kenさんのよがり笛2 2002/07/19 第 71号 曇りと思い出てきたが途中で晴れてしまった。 黒いTシャツはレンズで集めた光をあてられた様にジリジリと! この一帯は水分を含んだ重いすりガラスのような空気に包まれている。 汗がじわじわと吹き出す。 シャツがへばり付く、もっと早く出てくれば良かった・・・。 でも、夏は汗をかいた方が良いのだと思い、我慢するが・・・。 一口飲むように持って来た水が喉に染みこんでいく。 ・・・近いコースにすれば良かった・・と後悔する。 過度な運動は持病に良くないし、 愛犬もだらんと舌を出し、ハァハァ、ハァハァ・・と暑そうだ。 そう言えばこの犬もそろそろおばあさんだから気を使ってやら無いと・・・ 等と、自分にとっても都合の良い方向に結論を持っていく。 家に帰って汗を拭きシャワーを浴びると、 もうすっかり忘れて・・さっぱする。 「暑い時は汗をかく方が身体に良いのだ」と・・。 多分 明日は今日のことをすっかり忘れて 出かけるのでしょう・・・。 エアーウエイ 航空路線? 航空会社? 医療関係では気道?・・・ オカリーナでは私がテキストを出版する時に始めて 《吹き込み口と吹き出し口との間》を言う様にしました。 リコーダーの方でも使っていたかもしれません。 このエアーウエイは実は大変重要な役割があるのです。 フルートでも皆さん口先・・・つまり出口は注意を払うのですが その中のエアーウエイには気を使いません。 オカリーナを作るときでもそうですよね。 それを気にする様に成るのは少し上手に成ってからかもしれませんね。 で、その中とは?? オカリーナでは簡単に見えますが・・。 フルートでは人間の身体の中に成りますね。 だから、これが掴みづらく実に難しいのです。 肺が空気を貯めるタンクだとすると、 その先・・・口の部分までがエアーウエイに成るのでしょうか? つまり気管の部分でしょうね・・・・。 もちろんそれに喉を含む口の中まで含まれます。 そのパイプ(でしょうね?)の断面は一様では無い、 つまり一定の形状ではなく色んな断面が有るので問題が起きるのです。 さて、この気道の果たす役割を考えましょう。 肺の空気を単にノズルである口まで運ぶだけでしょうか? この空気の流れがどの様に成るかは この気道をどの様に作るかに掛かっています。 解りやすく言いましょう。 喉や口の中で空気の流れが乱れるような場所を作ったとき、 唇の先から出る空気は乱れます。だから、そう成らない様に 注意して吹くのです。 何の事か解らない? では・・恒例により・・・ ============================= ■良い子の実験 (夏向きです) 晴れている日に実験しましょう! 準備 庭に出てノズルの付いていないホースを蛇口につなぎ水を流します 1)その出口から10センチぐらいの場所を指でつまみ水の出方を観察する。 2)その出口の所を指でつまみ水の出方を観察する。 1)と2)の水の出方が違うのは何故か考えましょう。 (人や犬などに向かって水をかけるのはやめましょう!) ============================= 大体・・・理解出来たようですね。 フルートが良い音が出ないと思ったらこんな事を考えて見て下さい。 きっと良い結果が得られるかもしれませんよ。 そして、それはオカリーナを作るときだけでなく吹いている時にも関係します。 演奏途中で音が急に変わったり。音が出なくなる時はエアーウエイの詰まりに 原因が有ることが多いのです。 そんな時は取り合えず歌口を親指で押さえ音が出ない様にして、 吹き込み口から息を強く吹き入れます。 そうする事に依って、詰まっている唾を吹き飛ばすことが出来ます。 原因は結露や吹く息の水蒸気それに唾です。 誰かに聞きましたが音の出が悪い時にエアーウエイに 紙やすりや砥草(とくさ)等でエアーウエイを削ると音が出る と言う乱暴な事を言っている人がいるそうです。 その方がどこまでオカリーナの原理を見極めているのか知りませんが、 貴方自身でオカリーナを完全に作る自信が無い限り絶対におやめ下さい。 