kenさんのよがり笛2 2001/08/17 第 23号
     



気のせいかセミの声も元気が無い・・!!

Uターンラッシュも昨日から始まった様ですが、
犬の散歩で見る東北自動車道路(16日午前)
は上下ともちょっと多め?ぐらいでした。
・・・・数年前から分散化している様ですね。

送り盆かぁ・・こう書くのかなぁ?


八戸からしばらく入った町では
大きな鍋を家の前に持ち出し、
お盆の間 焚き火をするのです。

薄暗くなった通りのあちらこちらで
焚き火の火が燃え、影が揺れています

どの家も玄関を大きく開け奥まで丸見え
普段より人が多くなっている

子供達はその焚き火の前で
やっと来た花火の時間を楽しむ・・・・
みんなの顔が幸せで溢れています

この小さな町の通りは、煙や光が交錯し
精一杯にぎやかな夏が過ぎ行くのを
楽しんでいる・・・


そんな、お盆を経験したのも随分昔の事になりました。
今もその時と同じ様に焚き火をして花火をして同じ様に時が流れ
やがて来る秋や冬を迎えるのでしょう




           作る練習?



オカリーナは
自分で作れる数少ない楽器のひとつです。

それほど難しい事はなく大した知識や技術は要りません。
粘土に慣れるだけで出来てしまいます。



粘土は何でも良いのです。
作り方もどの様に作っても音が出れば良いのです。

作り方は・・・

塊から掘り出しても
紐作りしても
粘土を板状にしても
もちろんロクロを使っても??
塊を手で変形させても良いのです。

どこかのオカリーナの制作を読んで
その通りに作る必要は無いのです。(すいません私の所です)
色んなアイデアが自分で涌き出て当然ですね。

その通りしか出来ない人はむしろ問題があります・・ははは
色々自分で工夫できる方が良いですね。
その方が楽しいでしょう?

本当に簡単で誰にでも作れますので、
きっかけとしてホームページを御覧下さいね!


さて、それから、
あと少し良く作れる様に成る為には
すこし工夫が必要・・。


第一に 粘土に慣れることです。

その為には同じ粘土を使い続けるのが第一、
決して他の粘土を使いたくなっても我慢する事です。
(理由は他にもありますが、それはまたの機会に)



第二に 粘土の状態を見極める事

粘土には色んな状態の時があります。
それぞれの加工に適した時期が有り、その時期を逃すと
大変な事に成ります。その加工に適した時期を見逃さない。
(それぞれの状態を保持する工夫と知恵)


第三に 動きに慣れる事

一つの作業を根気良く何回も繰り返し動作を安定させる事
その事によって無駄な力が抜けます。合理的な動きに成ります。


第四に 発想を転換する事

一つの方法や考えに固まらないで常に新しい方法を考えること。
進んでいる人は一度もどって見てください。何か発見できるまで・・・。
そうすれば、その後見える範囲が広がるかも・・・?


第五に 最初に戻り自分の気持ちをリセットする

最初に作ったような笛を作静かに吹いてみる
・・・ほら、思い出すでしょう!

「一番最初に音が出た時の感動を」





・・・なんだ、と思ったでしょうが、こんなものですよ。
格好良く難しい事を書いて、素人を惑わしても良いのですが・・・
心がやさしいからかけません・・・ははは





でもね、どんな事柄でも、
究極に近づくほど無限大に難しくなるのです、
そうでなければ全く簡単なのです・・・ハイ




♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪今日の音楽史♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

葛飾北斎の版画で 富士山と大きな波
の作品は皆さん何処かで見ていますよね・・・
ドビュッシーはあの作品を見て代表作である
「海」を作曲したと言われています。

その作品は今世紀の新しい音楽の扉を開けた偉大な作品でも有ります。
それが、日本人の版画に影響を受けたと言うのは何となく、
気分の良いものですね。

そのフランスの作曲家、
クロード・ドビュッシーは1862年8月22日(来週の水曜日です)
に誕生しています。(1918年没)

フルートの作品で「シリンクス」は僅か36小節の作品ですがフルートの持て
る表現力を最大限に使った作品として有名です。

私事ですがこの曲は本当に勉強しました。
最初に楽譜を手に入れたのは高校二年の時ですが、当時コピー代は高いので
自分で写譜した覚えがあり、コピーついでにランパルの演奏までもコピーし
たりしました。

しかし、先生にランパルは二人要らないと言われショックでしたが・・・・

間違い無く天才で精神貴族であった彼の事は
その作品から窺い知る事も出きるかもしれません。

19世紀末の印象主義のさまざまな分野の芸術とともに鑑賞してみて下さい。
たとえば・・・

ヴェルレーヌ(詩人)・マラルメ(作家)・モネ(画家)



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