「お」友達の会 kenさんのよがり笛2 2006/12/22 第 290号 家を出ると冷気の塊があたりを支配しているの解る。 こいつは未だ冷気の親分ではないのだろうが十分に強そうだ! 辺りは突き刺すような寒さで枯れ草やかろうじて残っている草も真っ白。 そんな事を気にしない様に二匹の犬はオシッコをする場所を一生懸命に探す。 彼らにはその場所に関して人間には解らない難しい拘りが有るのだ。 最近、モモちゃんは余り歩きたがらないので近間の狭い範囲で、 もよおす場所を探すのだが、これがご主人様にはちょっと辛いのである。 何しろ、ろくに歩かないうちから止まって時間をかけて慎重に吟味するので、 その間じーと待っているのは寒くってかなわないのである。 去年までは沢山歩いていたので、寒さも紛れ段々温まってくるのだが、 彼女に付き合ってじっとしていると段々冷気に包まれ、 自分にも霜が降りるのではと思ってしまう。 モモちゃんの要求が満たされるまで待たされるのはたまらん! 今年は毎年買っている内側フリーススーツ上下980円(極安) だけでは無理かも知れん・・・私も歳をとったのか? 股引でも買ってモモ引き・・・なんちゃって!! 演奏の前に 管楽器は冬に音程が低く成ります。 これは気温に関係しているからです。 (原因はサイトのオカリーナの所に書いて有ります。解らない人は 参考に読んでください) これは結構大変な問題です。 私もフルートを一人でやっていた時は気が付きませんでしたが、 アンサンブルで人と合わせる様に成ってやっと気が付きました。 (本来は一人の練習でも解らないといけないのですよね!) ■余り野外で演奏する仕事は無かったのですが、 ある時、小さなアンサンブルで屋外で演奏をする仕事が有りました。 池があってきれいな照明チョットしたステージも有る。 絵的には、とっても素晴らしい情景でしたが、 悪い事に季節は 11月・・。 リハーサルから弦楽器と全く音程が合いません! 弦楽器の人に「音程を下げて欲しい」なんて言えません。 (張力を緩める過ぎると・・・たぶん問題が・・) 暖めても直ぐに冷めてしまうので、管楽器はボロボロの音程! 物凄く苦労しました・・・。 主催者は喜びましたが、演奏者の良心は痛んだのでした。 ■ロンドンで夏の終わりに屋外コンサートが有ります。 郊外のその会場には屋外ステージが有りその手前には池が有って、 演奏しているオーケストラが池に映ってそれはとっても綺麗です。 お客さんは芝生にシートを敷き、バスケットにサンドイッチやおいしい食べ物 それにワインなどを用意し、聞きに来るのです。 夢のような時間はすぐに終わりアンコールはウエストサイドストーリー 野外ステージの向うには花火も上がり最高のシュチュエーションでした。 これは「夏の終わり」である事が重要!!! ■そう、私たちは季節が悪かったのです (計画や主催は私では有りません) 寒い季節にやると、 「音程が低く成り楽器を暖めても直ぐに冷めてしまうのです」 一般に楽器を暖めると言いますが、楽器を一生懸命に暖めても 管の中を風が吹き抜けるといっぺんに音程が下がってしまうのです。 ・・・そう、管の長さではなく空気の長さ(膨張率)が関係するのです。 ======だから====================================== 管を暖めるのではなく管の中の空気を暖めるのです。 ただ、管が冷えていると中の空気もすぐに冷える! ・・・勘違いをしている人も多い様です。 ============================================ ■オカリーナやフルートの音程が一番安定するのは 人の体から吹き出した空気によって温度変化が余り無い季節が 良い事に成ります。 (人の体温は36度が平熱らしいのですが、吹き出した空気の温度は測った ことが有りません。奏するのが気温が何度だったら、演奏にとって一番良い 条件なのでしょうか?) ■あるメーカーでは楽器を調理する際の標準気温を20度としているらしい。 (気温が0度と40度としてその間で20度なのでしょうか???) 