「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2006/02/10    第 249号
        





犬と散歩をしている人を見ると、
面白いもので人を見るのではなく犬を見ているのです。
「次郎」の飼い主の人・・・などと言っている・・。
犬の名前を知らない場合は勝手に名前をつけているのです。
もちろんその犬が「次郎」かどうか知りません。

他の人は我が愛犬をどう判別しているのでしょう?
私と愛犬の場合は犬より私の方が目立っているので、
「大きい人と似合わない犬」等と名前をつけているのだろうか?

最初飼うと決めたら名前をつけますが・・・
あまり可愛い名前だと困るかも知れません
それに我が家ではオスだと思い「桃太郎」と名前を付けてしまいました。
もちろん私はメスだと主張したのですが多数決で・・・。

獣医さんの「メスです」の一言でやっとメスとの待遇を・・。
もちろん「桃太郎」ではチョット可愛そうなので、
安易に「モモ」と名前の性転換をしたのです・・・あはは
その名前が気に入っているかどうかご本人に聞いてみたい!?




         息とタンギング   



先週、タンギングの「舌の動作」お話しました。
実際に皆さんの演奏を聞きますと満足のいく演奏はほとんど無く、
チョット困る勘違いの演奏が本当に多いのです。

その様な基礎奏法で一生懸命に練習をして曲を仕上げても、
砂上の楼閣と成る恐れが有ります。
これは貴方にとって物凄く大切な事かも知れませんので、
一度ご確認下さい。


例えばここに音が3つ有るとします。

(「ソソソ」でも「ソラシ」でも何でも構いません。
もちろんスラーは無しです)

●まず貴方が、貴方が演奏してみて下さい。

ただ演奏するだけでなく、
自分の出した音を良く観察して下さい。
出来れば録音して・・・・・。




実際に演奏し出来れば録音して、
その後ここをお読み下さい・・その方が・・。

------- 実験中!!

はい、どうでしたか?
(なに!? やっていない? しょうがないなぁ)

貴方が真面目に「吹いた」としても、問題はその観察力!
その為には録音して何回も確認できると良いです。


「早く次に行け」って?   
しょうがない・・・次に行くかぁ!
(これを読んで考えるだけで上手く成れれば、
 誰も苦労はしませんよ!)



■貴方が吹いた三つの音の間はどうなっていましたか?

a) 隙間があった  b) 隙間は無かった 番外)解らない

■それぞれの音を図形で表すとどうなっていました?

c)○  d)□  e)◇  f)> g)< h)〜


大抵の方は a) で d) 以外のパターンなんです。

『当然 b) で d) が良いのです』

簡単に言うとまな板の上の大根を良く切れる包丁でドンドンと
切った感じが良いのです。
別の表現をすると羊羹を切ったような感じ・・。
更に別の表現をすると・・・もう良いですか!? あはは



これは貴方が勘違いをしている事を表しています!

貴方は一音ずつ吹いているから駄目なのです。
そうではなく!
■「フレーズの中の音は全部つながっているいるのです」

タンギングをしても音はつながっているのです!
すると音の形は 「□」と成り音と音の隙間はありません。


■下手な人はそれ以外が多く大抵は真ん中が大きくなる「◇」の形です。
「○」はそれより酷いフクロウの鳴き声のような吹き方。
「<」これは後で音が膨らむタイプで気持ち悪い演奏になる。
「>」音が小さくなる元気が続かないひと!
「〜」おとが安定しなくフラフラする音!
以上のような音の形に成りしかも音と音の間が離れてしまいます。

さて、
自分が出した音をよく観察できない人が居ますが、
それは今までそういった事に注意を払わなかったからです。
これをやってみる事によって、
今までより自分の音に注意を払える様に成ったら貴方は進歩したのです。
いや、進歩する切っ掛けを掴んだのかも?

フレーズの音の中でスタッカートが付いていない限り
音と音は繋がっているのです。

もちろんブレスの為に時間を取る場合はその限りでは有りませんが、
例え物理的に音が切れても音楽的に繋がる様に演奏すれば良いのです。
その方法とかタイミングは何時かの機会にお話しするとして、

今回は
タンギングをするから音が切れるとか
音を一音ずつ吹く癖を無くす為に注意して欲しいことを書きました。

今回絶対に覚えて置いて欲しい事は
タンギングでは音と音の間に隙間が出来ない。
一音ずつ吹くのは特殊な例であること。

これは当たり前のことですが、
不思議な事に音楽の経験が有ってもこの様な演奏をする人があります。
私はただ理解に苦しむだけなのです。   あははは




■この「お」友達の会で「よがり笛2」をご購読頂いている方には、
多くのオカリーナの先生やフルートの先生がおいでに成ります。
もちろんプロとして活動していらっしゃる方も・・・。
それにオカリーナの製作者の方なども・・。
先輩に当たる方もおいでなので、
ちょっと自説を披露するには躊躇する場面も有りますが、
皆さんの参考に成る意見が有りましたらお寄せ頂ければ幸いです。

■本日、去年の夏と同様  母が入院いたしました。
昨年は入院4ヶ月リハビリ3ヶ月・・今年はどうなるのでしょう?
子供に手が掛からなくなったら今度は親なんですね。
その後には愛犬の介護生活が控えている??
自分はどうなるのだろう?? 
せいぜい健康に気をつけて長生きをしないと・・・?
なんて考えても仕方が無いですね。  ・・・あはは
・・・結局は、ケセラセラ

     
        「お」友達の会   kenさんのよがり笛2 
          2006/02/10    第 249号
      皆様の ご感想、ご意見、等 お待ちしています。
         発行者 :Kenji Ogawa 
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