「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2006/08/25    第 274号
        






オカリーナ工房も狭くなってしまった。
居候の「ゴン」のベッドが「モモ」も横に加わった為だ!
居間から工房に降りる為に靴を履いていると、
ベッドが近くに有る「モモ」が私の足をいつも舐めるのだ、
これは自分を庭に出して欲しいと言う要求なのだが、
「ゴン」は力関係をなにげに見て学習している。

私が椅子に乗ったまま動かし粘土用の雑巾を水道の所に洗いに行く。
その椅子は土間のコンクリートの上に寝そべっているゴンに当たる!
寝そべってウトウトしている所に椅子が動いてくると、そりゃー大騒ぎ!!
寝ている方が悪いのか勢い良く椅子を動かした方が悪いのか?
さすがに最近は学習したらしく、
その気配を察すると自分でコンクリートからベッドに移動する。
知らん顔をしていてもベッドを指差し「おうち」と言うと、
いやいや移動し、私が粘土で使う雑巾を洗ってはねる水を嫌そうに見ている。

さすがに以前のわがままでマイペースの性格は収まって来たようだ。
食べ物もガツガツ食べなく成ったおがけでちょっと体も引き締まってきた。
後の課題は「モモ」の様にリードをはずして庭で1人遊びができるか・・。
「モモ」は庭に出してやると柵の中だけで遊んでいる。
勝手にパトロールをして飽きると中に入れて欲しいと無言で訴える。
控えめで謙虚である!?

対照的な「ゴン」はすぐに大騒ぎをする。
猫などを見つけたりして夢中に成ると
そのジャンプ力で柵を飛び越し何処に行くか解らない!
預かっている犬なので居なく成ると困った事に成るのだ。
庭で一人で遊べるように成ると
この工房も私が広く使えて便利に成るだろうに・・・。





            響  




私達は少しでも良い音を求めて日夜練習に励んでおり、
その簡単な実現方法として良い楽器を購入する事が多いのです。

やっとの思いで良い楽器を手に入れてその良い音を実感するのは30分程?

その後、
何故か・・今まで出していた自分の音に成っていってしまうのです。

冷静に分析すると、
その音はやはり手に入れた新しい楽器の音では有りますが、
自分自身が持っている音が、
手に入れた楽器の微妙な音色を塗り潰してしまっているのかも?

いくら音色が変わったとしても演奏しているのは貴方ですから、
当然出て来るのは貴方の音楽ですよね。
だから、名演奏家と同じ楽器を使ったからと言って
同じ音楽が出来るなんて事は全く無いと言う事は「明白の理」であります。


『よく解らんが・・・楽器を変えても駄目なのか・・・』と、



・・・ 勘違いしないで下さい。

『楽器を変えても良い音は出ませんが、
 楽器を変えないと良い音は出ないのです』

・・・わかるかなぁ?

もう一つ・・・。

『良い音が出ない楽器でいくら練習しても無駄ですが、
 良い音が出る楽器で練習すると良い音が出る可能性がある』



さて、ここまでは理解したとして
問題は如何にして良い音を出すかですよね。


「フルートオカリーナ館」には『響かせる』と書いて有ります。

「あなた自身で響かせればよいのです」  簡単でしょう?!

貴方の体は楽器の共鳴体と成り貴方固有の響きを作ります。
単純に言うと人はそれぞれ骨格や体型が違いますので、
その違いにより音色の変化が有り得ると言う事です。

もちろん共鳴のさせ方のテクニックには奥深いものが有り、
上記の固有の響きを上回る響きを得る事も可能なのです。


その為に一般には
「あくびの様にのどを開いて・・」吹いて下さいと言います。
しかし、
これは感覚的な表現ですから個人によって異なるかもしれません。
また、
鼻腔、口腔、喉、肺 等を一つに感じ
持ち方など全てをコントロールするのですが、
これを言葉で説明するのは至難の業です。

実際に私の演奏を目の前でご覧に成り、
その時受けた印象を実際に真似してみるのが一番早いかと思います。
貴方がその実際に出来、理解したとしても、
家に帰ってやってみるとまた出来なく成ってしまうのが普通なのです。

「喉を広くするとかあくびの様にと覚えては駄目です」
もちろんアドバイスする時はそんな風に言いますが、
掴んで欲しいのはあくびの仕方では無く

「音です」音色がどの様に変わったか・・・。
その時説明を受けた体の部分がどの様に変化したか・・
それを音を通してイメージして欲しいのです。

注意された言葉のみで覚えると・・
別の動きに成ってしまうかもしれません。

「私が音を響かせている時の音のイメージを・・・」

そうです、家でそれを思い出して吹いてみて下さい。



いつも同じ様に吹けていたオカリーナだが
今日は良い音がしない・・。

もし貴方がそう感じたら

『おめでとう!』

貴方の感覚は一歩進んだ事と成ります。

暫くすると貴方は自分の音に対して更に不満が出て来るのです。
それが進歩の始まり・・・。



何処を変えれば響かせると言う事ではありません。
「体全体での響きなのです』
ですから、吹く為の動作全てが係わってきます。


一番肝心なのは

『貴方の心の中にその出したい音が響いていますか?』




「あのう・・・」
「これはオカリーナの話ですかそれともフルートの話ですか?」

【これは、どの管楽器にも共通の話なのですよ】



■ ある方が楽書き帳にこんな諺を書かれました。

「三年学ばんより三年師を選べ」全く同感です!
 実感です・・私もどれだけ遠回りした事か・・・。

また、同じ様な諺に

「千日の勧学より一日の学匠」も有りますね!
(独学で千日勉強するよりも、良い先生に一日つくほうが良い)

私は師との出会いは運命であると思っています。
たまたま近所で習ったピアノの先生が素晴らしい先生で有ったなら
幸せでしょうが、まずそんな事は有りません。
「近くの優しい先生より遠くの恐い先生」
「近くの月謝の安い先生より遠くの月謝の高い先生」の方が
良い先生で有る確率は高いかも・・・ちがうなぁ・。

やっぱり「出会いは運命」でしょう・・・あははは

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