「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2004/05/14    第 164号
     




余り鳴くのが上手でないウグイスはまだ上手くなっていない。
昨日なんか風邪をひいたような声でチョッと可愛そうなんです。
「ケ、ケ、ケ、ケケケケケ、ケキョッ、ケキョ、ケキョ」
「ホーホケキョ」が無かったり、途中から始まったり。
きっと先生に叱られているんでしょうね。
「部分的にゆっくりさらえ!」とか
「歌えないウグイスなんて・・・ごみじゃ」なんてね!

「セロ弾きのゴ−シュ」の様に暗い感じでおうちに帰るのでしょうか?
病気の狸の子とか来ないのでしょうね・・・あははは
でも、どう考えても私の口笛よりは上手!だし。
遺伝的な才能は申し分ないので後は時期が解決するのでしょう。

ウグイスの数が少なく成って来ているが、
歌が上手に成ったら皆で高原の山の方にでも行くのでしょうか?
高原の谷間にこだまするウグイスの声は素晴らしいです。
栃木には一般人が通らない林道が沢山あり。
そんな道を通ると多分卒業したウグイス達の素晴らしい
鳴き声を体験できます。

そんな時は高性能なマイクと望遠鏡それに美味しいお弁当
・・・オカリーナは邪魔かもしれない・・。
あははは


          世界一の  


今日のタイトルは
「 世界一のオカリーナ?」
・・・・・困ったなぁ!
あんまり触れたくない・・・。

私が作った物が世界で一番なのは間違いないですから・・。
・・・少なくとも私にとってはね!

でもね、その気持ちは変化するんですよ。
その証拠に以前作った物と今の物はぜんぜん違う・・。
以前作ったのが世界で最高ならば、

今のはどうなんだ?
「宇宙一」??
あははは

すこし遊び過ぎました・・たぶん冗談です。


作る楽器の音が時代によって変化するのは、
楽器の材料や作り方の問題よりも
その時に自分の求める音などが変わるからなんです。
たぶんカッコウも自分の鳴きたい音のイメージが確実に有るのですよ。
だからみんな上手なカッコウに成るのでしょう。

オカリーナを作る事は本当に簡単なので
私がインターネットで作り方をはじめて公開してから、
作る人が増え多くの皆さんが作っています。

私は楽器でないおもちゃのオカリナが増えるのを憂慮しましたが。
楽しみとして吹いたり作ったり出来ているので
たぶん、それはそれで良いと思っています。

しかし、
それによって(私が犯人?)、
楽器と言えないオカリナが巷にあふれてしまっています。
だから、皆さんは自分で判断できるだけの音楽性を身に付けないと、
裸の王様状態で恥ずかしい事になるかもしれません。

なんて事を言った手前・・・言います。

私がオカリーナを作る時に少し拘っている事は、
音楽出来る楽器としての資質を持ったオカリーナを作る事なのです。

でも、その様なオカリーナと言う楽器を作る為には、
制作マニュアル・・作り方のノウハウ等では解決しません。
(にも拘らず、そちら方面から研究する人が多い・・ふふ)

それを解決するのは自分の出したいオカリーナの音のイメージ。
それが、作り方やその細かいテクニックを教えてくれるのです。
貴方にオカリーナの作り方を教えてくれるのは
私のサイトではなく、貴方が身に付けた音楽性なんですよ。

確かに作る為に専門の技術が必要な楽器では専門の職人で無いと作れません。
でも名器を作る職人はその楽器の本当の音だけでなく音楽を知っています。

残念ながら普通の楽器職人の音楽的なレベルはマチマチだけでなく、
ある楽器会社では音楽に全く興味が無い人が楽器を作っています。

それに比べたら私なんかスンバラシイ・・。
自分の中から出た楽器を作りたいと言う要求が無いと絶対に作りません。
だからそんな時はきっと名器が出来るかも??
はははーでも欠点は一月に数個しか作らない。

注文しても手に入らないが、
注文しないと手に入らない。

お友達の会で記入したり、
メールで脅迫したり!
楽書き帳で遊んでいてください。

しばらくすると手に入るかも??


皆様からのお便り!  掲載させていただきます

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mさまより

今日もオカリーナを作りましたが、
どのようにすれば、どのような音が出るのかという理屈がわかりません。
模倣が大事と思い、先生の作られたオカリーナと同じように作ろうと
頑張りますが全然同じようにはできません。(当たり前ですよね。)
私は先生のお手本がありますが、先生は試行錯誤を繰り返しながら現在に至られたん
だなあとしみじみと先生のオカリーナを眺める毎日です。
話は変わりますが、お散歩のときの写真、いつも見せていただいています。
何かにつけて研究熱心な先生のご姿勢はここにも現れて、
随分上達された気が致します。(私がほめるのも失礼ですけど)
楽しみにしております。

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Iさま より

いつも楽しい通信を有難うございます。
私も皆様(漠然と皆様)同様オカリーナを作り始めました。
同じ調の笛を「小さくて薄いの」とか「大きくて分厚いの」とか作ってみたりして、
楽しさ限り無しで、すっかりはまって、時々仕事(本業)を忘れます。
どうしても、歌口を作る側が手の熱で乾く(時間が掛かり過ぎなのでしょうね)ので、
何か熱の伝わらない手袋を探してみようと思っています。
素人の初心者ではありますが、私の欲しい音には、自分のはもちろん、
人様の造ってくださったオカリーナでも、出会えていません。
息の長い楽しみに出会えたと思っています。
いろんな意味でもう少し実力が向上したら、
小川先生のオカリーナを購入希望しようかと楽しみに思っています。
HPを通じてですが、今後とも宜しくお願い致します


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