kenさんのよがり笛2 2001/12/07 第 39号
     






今日は雨だったので散歩が出来なかった。
そう言えばずーと大した雨は降らなかったですね。
散歩道もたまに車が通ると埃ですごい事になっていた。

最近発見した新コースは散歩銀座である事が判明した。
どんな時間でも同じ様に散歩している人に何名か会うのです。
こちらの時間が一定していないから色んな人が歩いているのがわかる。

先日、会った人は(もちろん話さない。会釈するぐらいです)、
コートに帽子それに手袋の完全武装で、年の頃は60位かな?
背筋をピンと伸ばしスムースに歩く・・・

しかし、なんと・・・早いのです・・・。
一生懸命に歩いている様子は無いのに・・・。
一時間弱のコースで200メートルは離されました。
悔しいけど・・・別に競争をしている訳でもないから・・
それに・・・こちらは犬のオシッコとかウンチの世話まで・・

でも今度会ったら・・・負けないぞぉ





            材料の性質 




美味しい料理に素材は大切。
野菜も鮮度が大切

新鮮な野菜はそれだけで美味しいと言う
当たり前の事が最近分かって来た。

そんな訳で最近の趣味は「道の駅」を探検する事です。
道の駅とその近くに有る野菜直売所・・これがたまらん!
値段が安いその上新鮮! その新鮮さが最高です。

しかし、
観光地の近くのお店はやはりチョット高いのが残念。
穴場は一杯知っています。

・・・そんな情報を交換する
ホームページを作ろうかと思いましたが・・。
これは誰かに譲りますよ・・ははは。


さて、フルートやオカリーナを作る場合、
材料の鮮度は関係ない様に思いますが、
どんな材料を使うかに付いては大変重要であると思います。



ある人がフルートを作る材料について
「理論的には紙で作ろうが金で作ろうが同じである」
と言ったらしい。


しかし私達は日ごろの経験からフルートもオカリ―ナも材料が、
その音に対しては過大な影響及ぼす事を経験で捕らえています。

その影響はその材料の持ている特質と関係が有ると
考えられているようです。

材料の特質で重要なものは比重でこれが大きいと良いとされている。

フルートなどの材料は現在、

洋白   (ニッケルと銅の合金 比重は8位)、
真鍮   (昔はあったが最近はあまり無い 比重は知らない)
銀    (925/1000 のコインシルバーが多い 比重は 18位)
金    (9kから最近は24Kまである 確か比重は19.??位)
プラチナ (比重は21.5 そんな名前の無伴奏の曲があります)
木    (黒檀などの材料が使われるが一般に固くて重い)

その他に笛の材料としては
竹 葦 などを使う。

個人的な意見としては
管の短い楽器と長い楽器では一緒に論ずるのには無理が有る様に思う。
短い楽器「篠笛」や「ケーナ」は大変良く響くが、
もし、これを長くした時どの様に鳴るのか、
また、フルートの様に重いキーを付けたら・・。
どうぞ、お考え下さい。


一般にフルートの材料には段々重い金属(値段が高い)
を使われるように成って来た。
(そんなに単純ではないと思うが・・
 重ければ良いのなら鉛はどうだろう・・・?)


疎の為にフルート吹きは経済的に苦しい立場に置かれたのであった。
何故なら、
使用している楽器の値段に依って出演料は変化しないからです。
つまり、安いクラリネット(10万から50万?ごめんね)の人と
700万のフルートの人と出演料は同じなのであります。

つまり、どう考えても・・・ね!
その話をすると・・必ず弦楽器の人から文句が出ますが・・ははは。
彼らのは更に一桁違う・・・恐ろしいのです。

練習場では細心の注意を払わないと、
取り返しの付かない事に成るやも知れません。

まだ脱線した・・・(その脱線を期待しているとの話もあるが・・・?)




材料が音に対して重大な影響を与えると言う事は正しいのですが、
単純にその材料を使ったらその音に成ったと言うのは大変危険なのです。

材料の重さだけでは無くその粘性や反発係数、加工硬化や熱処理、
仕上げの方法、その材料の厚み、それに微妙に含まれているほかの元素、
えとせとら・・・。

材料だけでも沢山の音色に影響のある要因があります。
その材料の持っている基本的な音に加えてまだ音に影響する事が有ります。
(材料は音色に対する影響の一つでしか無いのです)


楽器の総合的なバランス。

キーの重さその配置、ハンダの使用量、加熱の時間等
その様な事は重要で単に金の楽器とか銀の楽器とかではなく
作者のセンスとか経験が大きいと思います。
見分け方は作りの上手下手・・・・・・ははは。


加工面で単純に音色に大きく影響を与えるのは

「歌口の作り」です。

一生懸命に歌口を見て、
これは「何々スタイルですね」と言ったりしている人が居ますが、
ほとんどの人は一般的な事しか分からないと思います。
作っている人が良く分からないのですから・・・ははは
「素人が見ても分かるはずが無い」と言う製作者の言葉を思い出します。
でも、一生懸命観察して自分で削っていると段々分かってくるかも知れません。


オカリーナでしたら思う存分歌口の研究をしても経済的損失は
私でも十分耐えられる金額である。
20キロも粘土を買うと一体いくつ出来るのでしょうか???
ちなみに一番安い粘土は20キロで600円ぐらいでしょうか?
一番高い粘土でも2万円ぐらい・・・ははは
金の楽器でしたら・・・頭部管だけで100万円ですから・・・。


とっても安い粘土で研究すると
音に対する基本的な事が思う存分実験でき、
音の原理が段々分かってくるのです。


ただ、粘土は乾燥するとその体積が10パーセントほど収縮します。
それによって音程は約半音高くなります。
作るときはその事を計算にいれて作るのです。
もちろん、ちゃんとしたオカリーナを作る時ですが・・・

フルートの人もオカリーナを作るとフルートの事が見えてきます。
信じられないでしょうが。はははーーー。




・・・あ!

大切な事を言い忘れる所でした・・。

音色に重大な影響を与える重大なファクターが有る事を!!


え? もう分かった? ははは


この「よがり笛 2」の読者には必要無いですね。

その通りです。 健闘祈る!!






今日は、遊んでしまい書くのが遅くなった。
でも、頑張って書いた・・ははは
面倒なので結論は無しです。

今、ホームページではすごい事になっています。
レッドシフト様が二回連続でCDを当てました。
しかし、彼はすでにそのCDを持っている為に、
その権利をまだ持っていない人に譲渡する事に成り、
通常の抽選と共に当たる可能性があります。兎に角
記帳がまだの方は記帳して「楽書き帳」でご応募下さい。

何のCDかって?
ははは 私のオカリーナ演奏会の録音でハンドメイドの物です。
音も音程も演奏も良くは有りませんが・・・。
何か伝わってくるかもしれませんよ・・・。

ご遠慮なさらずにご応募下さい。

Copyright (C)All Rights Reserved. --  mail