「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2006/05/26    第 262号
        





久しぶりに映画を見た。
車に乗る時は雨が降り始め見る見る間に雷雨と成りました。
大粒の雨はフロントガラスに音を立てている。
前方に大きな落雷が有ったがそれはちょうど家の方角・・・。

他の犬も同じかも知れないが、
我が愛犬は雷が大嫌いでその度に大騒ぎをして吼えまくるのである。
きっと、空威張りをしながらご主人に救いを求めているのだろう。
しかし誰も居ないと居間との境目のガラス戸を鼻で必死でこじ開け、
家の中を逃げ廻っている筈である・・・・たぶん?!

今頃どんな状況に成っているか心配しながら帰り道を運転した。
家に着いたら我が愛犬は何と!
雷など関係無いかの様にベッドでお休みなのだ!
しかも下半身がベッドからずり落ちた状態で・・・。
だらしないというか・・・みっともないというか・・。

至近距離に落ちた雷に付いてはチョット気に成るようである・・?
基本的には感知していないと思われるのだ。
耳がずいぶん聞こえなく成ったらしい・・。
毎朝の散歩の時に名前を呼ぶとちゃんと来るのに???
ふしぎだぁ・・・?

一体聞こえるのか聞こえないのか???




         中音域  


フルートの場合は
音域が3オクターブあるので、
一オクターブごとに低音域、中音域、高音域と言っている。

オカリーナの場合
真ん中の1オクターブ(ドレミファソラシ)より上を高音域
それより下を低音域と言っている。

(これは私が勝手に言っているのである・・・あはは)

フルートもオカリーナも中音域は吹きやすく楽に音が出る。
つまり他の音域に比べて簡単に音が出るのである。




しかし、

皆さんに警告します!

そう思っていい加減に中音域を吹いていると上手くは成れないのです。

私が最初に「中音域」と一言で片付けたのは誤解を招くかもしれません。
もちろんフルートもオカリーナも同じなのです。


同じ中音域の中でも
「響き」が段々変化している事に気が付いた事はありますか?
それに気が付いている人は良いのですが、そうで無く、
どの音も同じ様に吹いてしまっている人は居ませんか?

貴方が注意深く音を聞いて演奏していれば、
その響きが音の高さによって段々変化する事に気が付くでしょう。
これは何もフルートやオカリーナに限った事では有りません。
どんな楽器も同じなのです。

隣り合った音は同じ様でも音が少し離れるともう響きは変わるのです。
だから、その響きに合った吹き方をしなければ成りません。




▼これを読んでいる方のレベルはピンからキリまで・・・
有名な奏者の方から先生それに先月始めたあなた!・・・あはは




解りやすく言いましょう!

厳密に言えば一音ずつ吹き方は違うのです。
これはフルートの事?それともオカリーナの事??



お答えします・・・どちらにも共通の事です!!



例えばピアノ!
隣同士の音は良く似ていますが離れた場所にある音とは
明らかにソノリティは違っています。
音によって同じ弦は使っていませんしハンマーの大きさも違います。
つまり、どの音に対しても同じハンマーで叩いてはいないのです。

フルートもオカリーナも同じ!
音によって同じハンマーを使うと言う事は有り得ないのでは有りませんか?
つまり厳密には同じ吹き方では吹けないのでは??
吹き方が少しずつ変わるのでは有りませんか?・・と言っているのです。

オカリーナを作る時などには出来るだけ同じ息の強さで吹ける様に・・と、
簡単に言っていますがそれは感覚的な言い方で、
厳密には変わるのは当然なのです。


具体的にフルートやオカリーナでどの様にそれを実施するかは
説明が難しいので貴方の先生にお聞きください。
きっと私より上手に教えてくれるでしょう!


======ソノリティ ・・・・大辞林======================================-
ソノリティ ・・・・大辞林
音声学で、外部からの音響刺激を人間の聴覚がとらえるときの、
とらえやすさのこと。普通、人間の発する言語音についていう。
聞き取りやすさ。聞こえ。
〔その度合を可聴度といい、フォン・デシベルなどの単位を用いる〕
http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?p=%A5%BD%A5%CE%A5%EA%A5%C6&stype=0&dtype=0&dname=0ss

音楽家が「ソノリテ」と言う言葉を使う時、大辞林での解説と違った
感覚的な言葉であるような気がする・・。

故吉田雅夫先生も「とても訳せません」と苦笑されていましたが・・。
===================================================================-

ソノリティ・・・この言葉は覚えておきましょう。


オカリーナの高音でのの音は普通には出せませんが、
 O-Tone(Ogawa Tone)で「ソ」の音を実際に曲で吹いてみました。
楽譜と演奏は ■ 「お」友達の会 ■ 資料室 サンサーンスの「白 鳥」
に楽譜と演奏アップしました。  

どうもマイクを前にすると演奏がおとなしく成ってしまう・・あはは
皆様のご感想ご高声を頂けるとうれしいです。

録音は2006年05月18日、Kさんのレッスン前に自宅で行いました。
どうしても雑音が入るのが難点! 
DATでの録音はきれいな音なのですがコンピュータで編集すると
雑音が・・・おかしいなぁ!


     
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          2006/05/26    第 262号
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