お知らせ  


小川オカリーナ講習会  ** 秋の合宿2001 in 大田原 **

オカリーナで音楽を・・♪
はじめての方も、そうでない方も、
オカリーナの魅力を再発見できるかもしれませんよ♪
合宿の申込みの締めきりまで、あと1週間となりました。
ご希望の方、9月5日の締めきりに間に合うように、
お申込みください。



♪企画・取まとめ:小川オカリーナ教室 宮田





     
        kenさんのよがり笛2 2001/08/31 第 25号
     






昨日は調子が悪かったです。
気温の変化が大きく体がついて行かなく風邪気味であった・・・。
と言うより・・・単に、寝相が悪く風邪をひいたのでしょう・・・ははは

ここ宇都宮は、昼の気温は東京と殆ど同じですが、
夜の気温はずーーと下がるのです。

皆様もお気をつけ下さい。
もちろん寝相ではなく、気温の変化に・・・


前回、「よがり笛 2 第 24号」で

【コーラスのおばさんのきれいな音(声?)が気持ち悪く感じる】

と書いたら、コーラスをやっている人からクレームが来ました。

何事も反応が有ることは嬉しいことですから、
何回かお返事を差し上げました。


以下   お手紙の一部 良い所を参照・・・ははは
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小川さんのやりとりの中で私が学んだ事は
「まず最初に音楽を感じることなのです。」です。
しっかり心に留めておきます。
今迄合唱をやって来てそれを言葉にして
言って下さった指導者はいませんでした。
まず発声、発音。ハーモニーが第一。
その後言葉の意味を理解という順です。

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良い声が先では無いことが解って頂いた様でうれしいのですが、
それは声楽だけではなくピアノや他の楽器にも当てはまる事を
皆さんも覚えておいてくださいね。

ちょっと この方は 前回の主題とずれが生じていますが、
それは良いことにして・・はは





          録音  




始めてフルートのレコードを聞いたのは、
確かランパルのレコードだったと思います。
(残念ながら当時CDと言うものは無かった)

なぜランパルのレコードが有ったのか解りませんが、
一曲だけ覚えている。それはアルビノーニのアダージオ・・
それを聞いて感激した覚えがあります。

自分のお小遣いで最初に買ったのは、
日本で録音されたジュリアスベーカーのリサイタルのレコードでした。
そのレコードの中に収録されているプーランクのソナタの楽譜を見つけた時、
「これだー」と思い、何も考えずに買ってしまったが、
やっぱり重大なミスを犯してしまった・・・

帰りの電車賃が無くなってしまったのであった。

今と違い売っている場所は限定され、しかも、一度店から無くなると
再び何時入荷するかは見当が付かなく、早くても船便で3ヶ月後であり
手に入れるのが大変だったのです。

恥ずかしかったが、事情を話し、楽譜を返品するが
一週間後にレッスンで来るから取っておいて欲しいと
名古屋の日本楽器の楽譜売り場の紳士に頼んだら・・・

なんと、知らない人なのに電車賃を貸してくれた!!

先生の名前を聞かれたから、それで貸してくれたのだろう・・。
その楽譜の値段は今も覚えている・・・1110円であった。
電車賃は覚えていないがたしか・・・120円かその倍であったか?
岐阜市内の電車が15円・・・確かバスが25円であったか???

(おっと・・・おかしいな たしか私は35歳なのだ・・・???)

プーランクの楽譜の値段は未だにそれぐらいしているので、
当時・・ずいぶん高いものであった。


話がそれてしまった・・・・ははは



自分でラジオやテレビから録音したものとしては、
吉田雅夫先生のドップラー作曲ハンガリー田園幻想曲や
モーツアルトのコンチェルトD-Dur、それに、
N響の演奏やベルリンフィルの来日公演など・・・。

この時代に聞いていたのは音色だったのかそれとも音楽だったのか?
もちろん、どちらかが100%と言うことはあり得ないでしょうが、

ボロのラジオやテレビの再生している音色から
本当の音色が想像できたのだろうか??

しかし・・・
《音楽的に満足できる内容なので再生の音色が不充分でも鑑賞に耐えた》
のでしょう。

この事は物凄い啓示を含んでいるのです。

それは、前回クレームを付けた合唱の方や、
オーディオマニアの方などにも考えて欲しい大切な事なのです。
(今度はオーディオマニアからクレームが・・はは)


当時録音したテープは私の勉強用で、学生時代にその役目を終え、
現在、我が家の屋根裏部屋に収納され、ずーっとそのままになっている。
老いぼれたら、再びそれを引っ張り出して来て、そのひどい音を聞きながら、
音と共に出て来るであろう自分の青春時代の思いの断片を回想し
残された時間を懐かしく過ごすのも一興かと思っている。

《録音された音と共に自分の心の中に記録されている・・何かが》



ちょっと、また脱線だ・・・元に戻します・・・ははは
すぐに横道に行くのだ・・。


そのボロテープの録音によって得られた音楽経験は物凄いもので、
その頃聞いたベートーベンのシンホニーのリズム・テンポやディーナミーク
そしてフルートのソロの音色や音楽・・・

《それらがいまだに私自身に影響を与えているのです》

その受けた影響は、
その自分の覚えた音楽以外を否定しまうほどなのです。
(自分の知っているベートーベン以外は認められなく思ったりする)
その様な音楽と言うものを自分の中に有る音楽以外認めない、いや、
認められない人は意外に多いのです。

幸いに私は、初期にそんな症状が有りましたが、
すばらしい師匠や優秀な友人に巡り合い、
そんなことも無くなり、音楽の本質を見られるつもりで居る・・はは

・・・とは言え、
その後いろんな録音を聞く様に成りましたが、
最初の様な純粋な感激を持って聞くことは余り無くなってしまいました。

つまり・・・
《本当に真っ白なキャンバスのような状態には戻れない》


最初に影響を与えるもの

《親の趣向や始めて付くレッスンの先生、それに生活環境》

は本当に大切なのです。





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kenさんの啓示板 は以下のような記載でしたが・・・




『フォーレのレクイエムのCDにも譜面が落ちる音(?多分)が入っている物
がありました。フルートのCDも残響が綺麗に響く物よりも息の音や、風の音
が入っている物の方が現実感があって良いですね。綺麗過ぎるのは・・きっと
修正してあるのでしょう・・はは』

書き始めたら上記のような内容に成りました・・・ははは
ものすごい脱線だぁ



♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪今日の音楽史♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

1824年9月4日 アントン・ブルックナー ANTON BRUCKNER は誕生しました。

フルート的にはそれほど魅力を感じないのですが・・・、
熱烈なファンが存在します。

その作品は宗教的に裏付けされた11の交響曲を誕生させています。
19世紀半の後期ロマン派ですが苦労して音楽を勉強して教員生活をしながら、
勉強しましたが作品を書き始めたのも遅く(39歳)時代の流れにも乗れません
でしたが、死の四年前、第8交響曲で認められた。

その作品はいくつかの版が有りいろんな解釈が有る所など・・
ますますマニアックで有ると思うのは私の偏見か・・・ははは

金管楽器の人はその響きに・・・。

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