「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2006/02/17    第 250号
        





オカリーナを作る作業をしていると
愛犬がお尻のあたりを鼻先でツンツンしてくるのは以前話しましたね。

今日は事情があって朝の散歩に付き合えなかったのですが、
帰ってきたら犬小屋オカリーナ工房に私が居たのでビックリしたらしい。
事情と言うのは作業をしてしまわないと粘土の状態が変わり
それまでの作業が駄目に成ってしまうと言う事情だったのです。
粘土の状態は最初のやわらかい状態から時間と共に水分が抜け、
段々硬くなって行きますから、その途中に色々すべき作業が有るのです。

いったん工房に入り朝ごはんを食べたら「ツンツン・・」
外に出たがっているのだろうが、
頭をなでてやりチョット知らん振りをしてやる・・・ふふ
するとチョット困った顔をして横にずーと居るのである。
「気が付いてくれないのかなぁ」と言うオーラが一杯出ている!

しばらくそうやってじらして遊んでやってから、
おもむろに戸を開けて外に出してやった!
案の定すごい勢いで頼まれても居ない外の警備に出動して行った!
最近、庭の向うには謎の鳥さんや不審な猫どももが出没するから
どうも心配らしい!?!?!

土曜日には美味しい生ラム肉が手に入る予定!
手に入らない時は不満げにするので生砂肝を餌に混ぜてあげている。
もちろんちゃんと火を通してから食べて頂いているのだが・・、
どちらがより元気に成るか?
これからの研究課題である・・・うん。




         続 息とタンギング  


-------お便りから-----------------------------------------------------
タンギングをもう一度練習して見ました。
先生のHPは、大変バラエティに富んでいて参考になります。
知人に紹介したらもう3年前からお気に入りに入れてあるよ!
と言われました。
さすが、オカリ−ナ歴のある上手な先輩だと納得!!!
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三年前から「お気に入り」に入れて有ると・・・なるほど!
その先輩に、よろしくお伝えくださいね!



私のページは検索で来る人より、
ブックマークで来る人のほうが多いようです。
つまりリピーターが多い・・・と言う事はより嬉しいことです。

ここに三日物凄い勢いで ・・ 本家?のよがり笛の
「ストラディバリウス」のページが読まれています。
きっとテレビなどでストラディバリウスの話をしたのでしょう。
すると色々な所から検索してやって来るようです。
しかし、面白い事にそうやってやって来る人は
そのページだけを見るだけで、後はどこも寄り道をしません。

それに比べてブックマークで来る人は違います、
ブックマークする位だから興味があるのでしょうね、
丹念に沢山のページを見て(読んで)行くのです。

そう言えば、
お友達の会に入会したばかりの人は
すごい勢いで本当に細かく見て行く様です。

私がビックリしたのは、
全てのページを印刷し本みたいにした物を見せられたときです。
紙代とインク代それに手間が大変だったでしょう・・・??
本当にご苦労様です。

サイトの文章をまとめて本に出来るし、楽譜集、それにCDも・・。
問題は売れるかどうか・・・
タレント本の様な訳には行かないので、当分そんな事は無い!

読者の話によると
サイトの文章を時期をずらして何回か読むと、
最初読んだ時に気が付かなかった事に出くわし、
新発見をしたような新鮮な思いをする事が有るそうです。

是非お試し下さい・・・あはは


さて、いきなり本題からずれていますが、気に成ってました?
横道行ったりいい加減な解決などに驚かなくなっているでしょう・・ふふ
今日言いたい事は1つなのです。
それを言えば三行で済んでしまうのでちょうど良いかもしれません。


■ 続 息とタンギングと言う表題ですが、
その関係はどうなっているのでしょうね?

よく変な質問を受けます。

アクセントが書いてある時、
タンギングの強さをどれぐらいにしたら良いですか?
一瞬考えてしまいますが・・・??

これに答えないとだめかなぁ・・???
チョット意地悪く
「貴方の先生に聞いてその答えを教えて下さい」なんて書いておくか?
まともに答えられない先生が居たとしたら・・・
それは営業妨害になりチョットヤバイので
答えをちゃんと言っておきます!

答えは簡単です前回にも触れています。
つまり「タンギングの強さは・・」と言う質問からすでに勘違いなのです。
タンギングに強さは無いのです。
「強さは息に有るのです」舌は単にそれを塞いでいるだけなのですから!

平たく言うと舌は息が出ない様にただ栓をしているだけなのです!

ピアノッシモの時も同じ舌で栓をしているだけ・・
音を出す時はそれを離してあげるだけで良いのです。

解りますよね??

「ここはフォルテだから強いタンギングで」 
なんて言う人が居たら「それは違う」なんて言わないで下さい。
人前で注意すると可愛そうですから・・・。
「チョット良くわかりません」と言っておいて下さいね。


タンギングは貴方がイメージした息を明確に出す為の栓なんです。


そして・・・・
スラーやタイで括られた音の塊を1つの息で演奏します。
それは丁度一つの言葉の様に機能します。
音楽も幾つかのスラーやタイで括られた言葉が集まって
一つのフレーズ(文)に成っているのです。




三行以上に成った・・・あはは   良かった!


■冬季オリンピックを見ていて思った事!
「音楽と同じだなぁ・・」
昔、家族でカナダにスキーに行きました。
有名なスキー場で広すぎるので最初の日には案内が付きました。
そのコーチの注意の言葉
「カナダのスキーヤーはちょこまか曲がりません。
 とにかく凄いスピードでまっすぐ直滑降で滑りますので。
 上に注意して下さい」
・・・・よく見たら外人の子供はヘルメットしている!
我が子もセブンスヘブンから直滑降していった。

演奏もちょこまか細かい事をするが肝心の言いたい事が無いのだ。

外人は技術的に下手でも言いたい事が明確で自己主張も凄い!
それに楽しんでいる・・・・と思った。

オカリーナ界も凄い人が海外から出てくるか?



     
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          2006/02/17    第 250号
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