「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2005/04/01    第 209号
     





散歩も終わり近くさざんかの垣根を通り過ぎて
いつもの無人しいたけ直売の所に来た。
道路の向こう側に歩道におじいさんがヨロヨロと・・。
犬の嫌いな人だといけないと思い反対側を歩いて行くが・・。
その歩き方が余りにも危ないので声をかける。

すると・・「XX病院はどこ?」と聞かれた。
この辺にはそんな病院は無いので、
「知らないけど、どうして?」と聞き返したら、
「ばあさんが入院しているので行きたい・・・」
・・・・・・・・???!!
私が知っている病院だとすると隣の市で10キロは離れている。
昔の人だったら歩く距離かもしれないが・・・。

別の散歩している人も話に加わり・・。
おじいさんに「無理だと思うから帰った方が良いと」言ったが、
自分の家の場所もはっきり説明できない状態だ。
やっと家の電話番号を言えたので家の人に迎えに来る様に頼んだ。
どうやらお嫁さんに対してバツが悪いのか、
迎えに来て貰うのを嫌がっていたのかも知れない。

しかし、自分で帰るにしてもとても歩ける状態ではなかった。
きっと家で一人でいるのが寂しく、
入院しているおばあさんの所に行きたかったのでしょう。
もし善意で病院に連れて行ったとしても家族の人は困るだろうし、
ひょっとしたら、
おばあさんはすでにその病院にはいないと言うことも有り得る。
・・私は複雑な気持ちに成った。

・・事情を知ってか知らずか、
わが愛犬はいろんな人が次々に登場したにも拘らず
全く誰にも吼えずに大人しくしていた。
・・・エライエライ!




          続・・響かす  



このサイトに、良く「響かす」と言う言葉が出てきます。
そして、「よがり笛2」184号も、このテーマで書いています。


まともな説明をしていないにも拘らず最近は多くの御弟子さんが、
この大切な奏法を知ってか知らずかマスターしてきました。
これは大変な事なのです。
現在プロとして活動している人さえ、
出来ていない人がいるのですから・・。


これをマスターすると音が大変良く響く様に成り、
小川式コントロールでの効果がより大きく出せ、
良いことが一杯おきるのです!?
であるから・・困った事に??? 
出来る様に成って困る事はなにもありません???
あははは


この奏法に関して解説している本などは全く無く
変な持ち方を推奨している大手のオカリナ教室や
大手のオカリナ製作会社でも知らない様ですし、
インチキ先生などでは絶対に教えられ無いのです!
・・・すんません。


今日ここに始めてその詳しい奏法を簡単に説明いたします。
明日からは当然の演奏技術に成るはず? ですが・・・。

(これをマスターするには私の教室に通いアホな話を我慢して聞き、
 焼肉定食を毎度食べそれが普通に思えて三年ほど経つと、やっと
 理解が出来て来ると言われています???)

だいぶ遊んだので早速本題に入ります。

■ 胴体のないバイオリンの弦(弓では有りません振動する方です)
だけでは大した音に成らないのは理解できると思います。

それをすばらしい音にするにはバイオリン自体の胴体が必要なのです。
その胴体が名器だと言われるストラディバリウスで有ったりすると、
大変な値段に成ったりするのです。


(ここで言う「弦」自体もピンからキリまで有り、さらにそれを振動
 させる「弓」自体もピンからキリまで有るのですが、今回はそれら
 の条件を無視して話を進めます)


さてその胴体が「誰が作ったのか」それは「どんな材料」で
「どの様な作り方」有るかが問題にされています。
材料の種類とその加工技術、仕上げ材のニスに至っては未だに
解明されていませんが、
今日、私達が問題にするのはその形状なのですよ・・。



●中学校で 音叉を使った共鳴実験 覚えていますか?
良く解りませんがそれぞれの年代により違っているのでしょうか?

音叉の下に木の箱が付いていてその箱の一方が口が開いています。
その音叉が付いている箱の口を互いに向け片方の音叉を叩き、
叩いた方を止めると・・・叩いて居ない方の音叉が鳴っている。
・・・・こんな実験であったと思います。


●さて、オカリーナの音を考えると・・・・。
歌口で作られた振動はまずオカリーナ本体で響き、
その後に演奏者の体で響き、
そして演奏者がいる空間で響くのです。

オカリーナで響くのはオカリーナ制作者の責任ですし、
演奏会場の響きは主催者の責任でありますが、
演奏者の体での響きは演奏者である貴方の責任なのです。(■)
簡単に言うと貴方の技量を発揮できるのはそこなのです。

中学校でやった音叉の実験では同じ周波数の音叉が使われましたが、
同じ周波数で無くてもたぶん共鳴させる事が出来ます。


▲ここでチョット倍音に付いて考えておきます。
音には倍音と呼ばれる倍音列が有ります。
例えばフルートの最低音をCを鳴らしエアーのスピードを上げて行くと
その上のCGCEGB・・と順番に鳴って行きます。
これはピアノでも実験可能である音を叩き注意深く聞くと、
その音に含まれている倍音を聞く事が出来ます。


●さて、どんな風に響かせるのかと言いますと、
ある意味で共鳴させると言う事なのですが・・・。
それは同じ周波数でなくても良い・・・と言う事なのです。



・・・・ああ!  そうそう!
どうして貴方の体が固有の周波数を持つのか疑問の方・・・へ。

簡単な実験で証明しましょう。

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良い子のじっけん

1.口を大きく「お」の形にしてほっぺをピンとはじいて下さい。
  音は出ましたか?

2.口の大きさを変えて下さい
  音程は変わりましたか?

3.口と同時に喉も広げてみてください。
  音程は更にどの様に変わりましたか?

4.3でやった様にしながら肺も広げてください。
  もう解ったでしょう・・・・あははは

貴方の体は共鳴できる容積に変化させる事は可能であるのです。
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貴方の体はバイオリンやギターと違い
その共鳴、共振する体積を自由に変化させることが出来る
すばらしい容器であると言うことなのです。
(実際はそれ以上の効果も期待できるのです・・ふふ)

変化させられない場合・・・
初心者に多い病状・・
音域が変化すると響く音と響かない音が混在するのです。
つまり特に高い音や低い音が鳴りが悪くなるのです。
(これはオカリーナ自体がその傾向が有るので最悪である)

超初心者の症状
風船を膨らます様な「生息」で全く響かない音に成っている。



この奏法で低音は音程を低く出すことが可能で、
響く事に依って大きく感じる音を出すことが出来る。
高音に付いても同様である・・・。




■さて、おまけです!

進んだ学習
ほっぺを指ではじいて
口腔内の音程を今から出すオカリーナの音程と同じに成るようにして、
その状態を維持してオカリーナの音を出してみてください。
なんか変わりますか????



■ みなさん 大谷でオカリーナを吹きませんか?

  今日のテーマである響かす事も 
  会場での響きが素晴らしいので
  簡単にクリアーできるかも?!

 あなたも、この素晴らしいイベントに参加してみては如何でしょう!

おがわオカリーナフェスティバル in 大谷
http://o-oca.hp.infoseek.co.jp/

  多くの人に宣伝してくださいね。


■ 頂いたメールから!!  今週は嬉しいメールを沢山頂きました。

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人生あと、時間に限りがありますので、出来るだけ うれしく、
楽しく、やさしく、穏やかに、さわやかに過ごせたらいいなあ〜〜って
願っております。そう うまくは行かないかも知れませんが・・(*^^*)

   ♪♪♪ だから・・・オカリーナなんです !!! ♪♪♪

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同感です、
私は積極的にそうした道を選びたいと思っています。

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