「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2006/07/28    第 271号
        




              お願い 

          無効アドレスの整理について

 おかげさまでこのメールマガジンの発送容量一杯に成りました。
もちろん、この数倍の容量を確保して有りますがメールマガジンのシステムの
都合でメールが届いて居ない無効アドレスを削除することができませんので、
皆さんからこのメールマガジンにご返信を頂く事で有効アドレスを確認し無効
のアドレスを削除したいと思います。

このメールマガジンを空のメールで返信して頂く事によってアドレスの確認を
して再登録いたしますのでよろしくお願い申し上げます。

次回、木曜までにご返信の無いアドレスに付いては削除いたしますが、
お申し出が有ればいつでも復活いたします。





            お手紙から  



-----------皆さんのお手紙から・・・------------------------

共鳴させる

もっと響かせるということについて考えていましたら、
私は肺を広げることができないのではないかという思いにとりつかれてしまい
ました。普段の生活では、ごくごく浅い呼吸しかしていませんので、肺はほん
の少ししか働いていないと思うのです。
長年そんな風にしていましたので、フルに働くことができなくなっているので
はないでしょうか。そこで、毎日の生活の中で肺を広げるような方法はないで
しょうか?もしありましたらぜひ教えていただきたいと思います。
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肺が長年の呼吸法のお陰で退化する?
私はそんな事は解りませんがその様な生徒さんに接した経験は有りません。
片方しか肺が無い方を教えた事も有りますが何の問題も有りませんでした。
肺の機能に問題はまず無いと思いますが、
ご心配でしたら専門医に診てもらって下さい。(あはは)
個人的には今まであまり意識して深呼吸をする事がなかったのなら
深呼吸をする事は健康の為に良いのでは・・と思います。

普段の生活の中で肺の動きを意識する事は有りませんね。
いつも深呼吸ばかり沢山していたら過呼吸に成るかも?
だから意識していなくて当然と思います。



「響かす」為の 機序(作用メカニズム、機構、仕組み)

会員の皆様には、もう何回も説明済みですが?もう一度簡単に説明します。
大きな木琴(マリンバ)には木の鍵盤の下に太い共鳴用のパイプが付いてい
ます。もし貴方の体がその太いパイプの役目をした時に、貴方が吹いている
オカリーナの音が変わると思いませんか?

そのパイプの役目を貴方の体にさせる事を
私は 「響かす」(共鳴させる)と言っています。

そんな素晴らしい響きを得る事無く、無闇に吹き付けて居る方が多いのは
ちょっと残念です。このご質問を機に良い響きを得られる様に成ると嬉し
いです。


普通の呼吸

質問に有る様に普段は呼吸を意識しませんから、
美しいバラの香りを楽しむように自然に空気を吸って下さい。
鼻から入った空気は貴方のあばら骨を大きく押し広げて肺の中に入ります。
次に、何も考えないでその空気は肺が小さく成りながら出て行きます。
これが、呼吸法の第一歩で肺を意識する事。

ラジオ体操で腕を動かしながらする呼吸もやってみたりして下さい。




楽器を演奏する時の呼吸 に発展させましょう。

呼吸ですから「吸う」のと「吐く」に分かれますが、
演奏の場合「止める」が加わります。

これは「止める」と言うより「保持する」と言う方が自然かもしれません。
単純に言えばこのテクニックが呼吸法のと言われるものなのです。



「止める」または「保持する」または「空気を出す」

時に腹筋や背筋を使います。
私がランパルから学んだ(勝手に学んだのですが・・?)呼吸法は
この他に、あばら骨を広げておく筋肉が必要で、
これで低圧に成った肺は簡単かつ瞬時に吸気を行う事ができるのです。

つまり腹筋や背筋で空気を出しながらあばら骨を広げておく事により、
肺の中の圧力は実際は外気より低圧に成りますが、
それを利用して素早く吸うのです。


この様にする事によって貴方の「胸式腹式呼吸」は完成します。



さて、「響かす」 ですが・・・。

バイオリンの本体の様に弦の振動(オカリーナの音)を
本体(貴方の体)に共鳴させるのです。

この本体は「胸式腹式呼吸」によって常に広げられている肺の他に
「口の中」「喉」も関係しておりそれぞれを意識してコントロールします。
などと書くと難しそうで不親切ですから簡単に言いましょう。


コツは「口の中」「喉」「肺」をそれぞれ別々に感じるのでは無く、
全部を「お腹からの一つのバッグ」として感じことが必要です。

注意して欲しいのは「お腹」と言う表現ですが、
・・・「お腹」には演奏用の空気は入っていませんから、
ここで論じている共鳴箱としての機能は当然有りません・・・。
つまり、感覚的な表現ですのでご注意を・・。




■ 9月23日の演奏会?に付いては開催が決定した様です。
※ 主催 「国際音楽の日」記念実行委員会(文化庁支援事業)
※ 場所 田母沢御用邸記念公園内 研修ホール

入場料に付いては・・・多分無料らしい!?
申し込みの詳細については又お知らせします。

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