よがり笛

　　　　　
　　　　　　　　kenさんのよがり笛２　2002/11/08 第　87号
　　　　　

困ったもんだ！
最近言う事を聞かなくなってきた。
やはり、彼女は束縛されずに自由にするのが好きらしい。
特に興味を持ったものが現れるともう自制心がききません。

私の命令は興味をそそられるものが何も無い時にのみ有効らしい。
この前も、制止を聞かずに駆け出して近所の農家の庭まで逃げていった。
腰の曲がったおじいさんとあまり動けないおばあさん
それにいまだ独身の息子に愛想笑いをしながら捕まえに行ったのだ。

さすが、悪いと思ったのか、
尻尾を下げ上目使いに私を見ている。
神妙にしていたので簡単に捕まえる事が出来た。
早速、訓練を開始したが、
彼女も自分のとった行動が自分でも意外だったのか？
少し落ち込んでいる様だ・・。

命令を聞いて大人しくしているのがいじらしいが、
はつらつとした感じが無くなってしまう・・・・。
馬鹿犬は馬鹿だから可愛いのかも・・・。
余計な訓練はやめよう・・・・あはははは

　　　　　　　　　　寝かす　　

先日、ニッシンのうどん粉でうどんを作った。
これがまた美味しい・・・はは

うどんの粉としてマーケットに売っています。
それを買ってくれば誰にでも出来ます。
作り方はその袋に書いてありこれがまた簡単・・・！！

普通の家庭に無いものは「のし棒」ぐらいでしょうか？
これだって・・・塩ビパイプで十分・・
何故か私の家にはこの手の道具は多いから心配はいりません。

何年か前の大晦日に蕎麦粉を買ってきて自分で蕎麦を作ると言い出し
それを聞いた親戚までに供給する約束をしたが・・これは失敗だった。
100パーセントの蕎麦で無く二八蕎麦ぐらいにしておけば良かったのだ。

その作品は包丁で切り最後の粉を振ってばらす所で細切れに成ってしまった。
約束した手前その蕎麦を持っていったが・・・。
年始の挨拶では「蕎麦取っても美味しかったよ・・短かったけど・・・」
と言われた・・・。

蕎麦は難しい・・・でも、良いそば粉だったら・・・香りが・・・。
味が・・・。　

それに比べて「うどん」は失敗が無い・・・。　たぶん？！

その「うどんの粉」の袋に書いてあるが、
冷暗所で「寝かす」と言う行程が有るのだ。
素人はこれが理解できないと思うが、重要な行程である。

粘土も買ってきたばかりの粘土はこの行程が無いのである。
つまりドロドロに解かされた粘土はフィルタープレスに掛けられる。
これで水分を抜きある程度の堅さに整えられる。

それを出てきた所をビニール袋に入れられ出荷されるのである。
混ぜられて隣同士になった粘土たちはお互いの違和感がそのまま有るのでしょうか？
そのまま作るとどうもしっくり来ません。

だから、粘土を見て若い場合はそのまま寝かすのです。
どれぐらい寝かしたら良いのか？？

人によっては室を作り何年も寝かす・・・と言う人も・・。
私達にそれを求められると大変・・・猫の額ほどの庭では「室」なんて・・。
それに・・数年も寝かせるとなると・・・作ろうと思ってから
出来るまでに・・どれだけの年数が必要か・・・・！！！！！

随分、気の長い事に成る・・！

でも、私はオカリーナを作り始めてから25年以上に成る・・・ふふふ
（10歳の時から・・・作っているのである・・・うそ！）
そんな関係でいろんな粘土が保存してあるのだ！
ワインの貯蔵所の様ではないが・・いろんな粘土が保存してあるのだ。

ただ残念な事に、なかにはどんな粘土か判別がつかないものが随分有る。
皆さんがそうする時には必ずどんな粘土か書いておいて下さい。
きっと忘れて・・訳が解らなくなります。

でも、そんな時は水の漏る花瓶や壺、かわいい狸の置物等を作って下さい。
あはは・・・

粘土は冷暗所に保存（寝かす）しておきますと良い粘土に成るのです。

「とてもそんな時間が無いよ」
と言う人は・・・2週間・・・で良いですから寝かせてみて下さい。

きっとしっとりとした良い粘土になります。

なに？　

寝かせてばかりいるって？
それは違うでしょう！

仙台の講習会は思ったより多くの人が参加して大変楽しい時間でした。
今回、参加を躊躇されたかたは次回思いきってご参加ください。
絶対に後悔しない・・・保証付です。　　

（どんな保証だ？）

そうそう、

現在、有る国のオカリーナグループから数回にわたり
メールで「教えて欲しい」と、問い合わせが有り・・・

私も食い物の誘惑から半分ぐらい乗り気になっている。
次回講習会は外国かもしれません・・・あはっはーー

数年前も演奏依頼が有り・・サンフランシスコに行きました。
これはとっても素敵な仕事でした！！！
今度は・・・・　うふふふ・・・・。

気の早い私は・・・今日も旅行社でパンフレットを・・・。