「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2005/04/27    第 212号
     






この所景色が大きく変化しています。
一体どこからこんなにたくさんの水が出てきたのでしょうか?
それは田んぼに水が入り水田に成り景色が変わってくるのです。
そう思っていたらもう田植えが終わった所も出てきました。

毎日見ていると整然と順番に水が田に入っています。
水利に付いて寄り合いが有りそれで決めているのでしょう?
たぶん昔は大切な水の配分に付いての争いも多く起きたのでしょう。
農業用水の確保とその水路の設計そして公平な配分などに付いて、
昔から多くの人が苦労してきたお陰なのでしょうね。

突然出来た大きな池でカモや白鷺がその羽を休めている傍を
通ると白鷺は最初に飛び立ちカモも半分ぐらいは逃げ出します。
しかし一部のカモはわが愛犬を全く無視して遊んでいます。
きっと・・・わが愛犬には「殺気」が無いのでしょうね・・。

・・・彼女の若い頃、前の林でカラスを追いかけたのですが、
バカにされたばかりか反対に攻撃されそうになった。
それがトラウマなのでしょうか???
大きなキジがいても知らん顔しているのだ!
歳のせいなのかなぁ??




          可能性の追求 2  



前回は楽器自体の改良と演奏法の改革に付いてお話しました。

まだまだいろんな事が出来ると思います。
フルートがキー(指でなく機械的にトーンホールを塞ぐ機構)を付けて
発展した様にオカリーナにも・・・と言うのは考えられますが、
低音を担当するオカリーナ以外にはその様なシステムは考えて欲しくないです。

トーンホールが大きすぎて指では塞げ無いとか、
位置が遠くて塞げない場合を除いて・・・・。

と言うのは今日の話題にも関係しますが指で押さえる事に意義が有るのです。
「可能性の追求」第二にあげた演奏法の改革ですが楽器の基本的な面と
音楽的な面が有りますが今日はその音楽的な面を
■「表現方法の改革」として言及したいと思います。


さて、上で述べた今日の話題に関係するとは一体どんな事なのでしょうか?

オカリーナは直接トーンホールを指で押さえます。
これは他の管楽器でも有る事なのですが、
その意味は他の管楽器等より大きい様な気がします。


その訳はオカリーナの原理にあると思います。


サイト内の「オカリーナの原理」参照して下さい。

==========チョット抜き出して来ました===========

ここで大切なのは・・・・波長(音程)を決めるのが笛の体積であるか
笛の長さであるかです。
オカリーナで大切な事は、全体の体積に対する開口部の大きさ
(面積の和)が、音程を決めるのに対して、
一般の笛は歌口からの長さが音程を決定する原因の大部分を占めます。

===============思い出しましたか?=========(これは私の著作です)

この事から指のトーンホールに対する影響は大きいのです。
(物理的な証明は出来ませんが経験からその様に言えます)



■何を言っているか解らない貴方へ・・・。
簡単に言うと「指の動きが音程の変化に影響する」と言う事で、
その影響の度合いは他の楽器より大きいと言うことです。

■もっと簡単に言うと・・・。
ゆっくり指を離すと
その動かした指の音から離した指使いの音まで連続で変化すると言うことです。

■つまり・・・。
「ファ」の人差し指を『超ゆっくり』動かすと「ソ」の音まで
切れ目無しに変わる・・・と言うことです・・・・・。



●オカリーナの最大の特徴●
であるこの特性を何故利用しなかったのでしょう?
欠点である事は長所でも有るのでしょう?


今までオカリーナは音程の変化を付けられない楽器として扱ってきた人が
殆どでした。

その証拠に演奏に於いてもニュアンスの無い真っ直ぐの音を
出す為に強い息で吹く人が殆どの様です。
演奏方法や演奏そのもの、
そして楽器にその傾向が現れているから良く解ると思います。

私の主張する演奏法の改革例は・・・。
「お」友達の会の200号記念?CDにあるカール・フィリップ・エマニエル・
バッハのソロソナタ1992年の演奏を聞けばそれが良く解ると思います。
(もちろん、他の演奏でも良く解りますからサイトでお聞き下さい)

つまり、ポルタメントおよびグリッサンドをレガートの究極の形として
利用しているのです。

(ポルタメントやグリッサンドそれにグリッサンドに付いては
 インデックスの下にある音楽辞典や音楽用語の検索をご利用下さい)

れらの技法は音楽の動きを具体的に表現する手段として非常に有効ですが、
それ自体だけで無く、普通の息のコントロールと「小川式持ち方」を利用
した「小川式コントロール」と共に併用されるのです。

これは「楽器自体の改革」と持ち方等の「演奏法の改革」それに
「表現方法の改革」と言えるのでは無いでしょうか?


《フルートの人は関係ないと思ったら大間違いなのです。
 フルートにもその様な奏法が有ります。
 もちろん、リングキーの楽器だけでなくカバードの楽器でも・・。
 自然に使う人もいますが大抵のプロは意識して使っているのです。
 もし貴方がその奏法が出来なくても、
 貴方の先生に言えば目の前で実際に演奏して説明してくれるはずです》


音楽家の常識である
その他の錯覚を利用した音楽の表現方法を利用すれば、
表現の幅が少ないオカリーナに於いても
味付けを微妙に変えた演奏・・・
つまり、かなりの表現の幅が広がるハズなのです。


   ここの所が聞きたいのでしょうが、
   そんなに簡単に手の内をさらけ出す訳にはいきません
   ふふふ・・・・。

   それに、あなた自身がそれを必要とする
   音楽的な所に居れば教わらなくても絶対に使うのです。



蛇足
簡単な会得法を一言で言うなら・・・。
易しそうなフレーズを真似する事です。





おがわオカリーナフェスティバル in 大谷
http://o-oca.hp.infoseek.co.jp/

遠く山梨、東京、千葉・・・。

フルート、篠笛、太鼓、電子楽器???  
・・・・等々  面白そうになって来ましたよ!!

お客さんに関係なく演奏を快く楽しむ・・

「演奏快」ですよ。

■ 次回は連休中ですね・・・
たぶん お休み・・・休刊にします。

物凄く暇だったら書きます・・・あははははは!!!

Copyright (C)All Rights Reserved. --  mail