kenさんのよがり笛2 2002/03/22 第 54号
     


庭の先空き地の部分・・と言っても
この地方では「山」と言う林があるのですが、
そこでコジュケイの親子?が追いかけっこします。

わが愛犬はそれを見て大騒ぎ!?
そこに乱入出来ないのが不満らしい・・。
時々エサに成るような物をばら撒いているからか?
立派に繁殖しているらしい。

興奮覚めやらない愛犬を説得しながら
無理やり散歩に・・・。
彼女・・最初は愛想が良いのだが
後半は疲れるのか?

黙々と歩くだけだ・・
前足の間隔が昔より広がっている・・
頭がぶれる・・
何しろおばあさんだ・・・。

私も犬の事を言えない
少し古くなってきた あははは


           練 習 ?  


オカリーナやフルートの虜になって数年・・・。
少し訳が解る様に成って来たから先生に習って見ようと
来る人がいます。
(来るのなら白紙の状態で来て欲しい・・・)


そんな人の中で困った人が時々います。
そしてそれは幾つかのパターンに分類されますので紹介しましょう。


「練習のしかた」を練習する必要がある人??

楽譜をいきなり吹き始めるが良く出来ないので
間違えながら何回も吹き直す。
最後まで行った時に最初の方で間違えて繰り返した事を
忘れ、再度吹いたときに同じ所で同じ事をしている。

多分、そうやって間違えるのがすきなんだろう?
でも、聞いている私は苦痛だ!
多分ナチの拷問に匹敵すると思う・・・。

(出来る様に成るまで進まない・・)


自分の間違いを丁寧に自分で解説をしてくれる人??

「ここの音は間違っていますよね。本当の音は《ど》ですね」
とか・・。
「今出来なかったのは、唇の動きが不味かった」
「もう少し早めに前に出すべきでしょうね・・」
・・とか。

その間違った解説を私が直す為に言葉を挟もうと思っても、
それは甘いのだ!!
自分の意見を先に述べるのが好きで、人の意見は聞きたくないらしい?

自分一人でつまり、独学で練習すれば良いのである。

(説明不用・・)

私に教わった事を私に教える人??

アホな演奏なので途中で止めて説明すると、なんと!!
私の解説する言葉を自分の言葉で強引に押しのけ(声が大きく無神経)
私に説明を始める・・小学生に言う様に噛み砕いて言わなくても・・・
それに、それは私が教えた事でしょう??

頭に来て!
「それは、私が教えた事だろう?何で私に教える???」

返事は
「確認しているだけです」・・・と?

その最悪のパターンの人はキチョウな種類である!
本当に実際に生息している・・・もちろんクビにした・・・。
(理解不能・・・)


絶対に信用していけない生徒・・。

前の先生の悪口を言う人・・こんな生徒は結局問題を起こし
クビにすることに成るが・・・きっとその次に先生の所で
同じ様にぼろくそに言っているに違いない・・・あははは。

(これは、先生のほうにも言える・・・以前ついていた先生のことを
 ぼろくそにけなす先生がいる・・・こんな先生も信用できない・・
 人間的に当たり前のことかぁ・・・あはは)


・・・・ちょっと話がそれたか?
練習に少しは関係の有る事を書きますか・・・はは
では、みなさんの為に勉強に成る事を実習しましょう。
単純に音楽を自分のものにしたいのなら・・・
理屈ではなく簡単な事から始めるべきです。


さて、本当は音楽が苦手・・でも、大好きなんですと言う貴方に!
密かに何とか解る様に成りたい・・。
そんな貴方に体感練習シリーズ(単発かもしれない?)


そんな貴方に簡単な音楽の基礎練習の方法を教えましょう。

その1     動きにリズムを
その2     メトロノームの音に動きを


その1の実習・・・・簡単です・・。

□いろんな早さで歩く速さを一定に歩いてく ださい。
    その歩く間隔が狂う人はほとんどいないと思います。
   (本当に歩いてくださいね・・頭で考えるだけでは駄目です!!)
    もしそれが出来ればテンポ感覚は十分です。

□歩いている時間間隔を声で等分に分割して下さい。
□  (一歩を四分音符とすると八分音符に分割する事に成ります)

□同様に3連符で3っつに均等に分割して下さい。

□同様に16分音符つまり一歩を4っつに分割する。


■ 何?   解らない??

ははは 簡単ですよ歩いているときにその歩調に合わせて
口でリズムを取る練習をするのですよ・・ただし、夢中に成って、
ドブに落ちたり電柱にぶつかったりしない様に気を付けて下さいね。


・・・・それをいろんな早さで実験する。
自信を持って下さい。大丈夫でしょう?
でも、それが組み合わされると突然難しくなります。
難しいと感じた途端貴方の中に動きが無くなります。



その2

□メトロノームのいろんな早さに合わせて腕を振る・・。それだけ!

えっ?  解らない???

そうでしょうね。 これは結構難しい。
ボールが弾むようなイメージで腕を動かさないといけません。
つまり、自然な運動に成るように(見える様に)動かします。
そしてそのダウンポイントはメトロノームの音と一致しているはずです。

それが出来たら。
口で歩きながら歌ったリズムを腕を振りながら歌います。

頑張って下さいね。

■・・・できない?

そんな事は有りません。絶対に出来ます・・ハイ


■なんだって!?

そんな事簡単だって・・くそっ!

■では・・・次ぎの課題だ

フルートやオカリーナで「どれみふぁそらしど」と吹いて、
その吹いている時に「どしらそふぁみれど」と歌うのだ!
もちろん、普通に歌うと楽器は吹けないので口を閉じた状態で
「うううー」と歌えば良い。
演奏と歌は同じ音符の長さとする。

■それが出来た・・・うーーーん。

声と楽器で一人二重奏をする・・。
課題曲は滝廉太郎の「花」でいかが・・・。


■あ!

言い忘れたけど・・・

決して人前では練習しない様に
絶対に変な人と思われます。


「お彼岸」とはサンスクリット語の「パーラミター」(波羅蜜多)を
訳した言葉で(これはフルートの曲名にあります)「悟りの世界」を意味して
「彼の岸」つまりあちら側の岸・・早い話が「極楽浄土」のことを意味します。
その極楽浄土に行く為には「6波羅蜜」と言う教えがあります。

 布施 施し
 持戒 戒を守る
 忍辱 耐え忍ぶ
 精進 精進努力する
 禅定 心静かにする
 智慧 頭を使う

だそうです。・・・・わたし・・かなりヤバイ!


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