kenさんのよがり笛2 2001/12/21 第 41号
     






いよいよ雪が降りそうです。
気温も低くなったし・・・ 気を付けないとトイレの水が凍る・・。

昨年、二階のトイレは春になるまで使えませんでした。
水を細めにして出しておかないと・・ 夜中に凍ってそのまま・・ 春に成って漏水も無く使えるように成ったのでホッとしたが・・。

外を通っている配管の防寒対策を昨年忘れた。 漏れた水はそのまま凍って・・・えらい事に成った・・・。 そんな事は無い様に今年はヒーターのスイッチを忘れずに必ず入れよう。

でも、まだしていない・・。 昨夜はマイナス4度だったらしい。 今夜当たり・・危ないな・・ 早くこのまぐまぐを書き終え見まわりに行こう。



            才  能 




月曜日に今年最後のオカリ―ナのコンサートをしました。
ちょっと私には関係無い人達の集まりであったが・・ 美人達(ちょっと昔の)の前で演奏・・緊張しながら、 解説して・・・演奏をしたのです。

その中でパラディスの曲を始めてオカリ―ナで演奏したのですが、 サリエリとパラディスそれにモーッアルトの関係について 適当な話をしました。いい加減な話は、得意なんですよね・・あはは

(どんな曲かって?良い曲ですよ・・・  フルートでもオカリ―ナでも演奏できますよ、  パラディスの「シシリエンヌ」はホームページの「おもちゃ箱」  の中にMIDIと楽譜がありますので御覧下さい。下のURL参照)


そこでした解説は大筋には上記のおもちゃ箱に書いてあります。 (会場での解説は映画「アマディウス」の中で見た話に影響を受けていた)

・・・・・・・・ほよよ。
サリエリはモーッアルトの才能を認めてていたのです。 映画の中ではそのモーッアルトの音楽に陶酔するシーンまでありましたね。 それはサリエリがモーツァルトが天才である事を認めていたからです。 だから自分の立場の安定の為にモーツァルトを恐れたのでしょう。 (ここまでは映画の中でわかりますよね)

だから・・・私の持論ではサリエリはそう言った意味で、 当時、社会的に高い位置にいた音楽家で有ったからでなく、 少なくともモーツァルトを本物と見分ける事が出来る 次元に居た音楽家であり作曲家で有る事が解ります。


・・・と言うのは、本物を本物と見分ける為には少なくとも、 その次元を見る音楽的レベルに居ること、 そして、それを判断できる能力が必要なのです。

何事でも同じと思いますが、 レベルが違い判断できる能力が無い者が批評すると、 頓珍漢で面白い事になるのです・・・。

案外有名評論家でも怪しい場合があるかも? (良く感じるのは、地方新聞の文化記事は記者の基本的な  知識や教養に問題あるのか? かなり怪しい・・??)


「天才は天才を知る」  Hart Zwei Bach (こんなことわざ有ったかな?)


さて、才能と言ってもここまでは天才の話、 才能って、ずいぶん大雑把な言葉ですよね。

よく「私は音楽の才能は無いからぁ・・」 とか「貴方の方が音楽の才能は有るのよねぇ・・」 なんて言っていますが、そんなのはねぇ?

それって、器用とか不器用とかの次元ですよね。 ・・・あはは


真面目に才能について悩んでいる人が居るはずですから、 そんな話を・・・。

私も若いとき自分の才能について疑問を持った時がありました。 音楽を感じる事が出来ると言う自信は有ったのですが、 楽器に対する適性や、感じた音楽を表現できる才能が十分であるかどうか? またその表現した事に対する価値について不安が有ったのです。

一応、ちょっとだけ悩んで? その道を選択したときの結論は単純・・・・

「そこまで行って見ないと解らない」…でした。

これは、殆ど今も変わりませんが、 今は次元が少し進みちょっと先まで見える様になったのでしょうか? 判断には少しは自信が有ります・・ でも、ギボアイコさんの様には見えませねぇ・・・?

少し前からしみじみ思う事は「頭が悪いと駄目」と言う事です。 ・・・ははは。だから、私は駄目なのでしょう。


ちょっと話しの次元が落ちてしまった・・・ 自分の話をしたからでしょう・・ははは 頭が悪いとか才能に対する不安と言うのは次元が低すぎる話でした。 本物の才能の前では関係無いかもしれません。


なんだ、

「今回は私達には関係の無い話ですね」・・・?

いいえ、とんでもない・・・。

関係有るのです。 関係無いどころか、 とっても大切な話かもしれません。

普段何気なく音楽を聞いている あなたは、 作曲家 演奏家 そして 聴衆 この三つの中に聴衆として含まれる・・・・。

ボケ―と聞いて「いいわねぇ」と言うのは簡単。 偽者のキンピカ音楽や盗作まがいのインチキ音楽にも 感動できる・・・あなた 周りの評価で感激する人が多いのですが、 それで良いのでしょうか?

ほんとうは作曲家や演奏家にプロが有る様に、 あなたはプロの聴衆に成るべきでは無いのでしょうか? そして、偽の作曲家や演奏家を見分ける義務があるのです。

それは世の中が変な方向に進まない様に見極める

主権を持った市民の様に・・・。 聴衆にも才能が必要なのです。努力や・・勉強が・・・。 本物を自分の感覚で見分けるのは才能がいるのです。

偽者の評論家や偽者の聴衆が大多数を占めてくると 恐ろしい事に成るかも・・・。


最近やっと歴史を学ばないと・・・ いや、歴史から学ばないと・・・と思うのですよ。



気が付くのが遅いよなぁ・・あはははーー。
だから頭悪いんだよねぇ・・。





わたくし 作品展をします。 もちろんオカリーナの・・・。 場所は宇都宮・・・ギャラリー「響」 2月の16(土)17(日)を予定しています。 両日とも午後早く閉め サロンコンサートもします。 今までインターネットで演奏会の告知をしたことは有りません。 ホームページ上の大作品展のコーナーも設けたいと思っています。 詳しい事は一月にホームページ上で発表します。 問題は作品の数がどれだけになるか・・。 プレッシャーだぁ・・・・・。
寒いしなぁ・・・

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