kenさんのよがり笛2 2003/06/13    第 118号
     





何か冷たい・・・。
呼びかけても半分迷惑そうにしている・・。
いつもだったら尻尾を思いっきり振って走ってくるのに、
だらだら歩いてイヤそうに歩いてくるのだ。

これは・・・病気かもしれんと思ったが、
リードを繋いだら普通に尻尾を上げメゾフォルテで振っている?!
暑そうに舌を出しているが苦しそうでもない?

先日喧嘩した「リリーちゃん」に逢えないからか?
相手は若いメス犬・・・我が愛犬はおばあちゃん・・・??

きっとご主人の朝食の時、
1人で庭を走りまわり遊びすぎたのかもしれん!
・・・・・あははは



           なみ  




フルートにもいろんな演奏スタイルがあります。
一番大きいのはフレンチスクールと言われる流れなのですが、
それでもいろんな流れがあります。

ドイツ風といってもイロイロ有りますし・・・。
私的にはその時代の頂点を築いた人からいろんな流れが生じていると思います。
その時代の頂点は海の波のようにある時間を持って繰り返している様です。

それぞれの国にそれぞれの頂点があります。
また、その頂点の周りにはその波に影響を受けた小さな波が存在するのです。
日本のフルート界にも東京の波、大阪の波、札幌の波、九州の波・・・・・。
それらは、細かく見るとそれぞれ特徴が有るのです。

有るコンクールの時に思ったのですが、
そのコンクールを受ける人が何処の出身か解るのです。

正確には何処の音大であるか・・・どの先生に師事しているか・・・が。
これは、それぞれの波の特徴を審査しているこちらが知っているからです。

「この人は、大阪のだれだれ先生に師事しているな」と・・。

だから、休憩の時に審査員の間では
「今回はXX先生の弟子が多いね」等と言う話題が出たりするのです。

私が関係したコンクールでは審査の点数は審査員全員の前で
どの審査員が誰に何点付けたか全部わかる仕組みで最低点と最高点は削除され、
それ以外の点数の平均点を点数として出すのです。

何故か審査員1人の持ち点は25点つまり25点満点なのです。

審査員は大先生も私の様なその他の先生も同じ扱いで点数を評価されますから
私の様な新米の審査員は、それは、それは大変緊張するのです。
日本の大きな波である大先生の隣に私の点数が書き込まれるのは
光栄というか・・・その点数に差があった場合自分のメモを見ながら
どうしてその差が開いたか冷や汗をかきながら検証するのであります。

それぞれの審査員の点数の開きを見ていると、
その審査員が何を重視しているかが見えてくるので大変勉強に成るのです。

もちろん、人の眼を気にしないで自分が感じたまま点数に表さなければ、
私が審査員をひき受ける意味が無いので遠慮しないで点数はつけさせて頂いた。

しかし・・・今年の夏に頼まれた審査員はお断り致しました。
3日間ほぼカンズメの仕事なので、体調にまだ自信が持てないのと
まだ幾分デブなので暑がりだからです・・あはは。


そんなフルートの世界を見るとオカリーナの世界には、
まだ深い海の作り出す静かで大きな波は存在していない様に感じます。
私も井戸の中で暴れて波を作っているし??
きっとこれからでしょう。

現在のオカリーナが作り出しているのは多様な音楽。
それに、オカリーナという楽器自体、多くの種類が有る。

これら風はどの様に吹き
自転や公転、惑星間の引力などの影響を受け
誰が時代の波を作るのでしょうね?

もちろんオカリーナ音楽の様式として・・・。






■嬉しい感想が送られてきました・・お読みください。
----------------感想が・・・-------------------
とうとう オカリーナを作っちゃいました。
出来映えは・・・
ゴミそれとも宝物?
教えていただいている陶芸の先生から粘土を少々頂いてきて
とうとう 作ってしまいました。
まぁ 音は出なくてもオブジェでもいいかなぁと・・・ 
軽い気持ちで とりあえず使用中の市販のオカリーナを見ながら ストロー キャンディーの棒
竹串etc 台所用品で道具を間に合わせ悪戦苦闘・・・
完成しました。制作費ゼロ(^^)
外見は問題なさそう。
吹いてみると 音が案の定全然出ない・・・空気の入る音だけが悲しく響く。
処女作はこんなものかなぁ〜 
しかし 粘土なんだから 乾燥するまで なんとかなるのではと弄っていたら
偶然にも 音が出ました。 うれしいものですねぇ〜 「ピー」ってまさしく笛の音が…
粘土から音が作り出せるなんて
それも 自分の手で 
吹いてみると なんとか ドレミファソラシドって聞こえます。
すごい発見したみたいでうれしい気分になりました。
でも 高音はしっかりと出ません。
何処に原因が・・・

今度は もう少しちゃんと作ろうとHPをしっかり読み 
もう一度 簡単な方のオカリーナを作ってみました。
(お臍と足はつけませんでした。(^^))
「フー」と息を送り込んでみると 1回で澄んだ音が響きました。
「やったぁ〜!!」 思わず一人でニンマリしてしまいました。
==============三重県のma−chanからでした===================
これに懲りず、また感想を下さいね。


■先週に発表したオカリーナの通販?はすごい盛況でした。
1週間も売れ残ったらどうしようかと思いましたが。
何とか完売できて良かったです。

それに、吹き方がチョット難しいと思われる
私のオカリーナに対する嬉しい感想を頂き感激しています。
本当に有難う御座います。

まだ作品は有るのですが、録音したり写真を撮ったりする手間が大変で
公表できないでいます。
次回には発表できる様に頑張りたいと思います・・。


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