「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2006/05/12    第 260号
        





連休も終わり皆様は通常の仕事に戻られたと思います。
愛犬の散歩は天気の悪い事もあり中々のんびりとは行けません。
用を済ませるとさっさと帰る事が多くなって残念です。

それにも係わらず、我が愛犬は最近調子が良さそうです。
以前からどんな食べ物が具合が良いか色々試してましたが、
今回はドッグフードを取り替えて見ましたがこれが中々良さそう!
某メーカーの11歳以上用なる物を通常のごはんに混ぜています。

医食同源とは言うものの犬も同じなのですね。
私も今日は・・「大脳活性」おばあちゃんの卯の花揚げ
カリカリかりんとう(今日は黒砂糖味)・・・で御座います!
某道の駅に一つだけ発見!! 即購入です!!

材料は小麦粉とおから(大豆)・・・ ?!
大豆が大脳活性に良いとは書いてはいませんが、
噛む事によって大脳の働きがよくなると書いています。
(大豆・・おからは関係ないのかなぁ?)
信ずる者は救われるかも?!

とにかく美味しいから良いかぁ! ・・あはは




         低 音  




フルートもオカリーナも低音は難しい!

音が良く出ないから、
フルートの初心者はアパチュアーを広げ太い空気をだす!
初心者独特の低音の音色!  
これを出せば初心者丸出しで中々味わいのある音に成ります・・
あははは!

オカリーナの初心者はただ弱く吹く!・・・そんな人はまだマシで!
無神経に吹きまくりとんでもない音を出し・・「音が出ない!!」
と楽器のせいにしたりするんです。

やっと音が出たとしても音量が無いとか音程が悪いとか色々難癖を付ける!
昔、ある大学の教授が自分の奏法に合わなければ文句を言っていた・・。
・・人は皆そんな傾向が有るのかも!?

専門の人でさえそうなんだから・・、
ましてや何も知らないちょっと出来る気がしている素人にいったっては
何を言い出すか解らなく、本当に恐ろしいのであります。 


当然、
出せない人は何らかの欠陥を持っているからなのです。

今日はそんな問題を少し考えましょう。


貴方の楽器が本当に低音が出ないか?
それは、ちゃんとふける人に判断してらうしか有りません。
でも、ちゃんとふける人を探すのは練習するより難しいかも?!



●フルートやオカリーナに共通の注意点(空気の使い方??)

肺を広げてパスカルの原理の様に口の中、喉、肺のエアーバッグに
均一に圧力が掛かっていますか?
(以前に「にらめっこ」の様に、と表現した事が有ります)

パスカルの原理では均一に圧力が掛かる筈なのですが、


肺を広げないでお腹に力を入れ、
それを喉で堰き止め口の中を狭くして吹く人。
・・・そんな人はいないでしょう? ・・いいえ いるのです。
狭い肺の中 喉 口の中 は分けない様に全部同じ圧力で無いとイケマセン!
(バッグを分断して不均一な圧力を掛ける・・
 その様な吹き方をしている人が本当に居ます)

その、口の中、喉、肺のエアーバッグの合計容積は、
これから出そうとする音に共振する容積である必要が有ります。
(この事は、いままで何回も言っています!それは、マリンバの共鳴用の
 パイプの様な機能を持ち、容積の共振周波数は瞬時に変える事が人間には
 出来るのです。そうですね、口笛を吹く時に誰でもしていることです)

特に低音で豊かな音にする為にはこの奏法を使う必要が有ります。
そうすればチョット高い音程も低い方に引っ張る事が出来るのです。
・・という事は。
息を少し多く出し少し大きな音にしても、
音程が高く成らない様にコントロールする事も出来る・・という事なのです。


たったこれだけの事なのですがそれでも出来ない人が多い!
目の前でそれを実践してもらわないと理解できない人が多いでしょう。
たとえ私のその奏法を目の前で見ても、
すぐに真似をすることは難しいですが、これを何回も読むより早いでしょうね。
この説明だけで出来る人はフルート又は他の楽器を十分にやった人でしょう。

そう!無理やり理由をつけ、なんかの機会に是非おいで下さい。
「楽書き帳」に何時も書き込み頂いている方でしたら、
各地のお土産だけでレッスンいたします。

もちろん「お」カリーナをお持ちの方に限りますが・・・・あははは



さて、理屈はそんな所ですが、
「それでも音は出ないのですぅ」という方!
多分、持ち方や指に問題が有る場合が多いのです。
そんな方が抱えている問題を解決しましょう。



まず、楽器の持ち方を!!

貴方の手首がどうなっているか観察して下さい。

体と楽器それに顔の向きがどうなっていますか?

指の形 (伸びきっていませんか?)

指に力が入っていませんか?(指先の色が白くなっていませんか?)

以上を注意して上の「ド」の音からロングトーンをしながら一音ずつ
降りてきてください。

押さえるのが大変な時は、持ち方に問題が有る場合が多いのです。

音程は正確に出ましたか?
正確に音が出ればホールはちゃんと塞げているという事です。



ちゃんと塞げない時(音程が悪い時)に注意するの事は、
指に力を入れずに指の腹でホールを確実に押さえるのを感じる事です。


その時の指の形に注意して下さい。(まっすぐ伸びていては駄目です)


それが出来たとして次に行きます。
私のオカリーナは「ファ」と「ミ」の所がダブルホールに成っています。
ダブルホールの所の指は二つ目のホールを押さえる時に指を伸ばす様に
します。という事は普通に押さえている時に伸びている人や指に力が
入っている人は演奏が難しいという事です。

良く有る皆さんの欠点として例えば
「ド」から「シ」に下降する時に指が一度楽器から離れる事が多いです。
当然、その二つの音の間に関係ない音が入りますが何故か気に成らない方が
多いのは不思議ですね。

この場合中指は二つ目のホールに向って滑らして押さえます。
貴方がもし中指に力を入れていた場合滑らせる事は難しくなりますよね。

力を抜いて「ド」「シ」をゆっくり繰り返してください。

普段そんな練習をしたことが無い人は
それ以外の指にも物凄い力が入っている事に気が付くでしょう。
冷静に考えればそんな事で指が動く筈が有りませんね!!

これを読んでいる貴方!

マウスの上で人差し指と中指だけを動かす練習をして下さい。
簡単でしょう!

でも楽器を持ったら簡単に出来るかなぁ?


「考えないで上手く成るのは天才だけですが、
 たぶん天才は貴方より・・・・」



いま、ある新書を読んでいます。
これが今まで自分の考えていた事を見事に言ってくれ非常に気持ちがいい!
紹介したいのですがまだ半分しか読んでいない・・・ので・・・。
いいや! 言ってしまおう。
昨年の11月初版 藤原雅彦さんの「国家の品格」なる本です。
現在すでに25版らしいです。

 おがわオカリーナフェスティバル in 大谷 2006
    http://o-oca.hp.infoseek.co.jp/

日時 2006年6月3日(土) 10:00〜16:00

場所 大谷資料館地下採掘場跡 


参加申し込みは締め切りに成った様ですが、どうしても演奏したい方は
特別に枠を設けます。(出演者が少ないわけでは有りませんよ)
係りの方には私が無理を言います・・・あはは

お聞きになりたい方は 申し込みは要りません。
当日会場においで下さい。大谷資料館の入館料は600円です。
上のURLにて情報をお調べ下さい。

     
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          2006/05/12    第 260号
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