まだまだ日にちが有ると思っていましたが、後一ヶ月チョット・・、。
おがわオカリーナフェスティバルin大谷 2007 は海外を含めて
日本各地?からの多くの参加者・・それに新しい企画?やオカリーナグッズ
等の楽しいバザー?も含めて企画が進行中です。

ご来場希望の方は会場の大谷資料館の入場料だけで
地下大空間の演奏会場まで来る事が出来ます。(演奏をお聞き頂けます)

参加者もほぼ決まった様ですが、出演枠は若干余裕が有るようです。
参加希望の方は http://o-oca.hp.infoseek.co.jp/2007.htm にて、
お問い合わせ下さい)

当日、密かに聞きにきた方もお声をお掛け下さいね!

                    おがわけんじ

■よがり笛2に、ご質問ご意見ご感想なんでもお寄せ頂けるとうれしいです。




  「お」友達の会

   kenさんのよがり笛2

           2007/04/20    第 305号
        





最近、散歩の距離が少なく成っている。
モモちゃんが元気な時は一時間弱の散歩時間であったが、
最近は彼らの所用が済むとそそくさと家路に着くのが通例だ。
散歩に行く時は本当に足が悪そうによろけたり物につまずいたりする。
リードを常に引っ張っていないと立ち止まってしまう様だ!

やっとの思いで、道路を渡りパチンコ屋の駐車場を抜けると
その先の田舎道まで待てずに催してしまう・・・。
それを器用に小さいスコップで受けて処理する所まで運ぶのだが、
本人はもう用事が終わったのだから直ぐに帰ろうとする・・。

もちろん、先ほどまでのよろけながら歩いていた彼女は居ない・・。
スタスタと歩いて帰る気に成っている。
そこには先ほどまでの弱々しいモモちゃんは居ないのだ!
荷車でも引っ張れそうな力強いモモちゃんに変身するのだ!
・・・本当に解りやすい犬だ!

お陰で私の体重は減らなく成ってしまった!



         息の違い  


「生息」(ナマイキ?)は嫌いだ!

と、このよがり笛でも書いていますし、
ウエッブサイトの中でも書いていますので、
もう耳にタコが出来ている人も多いかと思います。

しかし、その割には出来ている人がまだ少ないのが現状かと・・。


管楽器をやったことが有る人でしたら、
ある程度息のコントロールは自由に出来るかとて思いますが、
楽器に依ってもコントロールする息の圧力の幅が違いますので
チョットやっただけでは逆に良く解らないかも知れません。

例えば・・トランペットはすごく強い圧力で吹く・・・
と観念的に思っている人?
フルートは優しい息で吹くと思っている人・・・。

それらはみんな間違い!

・・・・優しい息も有れば強い息もあると言うのが正解です!


その圧力の強い所から弱い所までの幅は楽器によって異なりますので、
そのイメージを受ける人が多いようです。

さて、
フルートの場合、「高音域は強く吹く」と思っている人が居ますが、
それも完全に間違いなのです。

強く吹くのでは無く「息のスピードを早くする」のです。



息のスピードを早くする為には

同じ圧力ならば ・・・出口を小さくする。
出口が同じなら ・・・圧力を上げる。

スピードだけに視点を置いていますが、
上記の変化をさせると空気の流量が変化する筈です。
この流量が音量に比例します。(以下割愛します)


素人が感じている高音域の吹き方は・・・「強く吹く」ですが、
これが間違いなのは簡単ですが上記の説明で解りますね。

さて、オカリーナではどうでしょう??

オカリーナはフルートと条件が違います。
見かけの音域はフルートの半分ですが本当は三分の一なのです。
理由は、フルートの自然な音は低音域の一オクターブだけで、
その上の二オクターブは倍音(ハーモニックス)を使っているからなのです。

そういった観点から言うとオカリーナの方が自然音域は広いですね。
だからオカリーナの高音と低音を良く出すのは難しいのです。
(貴方はオカリーナの音域に付いて基本的に「狭い」と、勘違いしていませ
 んでしたか?・・・だから楽器の製作も演奏も難しいのです!!)


この様にフルートに比べて自然音域が広いのでフルートとは少し違う、
それなりの微妙なコントロールをしなくては成りません。

一番最初に書いた「生息」(ナマイキ?)とは、

言い方が難しいのですが、風船を思いっきり膨らませる様な空気の量と圧力
だけの「息の出し方」をイメージして言っています。

オカリーナを吹く時は空気を肺に溜めてその肺の圧力を腹筋等でコントロール
する吹き方をして下さい。
何回も言いますが、肺と喉と口の中は同じ一つのバッグと感じ、
その一つのバッグの中からはどの方向にも(どの場所にも)パスカルの原理で
全て、同じ圧力が掛かっているはずなのです。・・・そうです、その圧力がオ
カリーナの吹き込み口に掛かっている圧力なのです。



オカリーナはフルートより音域が広い(逆ではないのですよ)ので、
広い分だけ微妙なコントロールをしなくては成りません。

その方法を伝授しましょう・・・ははは

高い音域では
上記の吹き方(パスカルの原理のやつですな)に少しお腹をへこませまし
ょう!  これによって少し圧力が掛かりますが「生意気」・・いや違う
「生息」ほど直接的な息には成らずお腹の底から息が出る事に依って音が
綺麗に成ると思われます。

低い音域では
肺に溜まっている空気をコントロールするだけで決して吹き付けないよう
にすれば音が安定性を失って震えたりする事が無く成ります。


今日の話は少し難しいかも知れません!
音と空気の関係をまず把握しそれから楽器の違いを認識して
お試しく下さい。きっと良い結果が得られると思います。


     
        「お」友達の会   kenさんのよがり笛2 
         2007/04/20    第 305号
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