kenさんのよがり笛2 2001/09/07 第 26号
     




今回も数名の方々がこの「kenさんのよがり笛 2 」の
読者として購読を決意!!された様です・・・ふふふ。

何でそんな事を・・・と言うと、
いつもより増える数が多いのです・・・?
素直にうれしいですね。

始めての方は「何事も期待しない貴方へ」と
募集の所に書いてあったのを思い出してくださいね。
何事も期待すると裏切られますが、
期待しなければ損した気にはならない・・・、
ひょっとしたら、得した気に成るかもしれないでしょう・・ははは。


また、ある方曰く、
購読するのは良いが40kにも及ぶ宣伝が送られてくるのが嫌だと・・。
私もそう思います。
しかし、あれが無いと一気に読者が集まらないのですよ。
ただ、これから発行する人は時期を考えてくださいね。
私が発行したときは何故か発行を開始する人の数が多かったので、
ぜんぜん目立たなかったと言われました。
これも、日ごろの行ないが・・・

でも、毎週少しずつでも読者が増えているので、
このぶんで行けば小泉メールマガジンに追いつくのも時間の問題???


さて・・いよいよ9月になってしまいました。
なんか、やり残したまま9月に成ってしまったと言う、
変な脅迫概念が心の片隅でくすぶっている。
これは・・このまま鎮火するのか?
でも、そのやり残したものは一体なんだったのでしょう?
自分自身に問いかけるのが先か?

さて・・今回は??




          誰でも作れるの? 




創刊号で・・・今から26週前に「制作中の音は」の中で

「作っている時の音は完成品より良い」とお話しましたね。
そして、
「始めて作った笛が音を出した時!今まで味わった事の無い喜び」
が味わえる。とも・・・。

そんな感激を味わってみたいと思い、作ろうと思ったが、
どこから手をつけて良いのか・・

と言う、酔狂で、物好きで、一寸めんどくさがりやの、
とっても素晴らしい人の為にイントロダクションを・・・。


おっと!忘れていました。
その前に、
貴方がオカリーナを吹ける事を前提としますが、

おもちゃとしてのオカリナを作るには、
特に吹けなくても問題ありません。

(私のホームページでは
オカリナ・・・・・をおもちゃ
オカリーナ・・・・を楽器
として言葉を区別して取り扱っています)

また、同時進行で演奏と制作をやってみたいと言う人もOKです。
ただし良い楽器を作るためには優れた演奏能力が必要です。

もし貴方が、子供の頃から工作が好きだとしても・・・
部品が全部そろっているプラモデル等を作たのでは有りませんか?
工具も材料も模型店に行けば何でも手に入るという工作・・。
そう言った安易でマニュアルが有る物しか作ったことの無いとすると、
オカリーナ作りは、それよりもっと楽しいことに成るのです。

幸いなことにオカリーナ作りと言う趣味はきわめて少数派で有ります。
だから、その専門の工具を売りに出しても全く儲けには成りません。
従って、オカリーナ作りの問題点でも有りますが、何でも自分で作り
集めなくては成らないのです。

今から10数年前、
オカリーナ作りを教える為にエアーウエイ用のツゲへらの
図面を書いてメーカーに製作を依頼したことがあります。
・・なぜか再び注文する事は無かったのです。
それは、
そのエアーウエイ用のツゲへらの値段がべらぼうに高かった事では無く、
皆さんの工夫する楽しみを奪ってしまうことに気が付きやめたのです。

この様に、
すべての工具や冶具は自分成りの工夫や研究成果が反映しており、
他人の工具などを見るとどの様に考えているか、
またその人がどれだけの作品を作ることが出きるかを
予見することが出来ます。

つまり工具や冶具を自分で工夫するのもオカリーナの制作の一部なのです。

一体その工具はどんな物だか見てみたいでしょう?

