kenさんのよがり笛2 2001/10/12 第 31号
     




あーあ!!
せっかく有料のテキストエディター買ってるのに・・。
自動保存する設定にしていなかった。
さっき、だいぶ書いたのに残念だぁ、
突然のフリーズ!!

同じ事は二度と書けない??

今度は大丈夫・・・ちゃんと設定しておいた・・。
しかし、そんな問題ではなく、自分で上書き保存すべき
でも・・・・悲しい!

所で、

今日(11日)は暑かったですね。
でも・・ちょっと遅いお昼はラーメンにしました。
餃子ではなくチャーハンセット・・・はは。
かわいい女性と一緒にもかかわらず、
風邪気味なのでにんにくを入れてもらいましたが、
??





           風の音がする  





太陽系等が出来る時に星の成分であるガスの量が多すぎると
大きい星が多く出来るそうです。
そして、出来た惑星の質量が大きすぎると惑星同士がお互いの
引力の干渉によって円運動から徐々に楕円運動に成って行き、
その動きはだんだん複雑になり、
最後にはその半径は無限大に成るそうです。
(・・・つまり、飛んでいってしまう)

今の太陽系のような状態はなかなか出来ないそうです。

また、宇宙的な温度で言えば1250度なんて普通であり数万度とか?
一般人には訳のわからない温度であると物質の存在もどんな状態なのか、
想像もつきません。

私達が陶芸用の窯などで簡単に作り出せる温度・・
1000度ぐらいでも物質のイオンが飛ぶらしく、
その近くに置いてある他の作品の色等に影響が出るのです。

また、宇宙にはその反対にずいぶん寒い世界も有り・・なのです。
その他、中性子、パルサー、ブラックホール・・・
近くにそんな星がない事を喜びましょう。



そんな訳で、
現在我々が住んでいる太陽系の様な構成に成るのは
本当に奇跡らしいのです。
更にその中での奇跡は地球の存在なのです。

その中で現在の地球は暑すぎもせず寒すぎもせず。
(・・・でも、今日は暑かった・・・はは)

適当な気温でさわやかな風が吹いたりするのは
神がもたらした奇跡であり、
感謝に値します!

貴方がフルートやオカリーナを鑑賞や演奏する
文化の中で生きているなんて全く奇跡なので、
少しぐらい風の音がしても感謝するのが当たり前で
それが嫌だなんて・・・
贅沢以外の何物でも有りません。

・・・・と言ってしまえば。
「そりゃーそうだけど」
という事で話が終わりに成る?
ははは・・もんくある?



ちょっとは真面目に考えてみるかぁ!

フルート族で風を切る音は必ず出るのです。
そして一般的な問題としては、
それが大きいか小さいかであります。

簡単に風切り音が大きいか小さいかと言いましたが、
単純に判断できるのでしょうか?
その含まれ方の種類は無いのでしょうか?
つまり、音成分の中に入っている場合(?)と、
音は音として出ていて、そのほかに入っている場合です。

・・とこんな風に。


さて、根本的な問題として、

本当に風きり音が全く入っていない音はどんな音なのでしょうか?
容易に想像できるのは純粋な正弦波で出来た音。
音叉の音でしょうか?
詳しくは分りませんが・・・・
オシロスコープで見るような純粋な
正弦波(サインカーブ)ですね。

みなさんは色んな楽器の音の波形を
オシロスコープで見たことありますか?
それらは純粋な正弦波はなくどれも倍音を含んで
のこぎりのような波形になているのです。
それは色んな倍音を含みそれらの音の
合成された波(音)なのです。

だから、その含まれた倍音が音色の特徴として
我々の耳に捕らえられるのです。



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実験・・・

テレビの選局をした時

急に変わったチャンネルでの楽器の音を判別する
(ただし、その楽器の演奏でタンギングとか
      音の終わりが聞こえてはダメ)

何を言っているか理解できるかなぁ?

わざわざするとは思えないのですが
実験を・・一応書きます。

音の出だしと終わりをカットした
色んな楽器のロングトーンのサンプルを用意して、
ランダムに再生してそれがどの楽器かを当てる・・・。


これは、吉田雅夫先生に教わった事ですが、
判別はとても難しくなるそうです。

その事から、
特徴があるのはアタックつまりタンギングなのだそうです。

その倍音の特徴は本当に少しの特徴で実際に特徴があるのは、
有る長さの音の中間の音ではなく始まりと終わりと言う結論なのです。

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私も ある先生に 言ったことがあります。

「雑音を少なくしたい」・・・と。

「今の音で十分・・そんなにしたかったら電子楽器を選べ」

「・・・・・・・。」


その少しの雑音に気を取られる様では
音楽に集中できない。
それに本当に音楽的に演奏しているなら
聴衆も音楽に集中して気にしないでしょう。


「風切り音」は必ず含まれています、
それが良い特徴に成れば良いのです。

しかし、音色の問題とその風きり音とは別の問題です。
混同しない様に別けて考える必要があります。

よく色んな事を混同して話している人がいますが、
それを訂正して正しい事を教えるには時間がありませんので、
残念ながら笑って聞いている事があります。


賢明な皆さんは「風きり音」の問題から
色んな物事の本質をほんの少し学ぶ事が出来るかもしれません。


さて、
基本的な考え方としては以上ですが・・。
オカリーナを作る時には実際にひどい問題が起きています。
それは流体力学の問題ですが、それはそんなに簡単ではなく、
実際には複雑すぎて実験するしかありません。

単純に言えば、
エアービームが全て音に成っていなく、
音以外の成分に成っているという事です。
(これはフルートにも当てはまります)


どこを直せば良いと言う簡単な問題では無いかもしれません。

作っている貴方、または練習している貴方が、
どんなレベルでその事を問題にしているのか・・・・。



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