作者の独り言 その5





本日、(2001年3月8日)110000アクセスを突破しました。
昨年3月15日に50000でしたから、一年で60000と言う勢いです。ホームページを作ったばかりの時は良くカウンターが壊れたりしていましたから、本当はもう少し有るかもしれません。最初の100アクセスや1000ぐらいの時の方が感動は大きかったかもしれませんね・・ははは・・・もちろんアクセス数は目安でしかありません・・・。

最近、このページもインターナショナルになり、多くの海外の方がアクセスされています。また、私の良く知らない海外の本にこのホームページを引用したいとか、海外の方がネットに置いてあるWavファイルを聞いて演奏会の依頼をされ、それが実現したりしました。本当にインターネットは何処でどうなるか、誰が見ているか解らない世界である事を実感します。

・・・このホームページのオカリーナにする関する記述は、1980年ごろ私が行ったオカリーナ作り講習会用に書き溜めた原稿が有り,それを1990年にテキスト用の本として出版したものが元になっています。ここに書かれている演奏法や理論それに制作に関する記述は私独自のもので有る事を強調したいと思います。(1997年7月3日にインターネットに載せました)

ホームページの繁殖ぶりは物凄いものがありますが、問題はそれらしい事をホームページを通じて簡単に発表出来てしまう事です。また、そう言った人々が実在している事です。(もっとも、学生の頃、本を丸写しにしてそれをレポートなどと称して先生に提出した人達には、普通の事なのでしょうが、大切なのはそれに対する独自の考察なのですが??)
インターネットでは誰でも同じ立場で、何でも発表できると言う特徴がありますが・・・それは程度の低い宿題ではないのですから赤点や再提出ではすまなく、盗作に成ると思いますが・・・?作者独自のものは何処にあるのかでしょうか?パクッた物を合成したのは独自なんでしょうか?合成したのなら参照した文献等は?・・・・忘れたとか覚えていなんて・・・。なにしろ世界に対して発表するのですから・・・。

東京芸大フルート名誉教授である吉田雅夫先生はお話下さるとき、これは誰の意見とか、これはこの本に書いてあると、必ず出展を明らかにしてくれます。これは本当に大切な事であると共に、先生の誠実さや研究内容の確かさや信頼の度合いを示す事だと思います。
それに比べるのもひどすぎますが、オカリーナの世界では、作り方等で知識が無いゆえ独自の方法だとしてxx方式などと言っている者もいます。粘土細工の作り方は無数に有り、どれを選択して良いのです。いろんな(バリエーション)での作り方で独特と言うのはさすがの私も苦笑しております。これは、つまり源流がどこにあるか知らない(クレジットを入れられない)位その知識が無い訳ですから、当然、書いたり主張したりする資格は有りません。最初に考えた人や工夫した人に敬意を払うのは、その道を勉強する人としては当然の事で、著作権以前の問題です。人としてのの道義的な問題であると共に音楽やオカリーナやフルートを愛しその発展を望んでいる人としては当然でしょうね。

このホームページにはオカリーナの理論や持ち方で独特な方法が示されています。
(半分ぐらいしか発表していませんが)私は殆どの引用許可申請に対しては、クレジットを出す事で許可しています。
しかし、ちょっと滑稽ですが私の教えた事などをを堂々と自分考えの様に発表されている方もいます。このページの真似をされた方数人にその旨注意したら、その方たちはすぐにホームページの問題部分を降ろされました。注意するのも当然ですしそう言われて認める事も当然でしょう。ちょっとかわいそうな事をしましたが、私としては「〜引用」とクレジットを入れてもらう事で十分なのです。

しかし、何回も直接お話しても理解してもらえない方も居ます。大抵は恥ずかしくってそこまで出来ない筈ですが・・・。でも、そんな困った人でも、ある意味で、少しはオカリーナの発展に寄与しているかもしれない・・・とも思ってしまう私は、人が良すぎるのでしょうか。しかし、人の意見を自分の事のように発表する(もちろんこのホームページへの出入りはお断りしております)のは困ったものなのですが、それだけでは無く、そこに誤りがあるのですからさらに困った事に成るはずですが・・・。

テレビやインターネットでは、読者がその番組やページの作者がどれだけの経験や知識で発表しているか?また、その内容の真偽や信用度を自分で判断しなくてはいけない事を強く認識すべきでしょう。声が大きいほど嘘の度合いも大きくなるのですから???

2001年3月8日
小 川 堅 二

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