私のページを参考にしてください。
インターネットに接続し、下の http の所をクリックしてください

「オカリーナの製作 基礎」に写真があります。


訳の解らない変な道具類が並んでいますね。
・・・おっと
ここに有るような道具を全部揃え様と思わないで下さい。
簡単に出来る道具を皆さんにそっとお教えいたします。

*********************************
必要なもの:::::
カッターナイフ・焼き鳥の串・マックシェイクのストロー(太いやつ)
・割り箸・タオル・ビニール袋・新聞紙・ぜームピン・釣り糸

これで出来ます・・・??
いや間違い・・・・あと粘土がいります。
(粘土は陶芸用の一番良く手に入る 信楽の水簸「スイヒ」 色は白)
*********************************

上記のページを見て
ここに書き出した、焼き鳥の串などのアイテムが
私のページの工具のどれに相当するかを考えてください。
つまり上に書いた簡単な道具の発展形がウエッブサイトに展示してある
道具なのです
(が・・もちろん公開していない道具は有りますよ・・ふふふ)
解りましたか?・・・道具類はすぐに手に入るものですよね。

それでは作ってみるぞぉ・・・と言う人

ちょっと待ってください。

原理を少し・・・・・。

だいぶ前に このまぐまぐ「kenさんのよがり笛 2」
でコーラのビンで実験をしていただきましたね。

(あの件でコカコーラボトリングより表彰を受けるかと思っていたのですが、
その様な連絡は全く無く、多いに期待していた私は深く傷ついていたのです。
・・・うそでーーす)

それが、音が出る原理です。
そのことを考えながら上記の「オカリーナの製作 基礎」を何回もご覧に
なって頂くと・・・

ホラ、なんか作れそうな気がしてきたでしょう?

オカリーナは絶対に作れますよ。

その内にたくさん出来すぎて・・・困るでしょう ははは。

貴方の作った笛が素敵な音を出したら・・・
(吹き過ぎないで下さいね、素焼きをしないと溶けます)

是非、作品を送ってください。
ホームページの「大展覧会」にコメントと共に掲示します。
もちろん素焼きをして差し上げます。

先ほどの「オカリーナの製作 基礎」で作った人形は
前のページの一番下に載っていますよ。 
もし作品が出来ましたらメールしてください。
住所等をお知らせいたします。


============================

ちょっとお読みくださいね。

簡単に楽しく作って良いのですよ。
でも、もし貴方が少しぐらい上手に作れたとしても
貴方が安易に他の人に教える事は反対ですよ。
もし教えるとしたら以下の事を強調して欲しいのです。

表面に現れなくても本当は陶芸技術ではなく
ちゃんとした音楽的な知識や演奏能力が必要になるのです。
自分で楽しみに作る事と人に教える事は違うはずですから・・。

今まで教えた人の中でも無知がゆえの自身過剰?
そんな人が多く心を痛めているのです。

単に作る事を広めたり、
作ったものをばら撒くのでは無く
オカリーナを作ると言う事は音楽する為の楽器を作る事で、
・・その為の心が必要であると言う事を知って欲しいのです。
つまり・・・

【オカリーナを作ることも音楽をすることなのです】


陶芸家でしたらオカリーナのオブジェを造ることは簡単なのです、
しかし、多くの賢明な陶芸家は作りません・・。
何故なら楽器としてのオカリーナを
簡単には作れないのを知っているからです。

我慢して読んで頂きありがとう御座いました。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪今日の音楽史♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

アントニーン・ドヴォルザーク  Antonin Dvorak
(1841/9/8〜1904/5/1)

明日が誕生日ですよね。

みんなが知っている曲は「新世界」ですね。懐かしい曲です。
強烈に覚えているのは中学校の給食の時間に校内放送で毎日聞いていました。
(音楽をこう言った場面で継続して使うとパブロフの犬の様に・・・)

その後、高校二年の時から何故か勉強に通っていたXX大学のオーケストラで
吹きました。二番フルートでしたがずいぶん絞られた思い出があります。
(演奏会の時プログラムには大学一年として名前が出ていた・・本当だよ)

なんと、この曲は二番フルートなのにソロがあるんですよ。
それがうれしくって・・・ふふふ
良く考えてみればこれが初ソロ?? ですね。

ちょっと音楽史的に書くとボヘミア国民楽派で
マニアックに発音するとドヴォルジャークらしい・・。

更にマニアックな話しでは・・・病的な鉄道「おたく」であった。
(誰かの旦那さんと同じだ・・・はは これは 私的な話し)

「スラヴ舞曲第一集」で世に出るきっかけを作り、
アメリカに渡り交響曲第9番「新世界より」、弦楽四重奏曲第12番
「アメリカ」等を作曲する。


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