「お」友達の会 kenさんのよがり笛2 2004/05/21 第 165号 しばらくオカリーナの制作をしませんでしたが、 生徒さんに供給する楽器が少なくなってきたし、 暖かくなってきたし?? ???? ちょっとアイデア(注1)が浮んだ事も実践したいし・・・。 我が家の居間の先に3畳ほどの愛犬の土間が有ります。 我が工房はその愛犬スペースに作業机を置いるのです。 愛犬には挨拶無しで掃除を始めたら・・・嫌な顔している。 工具を手直しする為に外にあるグラインダーで作業していたら わざわざ机の前に座り込み知らん顔をしている! きっと自分の場所である事を主張しているのだろう。 「どけっ!」と言うと嫌そうに場所を変える・・。 しょうがないので「ナデナデ」をしてご機嫌を取るのです。 今日は・・だいぶ、共存にも慣れて来た様だが、 まだ調律をすると嫌そうな顔でこちらを見る・・・。 我が愛犬に気に入られるオカリーナを作るには、 オカリーナ自体の問題と言うより別の作戦が必要かもしれん。 息が苦しい 息の問題は管楽器では避けて通れません。 「息が苦しい」には 二種類有るのです。 皆さんが体験するのは「息が無くて苦しい」でしょう。 しかし、「息が余って苦しい」と言う事も有るのです。 息が余る楽器としては「オーボエ」が有ります。 オーボエ奏者はよく真っ赤な顔をして吹いていますが これは息が余って苦しいらしいのです。 フルート吹きから見ると羨ましい問題です。 フルート吹きで息が余って苦しいなんて聞いた事有りませんから・・。 オーボエを除いた大抵の楽器では息が無くなって苦しいのでは無いかと 思いますが皆さんがやっているオカリーナは「息が余ったり足らなかったり」 するのです。(注2) でも、大抵の場合・・皆さん息は足らなくて困っているようです。 「フルートは息が苦しいのね・・」とか 「オカリーナは意外に空気を沢山使うの」なんて言っています。 息が足らない原因として考えられる事 ●楽器が悪い ●肺活量が少ない ●息を吸わないで始める ●途中の補給が不十分 ●息を安定して出せない ●呼吸法の問題 ●無理に長いフレーズを吹こうとしている ●耳が悪い ●その他の原因 こんな所かな?? それぞれの件に付いて考えましょう。 ●楽器が悪い これはエアーウエイの作りに関係する。 その楽器を作った人の癖に関係する。 単純に空気の消費量を多く設定している場合です。 (設定していると言うより演奏も出来ないのに作っているからです) ●肺活量が少ない 確かに肺活量は少ないより多い方が良いかもしれませんが、 貴方が普通に生活していれば普通の肺活量があるはずです。 少ないからと言って演奏できない事は有りません。 フルートなどでは普通の演奏なら肺が片方無い方でも演奏できます。 オカリーナでは楽器を選べば十分演奏できるはずです。 ●息を吸わないで始める これがずいぶん多いのです。 オカリーナの生徒さんに多いのですが・・。 満タンにしないで高速道路のロングドライブに行く勇気のある人。 ●途中の補給が不十分 ブレスを指定された場所でするのですが、 ポーズ(ブレスしているつもり?)だけで殆ど吸っていない。 その為に演奏はすぐに破綻する。 ●息を安定して出せない ・・・ロングトーンの練習をすれば治る。 ●呼吸法の問題 腹式呼吸をいまだにしている人?? それすら知らない人・・・。 多くの息を自然に安定して補給して供給できるテクニックが必要。 ●無理に長いフレーズを吹こうとしている 息の問題と言うよりブレス位置の決め方に問題がある。 (息が吸える場所に付いてはお友達の会に有るQ&Aに有ります) ●耳が悪い これは耳鼻咽喉科の音を聞く能力?と言うより 大きい音が良い音と勘違いしている人に多いのです。 (今まで何回も「よがり笛2」で触れています) ●その他の原因 こんな所でしょうか・・・あはは 単純に楽器が原因の場合と貴方が原因の場合ですね。 なんでもそうですが、 あなた自身の問題を認識したら、 それを解決する為の方法を考えれば確実に進歩します。 上手に成るには簡単なんです。 「問題を認識しそれを解決する努力をする」 ・・かなりしつこい性格でないと音楽は難しいかも! あはははは ■息を沢山使うオカリーナだととても苦しくなります、 単純に8秒ぐらい伸びない様では音楽は出来ません。 作る人が音楽する気が無い人だと最悪です。 ■(注1) あたらしい試み・・・アイデアが気に成るでしょう!! 今回のアイデアは現在のオカリーナの音色に直接係わるのでは無く オカリーナの原理を考え今までに無いオカリーナが出来るかも?? もちろん、通常作る楽器には応用しませんのでご安心を・・ははは ■(注2) 『オカリーナで息が余ったりする場合、 演奏しながら鼻から息を抜いたりします』 ■今まで私のオカリーナには「お」の印が付いていましたが、 それに加えて○の中に「けん」と書いた印を押すようにしました。 これは昨年開発した新しい「お」かりーなです。 吹いた印象としては今までのが銀のフルートでしたら18Kのフルート? なんて・・感じです。 機会が有りましたたお試しください。あははは Copyright (C)All Rights Reserved. -- mail
