今年の冬に雪がちらついた日はたったの一日だけ!
12月に入れ替えたスノータイヤを取り替えないとと思っているのですが、
4月に入っても雪が降る事があるのでどうしようか迷っています。
きっと冬将軍は今年は今年の冬に思いっきり暴れられなかったので、
最後の悪あがきとして一回位は悪さをしでかしそうだ・・・。
しかし、きょうはそんな気持ちを吹き飛ばす様に5月並の暖かさでした。

タイヤを変えるかどうか・・・悩んでいます。

                     おがわけんじ

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  「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2007/03/30    第 302号
        





暖かく成ってきたから二匹の犬を庭で遊ばせる・・。
やはり家の中より外が良いのか本当に嬉しそう!

新入りのゴンももう半年以上になるので一応庭の隅から隅まで
パトロールをするのだ。モモも一応見回りをしているのだが
ゴンが張り切って走り回っているのでそれほど目立たない。
そろそろ庭の見回りもゴンに仕事を譲るのだろうか??

でも、
モモは夜に成ると足も悪い筈なのに見違える様に走り回っている??
白内障で明るいと良く見えないので夜に成ると張り切るのか??
人間は白内障を手術で直せるけど犬は・・・・?!
人間を含めて動物は年をとると体の機能が衰えてくる。
犬にとってはその方が自然なんでしょうね。




         点数・・  



今年・・
フルートコンクールの審査員を頼まれたが今年も辞退した。
私のような青二才が諸先輩も居るのにチョット申し訳なく思う!!

たかが審査員と言っても100人以上の審査をするのは大変な事なのです。
審査をする以上全員の演奏を聞かなければ成りませんし、
一人でも聞けなかったらその審査員の点数は無効に成ります。
だからトイレの時間も決められています。

拘束されるのは丸一日・・・。
予選それに二次審査それから本選!
それぞれ一日かけての仕事に成ります。


だいたい、
私が人の演奏に点数をつけるのはチョットおこがましい!?
それでも審査員に成ると点数をつけることを要求される。
中には自分より余程才能が有ると思われる人も居るし・・・。
そうでない人も居る。

今日は
私が今までどんな基準で点数を付けているのか白状しよう・・・あはは


私が今まで経験したフルートのコンクールは
毎日コンクールと同じで審査員一人25点満点でつけることが多いです。
音楽学校の試験などは100点満点が普通ですが、
入試では5段階評価と言うもののありました・・。
 ◎ ○ △ × それに 二重×(文字が無い・・)

◎  絶対に入学させる
○  入学させる
△  他の試験が問題なければ・・。
×  不合格
×× 絶対に不合格

あはは・・・いいかげんだ!



だいたいコンクールなどで100名以上の演奏を本当に真剣に聞いたら気が
おかしくなります。だいたい10人も真剣に聞いたら神経が参って眠くなる
かも知れません・・・いや・・本当に眠く成ります。

大抵・・採点表に気が付いた事をメモしたら、
後は漫画を描いたりして気分紛らわせますが、
中には本当に居眠りをして演奏が終わってから慌てている解りやすい先生も
居ます・・・そんなことで良いのか?

でも、心配はいりません。
もし良い演奏であったりしたらちゃんと目を覚まし、
一生懸命にメモをするでしょう・・・?


私はそんな事の無い様に
最初の「ひと吹き」で点数を付けてしまいます。
第一印象というヤツです。それで大抵外れません。
応募者の演奏が終わったらおもむろに最初に付けた点数を確認をして問題が
あれば最初の点数を修正します。

この方式で行くと、
もし寝ても採点が大きく外れる事は有りません・・??

私の知っているフルートのコンクールは
本当に公平で個人の審査員のサジ加減が入る事は有りません。
沢山の審査員の最低点と最高点はカットされ残りの審査員の平均点がその人
の点数と成るからです。
しかも、それぞれの審査員は実名で誰に難点入れたかが全ての審査員の目の
前で公表され、しかも目の前で記入されるので、先に書いた自分のメモ照ら
し合わせれば特異な点数を付ければ何故その人がその点数をつけたかが明白
と成るのです。


私は、別にコンクールの予選の時は簡単な基準を自分で作ります。
それは、今コンクールを受け演奏している人の二次審査の曲を聴いてみたい
かどうか・・・
積極的に不合格にする必要が無い場合・・
つまり再度、聞いてみたい場合は合格の点数を、(疑わしきは罰せず??)
聞く必要が無い場合は不合格の点数を・・です。

二次予選はそれとは別にチョット違って、
積極的に本選に出したい人かどうか?・・が判断の基準と成ります




入学試験はチョット違い、素材としての生徒を選ぶのです。
もちろん現在のレベルは評価の対象ですが、
その後の数年間その生徒を教えるとして、
その可能性も選択するのに大きな要素を占めるのです。


東京のある大学の試験官控え室での会話・・・。
「○○○番の受験生は誰の弟子?」
「知らないね・・」
「惜しいね・・・誰か良い先生に師事させれば来年大丈夫でしょう」
「うん、だれか知っている人居ないのぉ?」
「そうですね、そうすれば来年は合格するでしょう」
「あれだけの美人をそのまんま不合格にするのは惜しいですからね」
「・・・・・・」

別の可能性を重視して審査する人も居るのかも??
(当然、このよがり笛はあくまでフィクションですので・・・)



最近、フィギアースケートを見ていて採点方法が気に成った。
あの方式で音楽の点数を付けたら音楽の世界は随分変わるでしょう!


音楽の世界では4回転のジャンプを何回しても点数には成りません。

ただ「すごいね」と感心されると思いますが・・・・。


音楽の世界で良かった!!


     
        「お」友達の会   kenさんのよがり笛2 
          2007/03/30    第 302号
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