確かにオカリーナの制作には暑すぎず寒すぎない春と秋が余計な事を考え無く ても良いので楽なのである。だから、私の工房では、オカリーナを調律する 際にどれだけ気温補正する必要が有るかを知る為に温度計を置いてあります。 理想的には工房を一年中エアコンで20度に設定すれば、そんな心配はいら ないのかも?ただし、作る粘土の温度も関係有りますので粘土の芯まで温度 が20度に成るようにしていないと・・・。 オカリーナを作る事を教えているサイトでこの補正値の事に触れている所は 無いかも知れません。(もちろん私の所も・・) でも、 楽器を作るのならこれ位の事は最初から考えていないと話に成りませんよね! 屋外で演奏しようとする人もピアノ等と合奏しようとする人 これが聞いて解らない様では、 ものすごい演奏になる事は保障されたようです! ■ もう幾つ寝るとお正月! もう、そんな時期に成りました「記帳所」(ゲストブック)に残っている [Past log]0001の書き込みを見ると98/12/28(Mon)が最初の記録です。 (この前の20の書き込みは無くしてしまいました) 1997年にこのサイトを立ち上げたのですから。 本当に懐かしい記録に成っています。 貴方の記帳も是非探してみて下さい。 エッ! 書いていない? いけませんねぇ あはは! ■ 叱咤激励、ご質問、ご意見、なんでもお寄せ頂けるとうれしいです。 このメルマグには返信出来ません。 「お」友達の会 kenさんのよがり笛2 2006/12/22 第 290号 皆様のご感想、ご意見、をお待ちしています。 メールは下記のリンクのフォームメールをご利用下さい。 Mail : http://www.fl-oca.com/mail.htm HomePage :http://www.fl-oca.com/ 発行者 :Kenji Ogawa Copyright(C)2001 k.Ogawa All Rights Reserved. Copyright (C)All Rights Reserved. -- mail
「お」友達の会 kenさんのよがり笛2 2006/12/22 第 290号 家を出ると冷気の塊があたりを支配しているの解る。 こいつは未だ冷気の親分ではないのだろうが十分に強そうだ! 辺りは突き刺すような寒さで枯れ草やかろうじて残っている草も真っ白。 そんな事を気にしない様に二匹の犬はオシッコをする場所を一生懸命に探す。 彼らにはその場所に関して人間には解らない難しい拘りが有るのだ。 最近、モモちゃんは余り歩きたがらないので近間の狭い範囲で、 もよおす場所を探すのだが、これがご主人様にはちょっと辛いのである。 何しろ、ろくに歩かないうちから止まって時間をかけて慎重に吟味するので、 その間じーと待っているのは寒くってかなわないのである。 去年までは沢山歩いていたので、寒さも紛れ段々温まってくるのだが、 彼女に付き合ってじっとしていると段々冷気に包まれ、 自分にも霜が降りるのではと思ってしまう。 モモちゃんの要求が満たされるまで待たされるのはたまらん! 今年は毎年買っている内側フリーススーツ上下980円(極安) だけでは無理かも知れん・・・私も歳をとったのか? 股引でも買ってモモ引き・・・なんちゃって!! 演奏の前に 管楽器は冬に音程が低く成ります。 これは気温に関係しているからです。 (原因はサイトのオカリーナの所に書いて有ります。解らない人は 参考に読んでください) これは結構大変な問題です。 私もフルートを一人でやっていた時は気が付きませんでしたが、 アンサンブルで人と合わせる様に成ってやっと気が付きました。 (本来は一人の練習でも解らないといけないのですよね!) ■余り野外で演奏する仕事は無かったのですが、 ある時、小さなアンサンブルで屋外で演奏をする仕事が有りました。 池があってきれいな照明チョットしたステージも有る。 絵的には、とっても素晴らしい情景でしたが、 悪い事に季節は 11月・・。 リハーサルから弦楽器と全く音程が合いません! 弦楽器の人に「音程を下げて欲しい」なんて言えません。 (張力を緩める過ぎると・・・たぶん問題が・・) 暖めても直ぐに冷めてしまうので、管楽器はボロボロの音程! 物凄く苦労しました・・・。 主催者は喜びましたが、演奏者の良心は痛んだのでした。 ■ロンドンで夏の終わりに屋外コンサートが有ります。 郊外のその会場には屋外ステージが有りその手前には池が有って、 演奏しているオーケストラが池に映ってそれはとっても綺麗です。 お客さんは芝生にシートを敷き、バスケットにサンドイッチやおいしい食べ物 それにワインなどを用意し、聞きに来るのです。 夢のような時間はすぐに終わりアンコールはウエストサイドストーリー 野外ステージの向うには花火も上がり最高のシュチュエーションでした。 これは「夏の終わり」である事が重要!!! ■そう、私たちは季節が悪かったのです (計画や主催は私では有りません) 寒い季節にやると、 「音程が低く成り楽器を暖めても直ぐに冷めてしまうのです」 一般に楽器を暖めると言いますが、楽器を一生懸命に暖めても 管の中を風が吹き抜けるといっぺんに音程が下がってしまうのです。 ・・・そう、管の長さではなく空気の長さ(膨張率)が関係するのです。 ======だから====================================== 管を暖めるのではなく管の中の空気を暖めるのです。 ただ、管が冷えていると中の空気もすぐに冷える! ・・・勘違いをしている人も多い様です。 ============================================ ■オカリーナやフルートの音程が一番安定するのは 人の体から吹き出した空気によって温度変化が余り無い季節が 良い事に成ります。 (人の体温は36度が平熱らしいのですが、吹き出した空気の温度は測った ことが有りません。奏するのが気温が何度だったら、演奏にとって一番良い 条件なのでしょうか?) ■あるメーカーでは楽器を調理する際の標準気温を20度としているらしい。 (気温が0度と40度としてその間で20度なのでしょうか???) 確かにオカリーナの制作には暑すぎず寒すぎない春と秋が余計な事を考え無く ても良いので楽なのである。だから、私の工房では、オカリーナを調律する 際にどれだけ気温補正する必要が有るかを知る為に温度計を置いてあります。 理想的には工房を一年中エアコンで20度に設定すれば、そんな心配はいら ないのかも?ただし、作る粘土の温度も関係有りますので粘土の芯まで温度 が20度に成るようにしていないと・・・。 オカリーナを作る事を教えているサイトでこの補正値の事に触れている所は 無いかも知れません。(もちろん私の所も・・) でも、 楽器を作るのならこれ位の事は最初から考えていないと話に成りませんよね! 屋外で演奏しようとする人もピアノ等と合奏しようとする人 これが聞いて解らない様では、 ものすごい演奏になる事は保障されたようです! ■ もう幾つ寝るとお正月! もう、そんな時期に成りました「記帳所」(ゲストブック)に残っている [Past log]0001の書き込みを見ると98/12/28(Mon)が最初の記録です。 (この前の20の書き込みは無くしてしまいました) 1997年にこのサイトを立ち上げたのですから。 本当に懐かしい記録に成っています。 貴方の記帳も是非探してみて下さい。 エッ! 書いていない? いけませんねぇ あはは! ■ 叱咤激励、ご質問、ご意見、なんでもお寄せ頂けるとうれしいです。 このメルマグには返信出来ません。 「お」友達の会 kenさんのよがり笛2 2006/12/22 第 290号 皆様のご感想、ご意見、をお待ちしています。 メールは下記のリンクのフォームメールをご利用下さい。 Mail : http://www.fl-oca.com/mail.htm HomePage :http://www.fl-oca.com/ 発行者 :Kenji Ogawa Copyright(C)2001 k.Ogawa All Rights Reserved.
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