「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2004/07/02    第 171号
     





先週のガラス戸突撃事件以来 
出入りには敏感になっており「よし」とか「入れ」などの
言葉を待ってから出入りするようになった。
やはり愛犬バカ犬もそれなりに学習するのであろう・・・あはは

いくらか目も白内障気味で良く見えないのでしょう。
どこを見ているのか解らない変な所を見ている時がある。
霊でも見えるのであろうか??

今日は私の黄色い払い下げTシャツをシーツにしている
愛犬の専用布団を干してあげた。
いつもは昼寝している時間にオカリーナの窯詰めや
オカリーナの焼成などで邪魔ばかりしていた。

午後に専用布団を敷いて寝床を整備してあげたら
目を半分閉じてうとうとと・・・。
それでも犬小屋工房でご主人様がなにやら仕事をしているので
眠れず・・・目を半分閉じて頭がふらふらと・・・。

昼寝が終わった布団を見たら・・。
なんと・・・寝小便のあとが・・・!!!!
犬でもそんな事が有るんですね
でももう13歳のおばあちゃん犬!!
やはり年齢のせいかなぁ?

ちょっと さみしくなった。





          オカリーナの寿命  





「オカリーナに寿命は有るのでしょうか?」

こんな質問を受けた事が有ります。

その時の答えは

「特に無いと思います、でも、音は少しずつ変化するようですね」・・と。


■クラリネットでは
材料の木材に弾力?が無くなり使えなくなるとか??

■フルートはどうでしょうか?
数十年で音が変化するとか・・聞いた事が有ります。
でも、現実に自分の持っている楽器が
その様な状態に成ったと感じたことは有りません

■木材を材料にしている楽器では
材料が長年演奏時の水分を吸って変化してくる事は考えられます。
もちろん専用オイル(ボアオイル?)で保護はしていますが・・。

■材料が金属の場合
材料の経年変化により弾性が変化する?
酸化、あるいは硫化する?
内部の分子の並び方が変わる???(本当かいな?)
等と色んな説が・・・。

でも、あの、フルートの神様であるモイーズは
晩年使っていた頭部管は
パリの蚤の市で購入した物で有ると言う有名な話もある。
ある年数で駄目に成るのだったら・・・どうなんでしょう???

逆にある年数が経つとだんだん良く成るのかもしれない。

■定説?!
一般に買ったばかりの楽器は良く鳴らない
そして、上手な人が演奏していくと段々良く鳴る様になる。
下手な人の楽器は良く鳴らない。

■弦楽器では
博物館にあるストラディバリウスはある程度の技量を持った人が
毎日演奏している。
そうしないと楽器が駄目になってしまう。

弦楽器の場合古い楽器の方が良いとされるが、
それにも限界があると言われている。ただし、
元が悪い楽器が古くなって良く成ると言うことは無い!!


■それらの一般に言われている変化は材質自体の経年変化に拠るものか?
材質に掛かる作音時のストレスの影響なのか?
表面に付着するゴミ汚れの類によるものか?
管体の材質内に有る気泡部分が詰まる事によるのか?


■一番現実的で考えられる事は
奏者自体の音の趣味が変わる事。
奏者の怠慢による限界の認識する?
単に飽きたのか?
新しい楽器を購入する言い訳なのか?

一生同じ楽器という人はあまり見た事がありませんので・・・
適当に変わるのでしょうね・・・。


でも、楽器が変わると練習する気に成るのが不思議?!



■一つだけ良い事を教えましょう。

「本当に良い楽器は貴方に良い奏法を教えてくれます」


もちろんその逆は恐ろしい・・・・・。





■今日は迷惑そうな愛犬の眼差しにめげず焼成をしました。
焼成依頼をされた方・・・何も無ければ(?)明日発送に成ります。

■最近オカリーナの制作をされる方が増えています。
この楽しみ(苦しみ?)を味わう方が増えるのは非常に嬉しい事です。
ただ、奏法に疑問が有る方が作っている場合、
なんとアドバイスして良いのやら?!!?

■私もいま楽器を沢山作っています。
一個あたりの制作時間が以前の3倍ぐらいに成って来ました。
どうした事でしょうか・・・・あははは

やっと、作る楽器が安定してきた様です。 
あははは・・・これまでに買った人ごめん!!

まだまだ実験したい事が一杯有ります。
制作メモノートにぎっしりと書いて有りますが・・・。
本人でも中々解読出来ないのが難点!

Copyright (C)All Rights Reserved. --  mail