「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2004/01/16    第 148号
     





日光には中禅寺湖がありそこには男体山がある。
そのむこうには戦場ヶ原がありそこはもう氷の世界です。
散歩コースから見る日光方面に真っ黒のな雲が・・・。

その雲の向こうでは冬将軍が暴れ回っているのでしょう。
ここはよく晴れて天気は良いのですが、
ものすごく寒いその鼻息が顔を引きつらせます。
雪がふりかかって日陰では道がバリバリと音を立てています。

今日は、その冬将軍の怒りもだいぶ納まって来ている様ですが、
まだ男体山は見えなくその向こうでは暴れているらしい・・・。
本当に横暴な女王様?
気まぐれに皆を従えて暴れまわっている。

何時また吹き荒れるか楽しみでも有る・・あははは
今晩も冷え込むらしい・・・。
外の気温計はマイナス5度に成っています。
我が家は北海道並み・・あははは

さすがのわが愛犬も30分外で遊べません。
外に出したら早く入れろとおお騒ぎ、
仕方なく中に入るとストーブのそばで丸くなる・・・

注:猫では有りません犬です。




         演奏-個性  



最近、レッスンでよく言うのが

「きちんと吹け!」

・・・・これ口癖みたいに成りました。


「きちんと吹け」と言われて

生徒さんの方は解っているのかどうか?

もちろん生徒さんにも色んなレベルがあるので、
その意味は少し違ってきますが・・・・。



最低限の演奏・・・
なんて物が有るとしたらどんな演奏なのでしょう?

考えてみましたが、
それはノテーションソフトのフィナーレで書いた楽譜をコンピュータで演奏
させたものに成るのでしょう。と言うのは、音符の長さ高さ多少の強弱・・
それにつまらないルバート等、楽譜に書いてある事を間違い無しに実行して
いるからでしょう。

その様な演奏を貴方がしたら、
それに対して普通の先生はこれだけ実行されたら
「素晴らしい!」と合格させてくれるかもしれません。

または、
「悪くは無いけどつまらない」と思いながらも楽譜に丸をつける
かもしれません。

そんな演奏をした生徒の貴方も
一週間にわたる楽しい練習の成果と思い、
十分満足し明日への意欲が沸いて、さらに練習を続けるのでしょう。

これは。これで十分幸せな事かもしれません。


こんな演奏に「一味違う演奏とは?」
それはほんのちょっとの違いしか有りませんから、
味音痴の方には理解できないかもしれません。
丁度、薄味と味が無いのはまったく違うのに似ています。

それは大変な違いなのですが音楽で理解できるかどうか?
つまり、よい演奏は最初からすべての作業そのものが違っているのです。


その演奏には何が有るのでしょう?

この問に対して貴方が明確な答えを実践と共に示せるのなら
この文は読まなくても良いです。


自信が有るからもう読まない。・・・ご苦労さま。
自信が有るけど読んでみる。・・・・・本当かい?
自信が無いから読んでみる。・・・・・正直ですね。
想像も付かないから読んでみる・・・理解できるかなぁ?
想像付くけど読んでみる。・・・・・・具体的に言えなければ無いと同じ!
めんどくさいからもう寝る!?・・・貴方は賢明かも?!
その他・・・・・・・・・・・・・・ごじゅうに!


まぁ・・おっさんのたわごとです・・・お読みください・・・あははは
運がよければ・・何かのヒントが有るかもしれません。





その先を目指した演奏の数々!

■良くあるのが訳も知らずに思い込みでの演奏・・・・。

■モーツアルトを演奏するから伝記を読んだり、その縁の地を訪れ記念写真を
沢山撮ってきたり、「モーツァルトの創作の世界」と言う本やスコダの著書や
名曲全集の解説の読破それにもろもろの研究・・・・・etc と、曲目解説なん
かに自分で書いている方。

■性質の悪いのは人の演奏のコピー(これは最悪)
レッスンで教わった事をリサイタルでするばか者!
絵の世界でも有るらしい・・・師匠に描いてもらった絵で入賞するアホ。
ヌリ絵の世界らしい?!


(話が逸れだしたので、
  「一味違う演奏とは?」 は宿題!   
 次に進みます。 あははは)




●オカリーナの世界ではさらに恐ろしい落とし穴が・・。
インターネットでは吹けもしない人がオカリーナについて書いています。
三ヶ月ぐらい吹いてみたぐらいの感想を忠告の様に・・・・・。
恐ろしい事です!

私の言った事を書きまくっている人も居ますが・・・。
これは良いのか悪いのか??

●フルートでも初心者が研究する時に
有名な本なら何でも信用してすぐに取り入れ様とするのはアホです。

その本がどの時代に書かれた物であるのか?
どの地域で(フランスか?ドイツか?イタリアか?英国か?)
著者の先生はそしてその系統・・。

整理して学ばないと・・・。

●オカリーナではどうなのでしょう?
国や文化圏による様式の違いは?
演奏される音楽による違いは?
奏者による個性とその範囲は?

まだ余り無い様ですがこれから整理していかないとだめでしょうね。




(まだまだ脱線している・・・何の話だっけ? 「きちんと吹け」でした)



さて、やっと結論!?

最高の演奏・・・・・を言葉で表すとしたら?

「リズムは正確」で「テンポはきちんと」しており
「書いてある事に忠実」に吹く事なのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・れれれ?!

「最低限の演奏と同じ??」  「これは、無いでしょう!」


「いいえ」「内容はまったく違うのです」

言葉で書いたら同じになるのですよね。 あははは


しかも「一味違う演奏とは?」の答えでも有り
「きちんと吹け」の答えでも有るのです。



何か「一休さん」の様に成ってしまった。


・・・・・わははは!!!



追伸
クラッシックの演奏でこれ位の考えが無い演奏家では良い演奏が出来るはずは
有りません。個性は良いけどきちんとした音楽的裏づけの無い個性は単なる
アホなんです。演歌やポピュラーの世界でもその様式を超えた個性?は・・?
存在しないはずです。ただ、様式は時代と共に変化するのですが・・・。




最近、親切に答えまで導き出す事は余り無いですね・・・。
もちろん、奇問の提供が趣味ではなく、
皆さんが考えてみる事自体が意味があると考えています。
普段こんな事は考えませんからね・・・あははは


新年、数名の方から嬉しい感想を頂きました。
紹介したいのですが・・・了解をもらうのを忘れましたので。
お名前等を伏せても紹介されたくない方はその旨書いてくださいね。
たとえば・・「公開は希望しません」・・・などと・・。
または「実名で書いても構いません」・・とか?!

ひょっとしたら・・「これは恋文ですから非公開で・・」とか?

■前回、「お」友達の会 で 連絡が取れない方や長期に渡りアクセスが
無い方を整理したい・・と書いたら、
沢山の方が心配してメールをくれました。脅かしたようでごめんなさい。

事務的に書いたつもりでしたが・・・。  
ホームページにはアクセスログと言うものが有りまして。
誰が何時アクセスしたかわかる仕組みになっています。
アクセスの無い方はどうしたのかと心配に成っただけです。

一方通行でしたらメルマグで十分であり、
「お」友達の会にした意味が有りませんので、
参加型の会にしたいと言う事です。ご理解ください。



  「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2004/01/16    第 148号
      皆様の ご感想、ご意見、等 お待ちしています。
        発行者 :Kenji Ogawa ken3@fl-oca.com
      HomePage:http://village.infoweb.ne.jp/~flute/
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