kenさんのよがり笛2 2003/01/24 第 98号
     






テレビで犬のコマーシャルが流行っている。
チワワのコマーシャルだ・・・。
あの男優さんの演技でなかなか見せてくれるが、
チワワ自体は飼い主に餌かなんかを見せられて我慢しているように見えた。

良く考えると我が家のアホ犬も同じ動作をする。
少し違うのは必ず舌で口の周りを「ペロリ」とする事だ。
その「ペロリ」が無ければコマーシャルと同じなんだが・・・
「オシッコ?」「なんか欲しいの?」「散歩行く?」答えは皆同じ。
あのコマーシャルの犬と同じ表情・・ただ「ペロリ」が余計!

テレビでチワワの特集をしていた。
いま、チワワが100万円ぐらいしているそうだ・・・。
昔、チワワを飼っていた・・
ただのチワワではない血統書付き・・全米チャンピオンの家系・・

私が家に帰ってくるとオシッコをもらしながら
玄関まで走って来た・・
本当に可愛かったが・・・・
今の「ペロリ犬」が100万であったら・・・ううう?!





           ピッコロ  





■Piccolo  

■私のピッコロに対する一番のイメージは
あのオブリガード・・軽快なソロ・・。
「星条旗よ永遠なれ」でした。
始めて吹いたのがムソルグスキーの「禿山の一夜」
チャイコフスキーの五番のシンフォニーなど・・・。

■ピッコロは高校生の頃の入っていた
アマチュアオーケストラでは一番下っ端が吹くのです。
だからでしょうか?
なかなか上手い人は居ないのがピッコロ!
惚れ惚れするピッコロの演奏はなかなか聞けないのです。
ピッコロのソロCDを聞いてもあまり感心する演奏はありません。
でも、オーケストラの中ではハッとする所が時々あるのです。
そんな時はチョット儲けた気持ちになるのです。

■ピッコロは本当に難しい、難しいにもかかわらず演奏者は長い休みの後、
突然演奏しないと成らない場面があり、冬のボロホールのなどでは、
音程の事を考えるとドキドキしながら思いきって演奏します。
そのせいでしょうか?ピッコロの譜面はオーケストラの楽譜(スコア:総譜)
では一番上に書いて有ります。(あはは、ウソですよ)

■そんなピッコロの利点は楽器の中でも一番小さい事なのです。
なんとコントラバスのケースに入った弓より小さいのです。
でも、現実にはピッコロだけ持って行く事はほとんど無く大抵フルートと一緒
ケースは3種類・・・
ピッコロだけのケースと
フルートとピッコロが一緒に入るケース、
それにフルート2本とピッコロが入るケース。

■ピッコロを演奏する人はフルートの人なんです。音大にもピッコロ科は無く、フ
ルート奏者が演奏する事に成っています。指使いと演奏法はほとんど同じで、フル
ート科の出身だったら誰でも吹けるハズなのです。
現実にはそうでも無く、ピッコロを吹いてくださいと言うと「えー、私吹けない」
とか「楽器持っていない」などと言われて結局自分で吹く羽目になった事が沢山あ
る・・・・・・。

(現実にはフルートの知識だけではピッコロは吹けないかもしれません。それは全
 然別のフィンガリングがあったりするからで、大抵は秘密なのです・・あはは)

■値段は驚かないで下さい。
30万、50万、100万・・150万ぐらいまででしょうか? 一体何が違うのでしょう??
私がアメリカの50万ぐらいの楽器を買った時、
それに匹敵する楽器を東京中の楽器屋さんを廻り吹き比べ、
一番良いと思われた楽器を買ったのですが結局最初に選んだ楽器でした。
のも係わらず、その後1年ぐらいでその上の楽器を買ってしまった。
良いものが有る事を知るとそれが段々欲しくなるので、
結局、最初から良い物を買った方が良かったのでしょう。

■でも、もう買うことは無いでしょう。
それを買うと良い音が出たり吹けないパッセージが吹けるように成るかも知れ無い
と言う妄想に囚われ自分に負けるのも事実なんです。もっとも私のようにピッコロ
向きで無い口の者にとって楽器に頼るのも致し方ないのでしょう。

■オカリーナでは普通のC管のオクターブ上をピッコロと言うのは
一般的な様ですが、その他は混乱している様です。
私は上から

ピッコロ
ピッコロF管
C管
F大
バス

と言っています。
歌に合わせてソプラノ、アルト、テノール、バスでも良いのでしょうが、
それも音域から言うとおかしい・・・。
良く皆さんが特定のメーカーの呼び名を言いますが、めんどくさがりやの私には、
いまだにそれを理解できませんので、この言い方でメール等はお書き下さい。
あはは

■学生時代本物の?ピッコロを練習していた時、真面目に練習して休憩した時に耳
がおかしくなっていました。だから、耳が悪く成るのではないかと心配したりした
ものです。それは、安物の楽器で下手な演奏ですし、高音域で吹きまくりますから
五月蝿く本当に耐えられないものでした。

■オカリーナで求めるピッコロは!
耳にやさしい!うるさくないピッコロです。
しかし息のコントロールは少し難しいかもしれません。
と言う事は音程が難しいですよね。

■ピッコロより高音の楽器を作って見た事があります。
一般的に普通のC管の上がピッコロですが私はそのオクターブ上、
そして、さらにもうオクターブ上まで作ってみました。
もちろん実験の為です・・・。

さて、何の実験でしょうか・・・?




■犬のピッコロはやはりチワワかな??
すると我が家のいぬはピッコロE管??
やはり雑種だけど100万ぐらいするかもしれん。

■雪が降りましたね。
オカリーナの窯だし、梱包、発送、病院通い・・・なぜか忙しい。
気が付いたら9時、なかなか進まない・・・。
今日はピッコロに付いて書き出したまま・・・。

■文章も短いピッコロでした。

■後書きもピッコロ・・・あははは


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