「お」友達の会 kenさんのよがり笛2 2004/05/21 第 165号 しばらくオカリーナの制作をしませんでしたが、 生徒さんに供給する楽器が少なくなってきたし、 暖かくなってきたし?? ???? ちょっとアイデア(注1)が浮んだ事も実践したいし・・・。 我が家の居間の先に3畳ほどの愛犬の土間が有ります。 我が工房はその愛犬スペースに作業机を置いるのです。 愛犬には挨拶無しで掃除を始めたら・・・嫌な顔している。 工具を手直しする為に外にあるグラインダーで作業していたら わざわざ机の前に座り込み知らん顔をしている! きっと自分の場所である事を主張しているのだろう。 「どけっ!」と言うと嫌そうに場所を変える・・。 しょうがないので「ナデナデ」をしてご機嫌を取るのです。 今日は・・だいぶ、共存にも慣れて来た様だが、 まだ調律をすると嫌そうな顔でこちらを見る・・・。 我が愛犬に気に入られるオカリーナを作るには、 オカリーナ自体の問題と言うより別の作戦が必要かもしれん。 息が苦しい 息の問題は管楽器では避けて通れません。 「息が苦しい」には 二種類有るのです。 皆さんが体験するのは「息が無くて苦しい」でしょう。 しかし、「息が余って苦しい」と言う事も有るのです。 息が余る楽器としては「オーボエ」が有ります。 オーボエ奏者はよく真っ赤な顔をして吹いていますが これは息が余って苦しいらしいのです。 フルート吹きから見ると羨ましい問題です。 フルート吹きで息が余って苦しいなんて聞いた事有りませんから・・。 オーボエを除いた大抵の楽器では息が無くなって苦しいのでは無いかと 思いますが皆さんがやっているオカリーナは「息が余ったり足らなかったり」 するのです。(注2) でも、大抵の場合・・皆さん息は足らなくて困っているようです。 「フルートは息が苦しいのね・・」とか 「オカリーナは意外に空気を沢山使うの」なんて言っています。 息が足らない原因として考えられる事 ●楽器が悪い ●肺活量が少ない ●息を吸わないで始める ●途中の補給が不十分 ●息を安定して出せない ●呼吸法の問題 ●無理に長いフレーズを吹こうとしている ●耳が悪い ●その他の原因 こんな所かな?? それぞれの件に付いて考えましょう。 ●楽器が悪い これはエアーウエイの作りに関係する。 その楽器を作った人の癖に関係する。 単純に空気の消費量を多く設定している場合です。 (設定していると言うより演奏も出来ないのに作っているからです) ●肺活量が少ない 確かに肺活量は少ないより多い方が良いかもしれませんが、 貴方が普通に生活していれば普通の肺活量があるはずです。 少ないからと言って演奏できない事は有りません。 フルートなどでは普通の演奏なら肺が片方無い方でも演奏できます。 オカリーナでは楽器を選べば十分演奏できるはずです。 ●息を吸わないで始める これがずいぶん多いのです。 オカリーナの生徒さんに多いのですが・・。 満タンにしないで高速道路のロングドライブに行く勇気のある人。 ●途中の補給が不十分 ブレスを指定された場所でするのですが、 ポーズ(ブレスしているつもり?)だけで殆ど吸っていない。 その為に演奏はすぐに破綻する。 ●息を安定して出せない ・・・ロングトーンの練習をすれば治る。 ●呼吸法の問題 腹式呼吸をいまだにしている人?? それすら知らない人・・・。 多くの息を自然に安定して補給して供給できるテクニックが必要。 ●無理に長いフレーズを吹こうとしている 息の問題と言うよりブレス位置の決め方に問題がある。 (息が吸える場所に付いてはお友達の会に有るQ&Aに有ります) ●耳が悪い これは耳鼻咽喉科の音を聞く能力?と言うより 大きい音が良い音と勘違いしている人に多いのです。 (今まで何回も「よがり笛2」で触れています) ●その他の原因 こんな所でしょうか・・・あはは 単純に楽器が原因の場合と貴方が原因の場合ですね。 なんでもそうですが、 あなた自身の問題を認識したら、 それを解決する為の方法を考えれば確実に進歩します。 上手に成るには簡単なんです。 「問題を認識しそれを解決する努力をする」 ・・かなりしつこい性格でないと音楽は難しいかも! あはははは ■息を沢山使うオカリーナだととても苦しくなります、 単純に8秒ぐらい伸びない様では音楽は出来ません。 作る人が音楽する気が無い人だと最悪です。 ■(注1) あたらしい試み・・・アイデアが気に成るでしょう!! 今回のアイデアは現在のオカリーナの音色に直接係わるのでは無く オカリーナの原理を考え今までに無いオカリーナが出来るかも?? もちろん、通常作る楽器には応用しませんのでご安心を・・ははは ■(注2) 『オカリーナで息が余ったりする場合、 演奏しながら鼻から息を抜いたりします』 ■今まで私のオカリーナには「お」の印が付いていましたが、 それに加えて○の中に「けん」と書いた印を押すようにしました。 これは昨年開発した新しい「お」かりーなです。 吹いた印象としては今までのが銀のフルートでしたら18Kのフルート? なんて・・感じです。 機会が有りましたたお試しください。あははは
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