お変わり御座いませんか?

お昼ごろ車で走っていたら、
日当たりの良いところで数人の老人が立っていました。
一瞬何をしているのかと思いましたが。。。、
「日向ぼっこ」でしょうね
・・・最近見ない光景です。


サイトのインデックスに今日の「よがり笛」と今日の「楽 譜」をランダムに
表示させる事にしました。今までは「よがり笛」を指定した期日に表示させて
いましたが、これからは楽譜と共に倉庫の中のどれかが表示されます。
なおアマチュアの方は楽譜をご自由にお使い頂けますが、
演奏会などで使用する時は連絡して頂けると嬉しいです。


                     おがわけんじ
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  「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2007/01/26    第 294号
        





高層にある筋雲に夕日が当たり、
昼間の神から夜の神にバトンタッチされている時間だ、
この時はどちらの支配も弱まり隙間の感情に支配される。
この特別な感覚や感情は嫌いではない。

でも、ゴンやモモにとって単なるオシッコの時間でしか無く、
彼らは特別の匂いのする場所にしか興味が行かない・・。
足の悪くなったモモは出来るだけ歩かないで狭い範囲で
納得する場所を徹底的に探しすが、ゴンはドンドン先に行き探したがる。

両方の犬のリードを繋いで散歩しているご主人様としては、その両方を
納得させながら歩くので、まるで鵜庄の様なリードさばきが必要とされるの
だ!そのリードサバキが難しいのは、片方の犬だけに繋いだリードで指令を
出すのだから、これで結構、熟練を要するのだ。

幼犬だったら口で言って従う位に調教すれば良いのだろうが、
15歳の老犬とわがままに育ってしまった推定5歳の成犬には何をしても
無駄だろう。彼らが興味を持つのは基本的な感情だけらしいが、
それだから余計に感傷的だったりする事も無いので幸せかも知れ無い。

犬にはこの中途半端な独特な気分や音楽は感じられるのか?




          調律線  



これは、今までの「演奏の前に」続きでである。
話が楽器の調律まで行くので「演奏のもっと前は」なんて表題にしようかと
思ったが、又、面白がってやっていると思われるので真面目に書いてしまった。
(オヤジとしてはちょっとつまらん!)


平均率の調律で、
音名とPICHの関係は、調律のグラフ(ここでは調律線と言う事にする)

  Y = X と言う「直線」で表せます。

平均率ではオクターブを12等分するので]軸はドレミではなく半音で表さ
れます。これで話は一応終了するのですが、それでしたら何も此処で書く事
は無いのですよね・・・・先に行きましょう。 

実は、どの楽器でもそうなのですが、
理論上の調律されるべき音程と実際に調律される音とは違う事があるのです。

これは、ピアノの調律等に有る数々の歴史的な調律法の事ではありません。
平均率でピアノを調律する場合もチューナーで測ったような調律では無いら
しいのです。と言うのは、音域が8オクターブにもなるピアノではその高音
部では少しく調律し低音部では少し低く調律されるそうなのです。

管楽器の場合はもっと意味不明の調律が有ります。
長年、同じメーカーの楽器を使っているとトーンホールの位置が少しずつ
変化しているのです。どの様な理由でその値を変化させたのかの説明は有
りません。ただカタログには正確な音程であると表記されていますので、
以前の楽器はどうだったのかと突っ込みたく成りますが大人だからガマン
します。 

この理論的トーンホールの位置と実測されたトーンホールの位置をグラフに
するとそのメーカーの考え方と不思議な調整が解り非常に面白い!

あはは
だから当然メーカーに依って少しずつ各トーンホールの位置は微妙に変わっ
ているのは不思議では有りません。

「?????」

そうです。良くカタログに
「当社の楽器の音色は最高で音程も素晴らしく良い」なんて書いて有ります。

面白いでしょう? 「????」

ハイ、あなたの疑問に答える事にしましょう!

これは、その楽器を研究で吹く人の奏法(クセ)に関係しているのです。
その奏者がどの様なバランスで楽器を演奏するのか・・・。

簡単に言うと、
有る楽器で大多数の人が出せる音程は後で出てくるグラフの上のラインと
したのラインの間にあります。(下のリンクの写真を参照して下さい)

http://www.fl-oca.com/pich.jpg(このリンクをクリックすると見られます)


オカリーナはフルート等と違いパイプの長さが音程に関係ないので、
この計測はできない・・・そんな事は無い。

ただ、こんな実験の為に難しい式を作り不安定な要素を加味しながら実験
と計測をするのは少し滑稽である!

何故なら訓練された耳と演奏のコントロールが出来る経験の有る演奏家に
とって簡単な実験だからだ!

(はい!・・それだったら私は駄目だぁと、あきらめた「あなた」其れなり
 の実験にチャレンジして下さい)

前号(?)で書いた様に、
オカリーナもフルートも上下半音ぐらい高く吹いたり低く吹いたり出来ますね
それをグラフに描くと上の表(写真)の様に成るのです。

ちょっと、お粗末なグラフですが・・・。
この上の赤い線としたの水色の線の間がその楽器が出せる音程なのです。

この間を折れ線グラフの様に演奏しているのが・・・
そうです、あなたですね。

あなたが思っている適正な息の強さが真ん中の黒い線よりずれていると
・・・・ハイ! そうです!!・・・反省して下さいね。もちろんトーンホ
ールを正確に力を入れずに押さえられない人はその前に練習する事が有ります。

では、
製作者側では基本的にどの様なラインを想定して作っているのでしょう?
・・・・これはそれぞれの製作者の考えなので何とも言えません。
ただ、何も考えていない場合も多いと思います。 あははは・・・。

ここは、大切な問題なのです。
つまりどの様に演奏したいかで決まるのです。

昔、私のサイトに
「調律線のリクエストにはお答えできません」と書いて有りました。
この件に付いてまともに質問をした人は居ませんでした。



蛇足

「調律?うちの楽器は問題ないよ。チューナーで見ているし
   xxx先生に太鼓判もらったんだから最高だよ!」

「●○▼■%&$#*@?」  「はぁ!」


     
        「お」友達の会   kenさんのよがり笛2 
         2007/01/26    第 294号
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