「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2005/03/04    第 205号
     






朝起きたら庭がお菓子に砂糖の粉を振り掛けた様に白くなっていて、
それが、まばらに白く成っている所が妙にリアルで面白かった。
これ位だと雪かきをしなくても良いので楽なのだが、
今週の金、土、日と雪らしい・・・
しかも砂糖を降りかけた様な優しいものではなく本格的な雪らしい。

この低気圧が上海?辺りに有った時から気に成っていたが、
やはり・・・太平洋岸はこの時期に一杯降るのだ。
宇都宮あたりでは4月でも安心は出来ない。
最もこの頃の雪は根性が無いので直ぐに解けてしまう!

田んぼのあぜ道でも弾力を取り戻しているのだ。
この土の道も真冬では乾いた感じだが、
本当にコチコチで犬のウンコ用のスコップでは歯が立たない!
それが暖かくなると表面が濡れだし・・ぐちゃぐちゃに成り、
下手すると滑るのだ!

更に暖かく成ると少し乾き、やっと普通の土に戻るのです。
「普通の土」って・・・弾力が有るのです。
この冬、同じ靴を履き通していたので条件は同じはずですが、
本当に柔らかい感じがするのです。

この柔らかさも春の感じ!
菜の花、タンポポ、そうそう、柔らかくなって掘り易い
もぐらなど・・・そろそろ出番?






          Bass パート  



1st(ファースト)のパート(複数の場合はコンサートマスター)
は指揮者の様な役目が有るのです。

良いオケ(オーケストラ)では下手な指揮者が来た時、
楽員はコンサートマスターの方をあてにするのです。
(下手な指揮者がバミューダトライアングルの様に
 必ず解らなく成る場所が有るのです。・・あははは)

いきなり話がそれたが・・・。
音楽を引っ張っていくのは大変な事なんです。

その為に音だけで無くからだ全体で仲間に伝えるのです。
如何に沢山、適切なオーラを発する事が出来るかなんですよね。

最も伝えるべき音楽が有っての話ですが・・・・・・・・・。


それに対してバスなんかはどうなんでしょう?

バスは1stの様に細かい音符は無いし、
2ndの様に旋律でない音符が無い・・・。
何と言っても音符がデカイ????

音だって「ド」がくりゃー次は「ファ」そう来たら
次が「ソ」であとは「ド」に決まっているしぃ・・・。

・・・こんな人は大太鼓の人をきっとバカにしている!

「あれで同じ給料をもらうのなら楽で良いねぇ!」

「バイオリンだったら沢山練習しないと出来ないけど
 あれだったら誰にだってできるしぃ」

確かに打楽器奏者は睡魔との闘いであるが??
世の中そんなに楽な仕事は無い。

本当にすごい打楽器奏者が居るのです。


フルートの2ndのパートの後ろがティンパニーである事は結構多いのだ。
会場で聞いてちょうど良い音でも真後ろで叩かれると結構うるさい!

あるとき、
いつもと違う音なので後ろを見たら違う人がティンパニーを叩いていた。
そのティンパニーの音は音楽の中に同化し吸い込まれて光って消えて行く。
そんな経験は初めてであった・・・。
普通に上手な人は何人も聞いたがその様な人は始めてであった。
隣のオーボエのK野さんに聞いたらなんと彼はその道での有名人だそうだ。
G大のセンセらしいのだ・・・・。


ここで指揮者の格言を・・・。
「打楽器奏者と絶対に喧嘩をしてはイケナイ」

つまり微妙にずらされたら最悪なのです。


長々話したのはバスも同じ役目が有り、微妙にズレるのは最悪なのです。

・・・簡単に言うとその様な意味で大切なパートなのです。

一例を挙げると、
よくバスのパートに有る同じ間隔(リズム)で音を刻む事が有りますが、
これは、何も考えなくて良さそうですが実は大変難しいのです。

正確にメトロノームの様に刻めば良いと思ったら大間違いなのです。
これこそ、音楽性の有る無しが如実に現れます。

・・これの説明はチョット難しいのですが・・・・・、
ピンと貼った糸の様な緊張感や持続感が必要と言えば良いのでしょうか?
メトロノームでは出来ない事なのですよ。


どうです?
Bassって難しいでしょう!

だからこそBassはやっていて楽しいのですよ!
困った事に少しずれたってやってる本人は楽しいのですが、
音楽的には致命的な破壊をしているのかも??



・・・・「知らぬが仏」・・・??




■今日はBachのマタイ受難曲(Matthaus Passion)
No.47 Aria Erbarms dich, mein Gott を聴いた。

あまりにその音楽が素晴らしく感じたので、
昔買ったスコア(オーケストラの楽譜)を楽譜の棚から探し出し
ホコリを払って見た・・・。

(2cmぐらいの厚さのポケットスコアーはなんと\1250であった。
  30年ぐらい前の値段ですが・・・???)

私はキリスト教徒ではありませんが、
信心の無い私でも何故か涙が出てくるのは何故なのでしょう。
もちろん、そのドイツ語の言葉も意味も解らないのに・・・。
バッハぐらいの天才になると下手な言葉を超えたものを
音楽で伝えられるのでしょうか?

少し前・・昨年に
確か生で演奏を聞いたがその時は何も感じなかった???
音楽自体は素晴らしくても
演奏自体でこれぐらい差が出るのですねぇ・・・怖いことだ!

自分の葬儀の時にはフォーレのレクイエムと思っていたのだが、
・・・・バッハもいいなぁ!
決してベルディのレクイエムにはして欲しくない・・・・あははは
(知らない人は何が面白いのか解らないでしょうね!?)


■ お送りしたCDに中身が入っていないと言うミスが有りました。
もちろん送付自体が忘れられている事も考えられます・・・・あははは

そういう方は遠慮なく御申し出下さい。

■最近楽器(オカリーナ)を御買い上げ頂いた方にはこのCDを
一緒にお送りしています。
(この迷惑なサービスは作ったCDが無くなるまで続くでしょう?!)

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