kenさんのよがり笛2 2002/03/01 第 51号
     



暖かく成って来ました。
散歩用に買ったお気に入りのジャスコのフリースを
暑くって脱いで歩く時も・・・。

しかし、あぜ道にたんぽぽはまだ見ませんが、
青い「いぬふぐり」赤い「姫踊り子草」
などが所々に見られます・・・
タンポポの方が後なのですね?

わが愛犬はもうおばあちゃん・・・ごめんね、
口をあけて「はぁはぁ」と・・・。
小さいペットボトルに水をいてれ
持って行ったほうが良いかな??

折返し点の 戸室山 の下で飲ませてやろう・・
手の平にアルカリイオン水を・・・ははは
おや?これは犬に飲ませる?・・だから
・・・ペットボトル???

あははは・・・



           音楽とことば  



私達は毎日ことばを使っています。
読んだり話したり・・、
いろんな事を考えたリしています。

ふだん使っている言葉の持つリズムやイントネーションは
完全に身体に染み込んでいるのでしょう。
だから、話す言葉からその人の地方の匂いまでもが
にじみ出てきます?


・・・始めて会った人に私の職業を教えると、

「いやー、それは趣味を職業に出来て羨ましい、
 私などは音痴で・・・」

と言う人が・・・・・。


それは音痴である事を自慢しているようにも聞こえるのですが、
私は天性の音痴?などは存在しないと思っています。
もし、普通に言葉が喋れるのならば音痴ではないと言うのが私の定説です。

言葉は音楽的なのですからリズムやイントネーション(音調)
無しでは、ロボットやコンピュータの様は喋りになり、
可笑しいですよね。
(音痴・・は差別用語?かもしれませんが・・・ごめんなさい)
もし貴方がロボットの様に喋っているのでしたら、
残念ですが本当に音痴かもしれません。

しかし、立派な栃木弁(貴方の地方の方言で良いが)を話す貴方は、
この事から最低限の音楽的な才能は持っている筈なのです。
ただそれが、歌や音楽の方面に活かされていないのは、
訓練されていないだけ・・・と言うべきなのです。

(今からでも遅くありません少しずつ訓練する事によって、
 だれでも必ず音程やリズムを正しく歌えるようになるはずです)

だから、音痴と言う人は本来存在していなくて、
ただ訓練していない・・又は訓練の機会が無かった。
と言うべきでしょう。


言葉が異なった時・・・
つまり、英語、ドイツ語、フランス語、中国語、などなど・・。

話せなくても、何を言っているか解らなくてもそれぞれ言葉の
音楽的特徴は殆どの人が解りますよね。

それはそれぞれの言語がリズムとイントネーションに特徴が有り
それをちゃんと聞き分けるからでしょう。

ドイツ音楽はドイツ語であるから存在するし。
ドイツ語であるからドイツ歌曲があるのです。
本気でドイツ音楽を勉強するならドイツ語を勉強すべきでしょうし、

フランス音楽をやりたいのならフランス語を勉強すべきでしょう。
だからと言って語学をやらないと出来ない訳でもない所が
音楽の不思議な所・・・?

でも、母国語の様に喋る必要は無いとしても、
少し齧るぐらいは必要でしょう。
音楽として勉強する為に・・?


余談ですが・・
私には「ウエストサイド物語」R・バーンスティンの音楽は
米語に聞こえます。


モーツアルトもオペラをそれまでのイタリア語から
ドイツ語にしたのは天才だからですが・・意味が有ると思います。
「詩と音楽」には特殊な?関係が存在するのを肌で見ぬいていたのか?


言葉と音楽の密接な係わり・・・そんな考えで音楽を聴いていると
新しい発見があるかも知れません。


定説
タモリは物真似が上手い
音楽家としての才能にはすばらしいものが・・
多分・・天才だが・・・
音楽家として成功できなかったのは
練習が嫌いだった。

・・・本人談


・・・・・・・・・・・・・・どこかが私に似てる!?


今回は格調高くオヤジギャグから始まってしまった。
我ながら・・・「さみー」

kenさんのよがり笛2は 2001/03/16 創刊号 でしたから、
次回が大晦日号?そんなもの有るのか?

不定期(毎週金曜日)としてきましたが、
内容はともかく、休まず続いたのが我ながらすごい・・・
まだ1週間残っている、来週が不安だ・・・
毎週はじめた事を後悔しているのだから・・・?

今回のテーマはとっても面白いですね、
この内容以外にももっと触れるべき事が有るのだか、
調子込んで広げると収拾が付かなく成るのでやめた・・・あははは

生活言語のリズムやイントネーションは当然、
その言葉を使っている人の音楽に影響を与えています。
・・・と言うか、
その言語があるからその音楽が出来る・・・そんな感じですが、

芸術としての「詩と音楽」の関係も本が1冊書けるでしょうね・・・。
興味が有る時は、どこかに有るであろう・・
まともな論文をお読みください。

しかし、昔読んだ覚えがあるが・・良く解らなかったなぁ?


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