「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2005/05/20    第 214号
     





犬用サングラスがスヌーピーのゴーグルの様で
なかなか可愛くて見る人には評判が良い!
散歩しているとヤクルトのお姉さん?や農家のおばさん。
みんなビックリしてニコニコ笑う!
これは素晴らしい事である・・・・・が!

どうも本人はかなり嫌らしいのだ!
ジャドーボクシングの様に両前足を繰り出したり、
草むらに頭をこすり付けて取ろうとしたり、
最後の手段は頭を思いっきり降るのだ。
折角、専門店で2千円も出して買ったのに、
いや金額の問題では無く彼女の目の問題なのである。
なにしろ白内障が進んで更に見えなく成るといけないと思い、
これから紫外線が強く成るのでその対策なのだ!

なぜなら、本来大きな目がクリクリしてかわいい顔をしているのに、
近眼の人の様に目を細めて歩いているのだ。
インターネットのお陰で犬用のサングラスが有ることが解り
スヌーピーがしていたゴーグルみたいなので
きっと「面白い!」 いや 「かわいい」 ちがう!
愛犬の目に良いだろうと思い買ったのだ。
数日で慣れてきたが、
それでも時々嫌がるので良く観察したら、
ずれたり自分の長い毛で見えなく成ることが有るのが解った。
これでだいぶシャドーボクシングの回数が減ったのだ。

散歩から帰るとオカリーナ工房の机の脇で
軽いイビキをかいて寝ている・・・・。
理解の無い飼い主のお陰で変な格好をさせられ、
見えないからゴーグルをずらそうとして怒られる。
散歩も疲れるチョットかわいそうな愛犬なのです。

先週見なかった方、新しく入会された方・・・愛犬の写真
( http://f29.aaa.livedoor.jp/~hzbach/jn/joyful.cgi )





          何を教えるの  



つい最近知ったのですが、
作り始めてから十年ぐらいの方が
オカリーナを三十数万円で売っているらしいです。

もちろん作り始めてからの年数ではそのレベルは解らないのですが・・。
そんな素敵な楽器が有るならいつか吹いてみたい・・・。
そして本当に価値が有るなら買うでしょうね。
今は自分で作った物で満足ですから必要性は感じませんが・・・あははは

私のオカリーナ販売ストーリー?を言うと・・・。

最初はあるデパートにそそのかされ、
軽い気持ちでデパートに50個ほど売ってしまった。
その後に、自分の楽器はまだ完成されていないと後悔し
売る事をやめてしまった。
しかし、教えている生徒に
「ホームページであれだけの事を書いているのに・・・」と言われて。
「成るほど」と思い生徒さんだけにお分けする事に・・。
オカリーナの値段を決めたのはそれを買いたいと言った生徒さんでした。
当時、
その値段は売っている物の中で最高だったのでチョット気が引けたが、
今ではその値段以上でつまらない楽器を売っているので大威張り?
ご心配なく40万円にするなんて言いません。
当分現状のままですから・・・あはは


・・・・いきなり表題と全く関係の無い話に成ってしまいました。

さて、本題は・・。

「何を教えるの」 でした・・・ははは。


なんでこんな題を選んだのかと言うと、
▲教える事に悩める子羊が居るからなんです。 

真面目なんですよ、だから悩む・・・。
世の中では何の疑問も感じないで
無神経に先生している人が多いのに・・・。



先生・・と言う言葉は 
自分より先に生まれた人・・・と言うこと?
中国では男子を呼ぶ時の敬称らしい。
たいした意味は無い様である。

人より先に生まれて(この場合その世界に入って・・も入るのか?)
少し右左が解ったらもう先生に成れるのだ。
何を隠そう私もフルートを習って一年ぐらいで
もう二人弟子が居た・・はは   (高校二年です)
これは相手に乞われたとは言え、言語道断である。

当時、私の住む市でフルートを教えている人はトランペット??の人と
フルートを習った事がある中学校の先生しか居ませんでした。
そんな折、
ワザワザ特急に乗り大都市まで習いに行った私は多分異常な人です。

そんな異常な人の所に隣の高校の人と地元の国立大学の2年の人が
習いに来てしまいました。
素人の私は何も考えないで教えてしまったのです。

もう時効ですし、
都合の良い事に何を教えたのか全く覚えていません。

きっと 持ち方 吹き方 指使い 呼吸法 譜面の読み方 位でしょうね。

それで十分だって?? とんでもない!!
単に知っている事を相手に伝えただけ非常に簡単です、
間違った事を伝えなければ良いと言うわけでは有りません。
安易、軽率、後悔、・・・。

ただ、相手は喜んでいたが・・。



オカリーナ界は伝統が無いので、
今何も形が出来ていません。
様式も滅茶苦茶です。

いろんな人がオカリーナを教えています。
大手の楽器会社でもフルートの講師に
一日講習を受け簡単な曲を吹いて講師として認定する・・。
なんて事をしています。
テキストを見ると大笑いの事も書いて有ります。

優秀な先生が教えると言いながら
「貴方も先生になれる」なんて言う所も有るとか・・。

もっとヒドイのは丸っきりの素人が教えているのです。
その人たちが何を教わっているのか・・・それは考えるのも怖い!
もちろんそこで教わっている人が楽しければ、
それで半分ぐらいは許せますが・・後の半分はどうするのでしょう?


以前にも教える事に付いて書きました。
先生の役目の半分は、
楽器の習得は勉強と違い実習である事を自覚させ
生徒にあくまで自分の足でしか進めない事を理解させる。
一番大切なことは・・。

■生徒がこの先どうしたら良いか判断する事だと思っています。

生徒の現状を認識してそれに対してどう対処するか。
対症療法か原因療法か・・精神科・・外科・・・etc



素人の先生が一生懸命教える・・・・

持ち方 吹き方 指使い 呼吸法 譜面の読み方 
は単なる方法で音楽を知らなければ何の意味も有りません。
つまり、知っている事をいくら正確に教えてもその
使い方を教えられなければ意味が無いと言うことです。
あたしが高校生の時教えたように・・・。


本物の楽器の先生はそれらを使って、
その人のレベルでどんな音楽を実行させるかを判断します。
音符一つにも音楽が有ります。
その音の持っている意味があります。
音楽の中の精神的な心の動き、音楽としての物理的な動き..etc


■楽器の先生なんだから教えるのは音楽なんですよ。

音楽を教えられない場合、
生徒がいくら幸せを感じ喜んでも先生では有りません。
その楽器で音楽を教えられない場合、先生の資格は無いのです。


だから私は・・・生徒が幸せを感じられる先生になりたい。
そしたらきっと自分も幸せを感じられるかも?!





   おがわオカリーナフェスティバル in 大谷
    http://o-oca.hp.infoseek.co.jp/

     プログラムも大体決まりました。

     (上のURLからご覧に慣れます)

   諸般の事情で参加できなかった方も、
   是非当日遊びに来て見てください。


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