「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2004/02/27    第 154号
     




散歩コースにはいろいろな場所がある。
もっとも暖かい所には花が咲いて汗をかくほどだが、
寒い場所は本当に寒い・・・そんな所は・・・
風の通り道・それに地形的なもの・
そして大きな木がある森の日陰などだ。

前回か前々回に書いた覚えが有るが、
凍った道が濡れている状況は少し暖かくなって凍った土の表面が
解けた状態だが、今日はその先の状態に・・・
つまり、表面だけではなく奥の方まで解けたのだ!

当然天気が良いにも拘らずその道はぐちゃぐちゃである!
わが愛犬はそんな道が大好き?!
その土が肉球に心地よいのか???  こまったものだぁ
ご主人は大切な靴が汚れないように最大級の注意を払って歩くのだ!
あるデパートでたまたま通りかかった時の特売の靴・・。
一年は持たさないと・・・あははは

最近はカメラを持って歩いているので、
怪しい場所にも入って行くので靴が余計にに汚れる。
知らない人が見ると藪に入ってゴソゴソとしているのでチョッと怪しい?!
だからでは無いが、私は自分の作品を立ちXXXxXXX写真と言っている・・。
見かけではなくそれぐらいの時間で撮影するからだ・・。
決してその行為をしながら撮っているのでは無い!!




         息が・・・  



「フルートを吹くとめまいが・・」
と言う人は多い・・。

そうです、もっとも息を沢山使う楽器なのである。
だって、息の半分は外に出てしまうのですから?!

「オカリーナで良かったわぁ」

・・・・? 何をおっしゃいます!
オカリーナも同じなのです。

「ええー?でも口で咥えて空気を全部入れますのよ!」

確かに! 
でも、その先の歌口で半分の空気は外に出るのです。
もっとも、吹き込み口を「がぶっ」と噛み付きそうな感じで
吹いている人にとって・・・そんな感じかも知れん!?

クラリネットやトランペット等他の木管金管楽器は、
演奏の為の空気は全部楽器の中に入るのは思い出して頂ければ解るでしょう。
そんな中「笛の仲間」は効率の悪い発音原理によって演奏されるのである。
これはどう考えても不利なのである!

「でしょう!だから私が息が続かないのに・・先生ったら」
「あの様に、しつこく苛めるのはきっと前世の・・・??」

と、考えるのはお待ちください・・・あはは


アホな話はこれぐらいにして・・
貴方の肺活量を100とすると。
貴方はどれぐらいの空気で演奏しますか?

■貴方は息を100パーセント吸って演奏しますか?

「もちろん、呼吸法は勉強したし
  もちろん100パーセント使っています、ハイ」


・・・と言う人は大嘘つきで有ります!
本当に100パーセントの空気を吸ったら
貴方は苦しくってとても演奏なんか出来ないはずです。
肺活量を測る時の様に気を吸って演奏してみてください。
どうです!!・・・はは


「なにっ! 演奏できる??」
「ご苦労さん! がんばってください」

まぁ・・普通の人は出来ないはずです。

■では次の質問・・
貴方はかなり無理して吸った息を無駄なく100パーセント使っていますか?

「もちろん、使っています目や鼻から抜けたりしません・・時々
 バックから出る物は・・・別ですから・・あはは」

なんて言う貴方!
そんな最後の息で演奏は出来ません・・・いいえ・・・間違いです。
演奏は出来ます・・・時々経験が有りました・・。

でも、そんな演奏をした時の問題点は・・・

「その後の息が吸えない」

と言う事なのです。

以上の話を簡単にまとめましょう。
貴方の吸える息の量を100として演奏に使えるのは
100の内80なのです。

■上のほうの10と下のほうの10は演奏に使えず
その間の80が演奏に使える息なのです。
さらに最初の話で半分は外にでる??と言いましたから・・。
何と笛は無駄の多い楽器なのでしょうか?
でも、その無駄の半分は天使にあげているので我慢してください!

あははは


さらに問題は続きます。

他の楽器には吹奏時の抵抗感が単純に有るのですが、
オカリーナには有りません・・・。
ここでフルートの人はオヤッと思うか・・それとも納得するか?

フルートは自分の唇で息を挟み吹き出す時の抵抗感が得られますが、
オカリーナはそれが有りません。
だから自分の体で圧力を調整する必要が有るのです。

・・言葉で言うほど難しい事では有りませんが、
オカリーナのロングトーンの重要性がここに有ります。



チョッと余計な知識が有る人は
「循環呼吸があるじゃないですか」
と言うのですが・・・。

それを言うなら出来るようにしてから言ってくださいね。
出来もしないで言わないで下さい。 ふふふ

「よし、やってやろうジャン」と言う人に鼻を挫く一言・・。
私は「オカリーナは息の抵抗感が・・・」と言いましたね。
これが循環呼吸を難しくしているのです。

相当の努力の後出来たとして、
それをどの様に音楽的に使うかが問題ですが・・・あははは



それでもがんばるあなた「フレーフレー!」


========余談=======================================================

この話にはチョッと問題がある。
貴方の息の量を100としたが呼吸法でそれが150に成るのである。
正確な数字については感覚の数字だから問題があるが、
正しい呼吸法を身に付けないとここの話だけでは役に立ちません。

もう一つの問題は・・
(沢山有るでしょう・・あははは)
ここでは息を吐く時だけを問題にしました。
当然、息は「吐く」前に「吸う」のです。だから、問題は後半の「吐く」だけ
を取り扱っています。・・これは片手落ちですね・・・はは

さらに・・(まだ有るのぉ?)
息をその様に「保持」しているか! それが問題なのです。
つまり演奏の為に圧力を調整する事・・・。

これからの貴方が受けるレッスンの中で、
貴方の先生がこの問題に関して教えてくれるはずですからお楽しみに・・・。 
これが問題だと知っているだけで  「来た来た・・・これが例の・・・」
と思えば覚えも早いかと・・・・ははははははは



■暗号コード「444」に付いて!

私のホームページで時々?話題に成っているこの数字は、
「おしらせ」 http://www.fl-oca.com/q/q.cgi
に有る「オカリーナコンサート@グレースワイン」の事です。

日時 2004年4月4日(日) 13時半会場  14時開演
場所 山梨県勝沼町等々力173番地グレースワイン(中央葡萄酒株式会社)
入場料 2500円(ワイン又はぶどうジュース、おつまみ代含む)
http://www.grace-wine.jp/  ← 参照

井中笛人   mkht@yin.or.jp   まで


■ ホームページの引越しに付いて

このたび「フルートオカリーナ館」は引越ししました。
新しいURLは  http://www.fl-oca.com/

フルートオカリーナどっとコム と覚えてるか?
貴方のコンピュータのブックマークを直してください!

「お」友達の会の入場方法は今までと変わりません。
入場できない方はお気軽にご相談ください。



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       HomePage:http://www.fl-oca.com/
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