kenさんのよがり笛2 2003/01/03 第 95号 新年号
     





今朝起きたら雪で真っ白でした。
庭を竹箒で雪を掃こうと思い愛犬の寝室と一緒に成っている
我がオカリーナ工房を出ると嬉しそうについて来るのです。

雪は5センチほどでしたが本当にさらさらとした軽い雪でしたが、
誰かが嬉しそうに走り回るのでその足跡の所は竹箒で掃いても
残ってしまいました。

散歩に行くと風に吹かれた雪が林の木の上から落ちてきましたが、
太陽に雪の結晶が反射してキラキラと光ながらやわらかな風に吹かれて
舞いながら落ちてくるのです。

わが愛犬は誰も踏みこんでいない雪原をうれしそうに走り回っています。
猫のコマーシャルで猫の足の肉球の話しが有ったが・・・。
冷たくは無いのだろうか?

雪の上とか水溜り・・それに泥の上が大好きなのです。
・・自分が子供の頃の事を考えるとその気持ちが解るのです。
幼い昔・・雪が降った日は鼻水をたらしながら手袋は完全に濡れ
それでも思いっきり遊びました・・・。

今は暖かい日の光を浴びながらチョット吹いている風に
寒い寒いとかじかむ耳を気にしながら言いながら帰りを急ぐのです。





           大きな喜び  



年末は第9が大流行でしたね・・。
以前ほどではなく成ったような気がしますが、
やはり、日本全国で物凄い回数をやっているらしい。

そんなに気軽にやるような曲ではなくむしろ大曲なのです。
年末だからとか・・・言うレベルではないと思うのですが・・・。
もっと精神的にも大きな曲であると思います。

少なくとも1年のラストを飾って大曲を・・・と言う物ではなく・・・・。
だからと言って・・・ベートーベンの人生の集大成であるとか・・。
そんな風に気軽に言いたくも有りません。

では、何かと言いますと・・・それは言葉で言うべきものではなく、
音楽を聴くべきものであると思います。

ここで注目したいのはそこに至る過程を感じて欲しいのです。

単に蓄積された物が爆発する音楽であれば、
5番のシンフォニーの3楽章から4楽章に至る部分でも十分です。

(ちなみに、ここまでピッコロ奏者は黙って座っていないといけないのです
 つまり、彼にとっては1.2.3楽章は全部お休みなのです・・・睡魔に
 打ち勝ち・・決して楽器を落とさない様に胸の内ポケットに入れて、でも
 これは、楽器を冷やさない様にする為である。尚、寝ていて楽器が無いと
 思い・・・死ぬほど驚いた人がいたそうです。ポケットに入れたのに・・)


ここでティンパニーのトレモロでフィナーレに入るのです。

有る芸大の先生が生徒にベートーベンのシンホニーの話をしたら、
生徒は知らなかったそうです。 
「入試には出ませんから・・・・」 だって!!

話を戻しましょう・・・・あははは

どんな事でも悩んで・・・悩んで・・・やっと答えを見つける。
これが本当だと思います。

だから私は知識だけのタイプの人間を嫌います。
いわゆる物知りの評論家タイプ・・・ですか?

だから、いろんな事に疑問を持ち、様々なことを考え、
いろんな回り道をしてきた人を尊敬します。
そんな人が新しい事を発見できる好奇心と
その応用力を身につけるのでしょう。

天才としての能力が無い我々は自分自身を客観的に見る目を付け
オカリーナを作ることや趣味の良い演奏を身に付ける為に
しなければ成らないことは・・・・悩む事です。


悩めば悩むほど少しのきっかけで新しい事を発見出来ると思います。

作り方も一杯悩んだ方が・・お会いしてお見せするような事が有れば、
ほんの少しの指の動きに・・・目から鱗が落ちるでしょう。

演奏だって・・・そうなんです。

今年も演奏や制作を 多いに悩みましょう。
それが大きな楽しみそして喜びにつながるはずなんです。





■明けましておめでとう御座います。 本年もよろしくお願いいたします。
多くの読者の方から年末に感想をいただきましたが、そのままお返事できない
方もいらっしゃいます。本当に有難う御座いました。凝りずにまた感想を・・。

■ただ、前半の犬の散歩シーンを楽しみにしている方が多い様です・・あはは
それでも結構であります。何でも良いのですよ・・・ははは

■・・・・粘土を少量買う場合は東急ハンズでお買い求め下さい。
近くに無い場合はインターネットに陶芸用品の通販が御座います。

■ウエッブサイトの「楽書き帳」は教室の生徒さん専用では有りません。
ご自由にお書き下さい。

■この「よがり笛2」をプリントアウトしたと言う人が4名ほどおいでです。
有る人の話しでは・・この文の隙間を無くして300枚以上とか・・・。
これから印刷する人はご注意下さい・・・・あははは


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