思いますが、
未だに自信が無い方は気軽に考えてください。


楽譜なんて単純簡単 まずは これだけ!

長さと 高さ 


高さは指定されている高さの音を出せば良いのですが、
長さが解らない・・・
それが一緒に成ると・・・

そんな人が、密かに 楽譜を読める様にする
秘密兵器があるのです。

人知れす練習できる兵器の新しい形は・・・
「フィナーレノートパッド」です。
(ホームページのインデックスから紹介ページに行けます)
このソフトで出来ること   
簡単な楽譜を書く 書いた楽譜を印刷する 簡単な編集が出来る
書いた楽譜を聞く事が出来る 移調が出来る etc

の機能の中で「書いた楽譜を聞く事が出来る」と言う所が
使えるのです。


昔どうしても解らないリズムが有った私は

ボール紙に定規で直線を引きそこにそのリズムな穴を開け
定規に沿って鉛筆を一定のスピードで動かしてリズムを聞いた
覚えが有ります。 恥ずかしい話ですが、
音楽を始めたのが遅くて人に聞くわけにも行かず
そんな事をしていました・・・あははは

それより正確にしかも簡単に「フィナーレノートパッド」で貴方にも
秘密練習が出来るのです。

さぁ、やって見ましょう。

あははは
これで、読めない譜面を読む練習のきっかけが出来たのです。



もう一つ問題が・・・譜面の読み方が色々あるのです。
(覚えなくて良いのですが・・移動ドとか固定ドとか)

楽譜に書いて有る通りの読み方をして下さい。(固定ド唱法)

つまり、「ド」・・・は 
どこまで行っても「ド」 なのです。


この曲はト調調だから「ド」の音は「ファ」かぁ?
等と読む必要はありません。

たしか、学校ではそんな読み方を習いましたが、
楽器を習っている現場では「ド」は「ド」なのです。
簡単でしょう。

私の知る限りその様に読んでいる(移動ドで)
管楽器奏者は聞いたことがありません。


まずそれが基本。
出来る様に成ったら他の調のオカリーナを吹く為に
移調読みを練習するのですが・・。

なぁに 出来なくっても「フィナーレノートパッド」が有ります。
それで譜面を書いて移調すればそのまま吹けるのです。
あははは・・・。


もちろん、
これはF管だから「ソ」の音が「ド」なんて読み方も
しなくって結構です。
指導者が苦労して楽譜を移調すれば良いのですから・・・あははは

楽しくやりましょう。


(フィナーレノートパッドの会社からは何ももらっていません・・)


新しいオカリーナでいろんなテストをしています。
明日、いよいよ2回目の焼成をします。

焼成方法が異なるのでチョット緊張します。
もちろん見掛けは今までとナンにも変わりませんが、
折角、作り方等大きく変え総合的に変化を求めているのに
一寸した失敗が今までの苦労を水の泡としてしまうかもしれません。

焼成の難しさがやっと解って来た様な気がします。

イメージの中の音をいかに具体化するか・・・
しかもそれを偶然の産物ではなく再現できるかが課題なのであります。

しかし、本当に外見では解らないのが恐ろしい・・・。
たかがオカリーナ・・奥が深いと言う事が解ってきました。


何が変わったかって?
音が変わらないと何を変えても意味が無いのですよ。
「変えたいのは音」なのです。


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