オカリーナ自体にも問題がある場合があります。 焼成温度を高くしすぎると水分を吸わないオカリーナに成り、 その上音が堅く鋭くなります。 (一見大きく良く響く様ですが、疲れます) もっとも、商品としてのオカリーナは温度を上げないともろく壊れやすい為、 どれも温度が高いと思います。 もう一つは長年使ってオカリーナのエアーウエイが目づまりしてきた 場合ですが、秘密の方法で直すことが出来ます。 ただ、オカリーナの仕上げにラッカーとかニスその他を施してある場合は 無理です。 「その方法を教えろ?」 「簡単ですよもう一回焼けば良い・・・」 「でもどの様に焼くかは教えません・・・あははは」 「ケチ!」 「・・・違いますよ 簡単過ぎで教えるほどではないのです」 音が出なくなったら 風通しの良いところにオカリーナを置いて一休みしましょう。 がむしゃらに吹いても出来ない所が・・・出きる様に成ったり。 普段見えていても見ていない何かを発見するかも・・・? 考えてみましょう・・・ ・・・エアーウエイ・・・気道は・・ 感覚的にはお腹のそこから大きなパイプ・・・ それを掴むとエアーウエイに留まらず、 呼吸法も関係した総合的な問題である・・・。 そんな話し解らないと言う人は・・・ ただ、ふーーーん と思い そのまま頭の片隅に封印して下さい・・。 いつかわかりますよ。 ホームメイドのCDなかなか好評の様です。 この、「よがり笛 2」の読者の皆さんが一斉に沢山の注文をくれたのは 本当に思いもよらない事でした。 そして、作者がいい加減にしかもイヤイヤ書いているこの「よがり笛 2」を 素直に喜び楽しみにしてくれている方が多い事を知り大変嬉しく思いました。 益々・・・プレッシャーが掛かりますが・・気軽に書きます・・・あはは 本当にありがとう御座いました。 市販のCDの様に大げさな録音で無くそのままなので (エコーは付けましたが) 健康にも自信が無かったので本当に一回の録音、 だから雑音やミスも一杯・・でも、昔、自分でフルートを勉強している時に、 自然で雑音のあるCDで妙に親近感がわき、ホッとした覚えがあります。 まだお聞きでない方・・ へそくりが無い方、都合が付きましたらよろしくお願いします。 ・・・そして、こんなオカリーナもあると皆さんに聞かせてあげて下さい。 シャイな私からのお願いでした。 Copyright (C)All Rights Reserved. -- mail
kenさんのよがり笛2 2002/07/19 第 71号 曇りと思い出てきたが途中で晴れてしまった。 黒いTシャツはレンズで集めた光をあてられた様にジリジリと! この一帯は水分を含んだ重いすりガラスのような空気に包まれている。 汗がじわじわと吹き出す。 シャツがへばり付く、もっと早く出てくれば良かった・・・。 でも、夏は汗をかいた方が良いのだと思い、我慢するが・・・。 一口飲むように持って来た水が喉に染みこんでいく。 ・・・近いコースにすれば良かった・・と後悔する。 過度な運動は持病に良くないし、 愛犬もだらんと舌を出し、ハァハァ、ハァハァ・・と暑そうだ。 そう言えばこの犬もそろそろおばあさんだから気を使ってやら無いと・・・ 等と、自分にとっても都合の良い方向に結論を持っていく。 家に帰って汗を拭きシャワーを浴びると、 もうすっかり忘れて・・さっぱする。 「暑い時は汗をかく方が身体に良いのだ」と・・。 多分 明日は今日のことをすっかり忘れて 出かけるのでしょう・・・。 エアーウエイ 航空路線? 航空会社? 医療関係では気道?・・・ オカリーナでは私がテキストを出版する時に始めて 《吹き込み口と吹き出し口との間》を言う様にしました。 リコーダーの方でも使っていたかもしれません。 このエアーウエイは実は大変重要な役割があるのです。 フルートでも皆さん口先・・・つまり出口は注意を払うのですが その中のエアーウエイには気を使いません。 オカリーナを作るときでもそうですよね。 それを気にする様に成るのは少し上手に成ってからかもしれませんね。 で、その中とは?? オカリーナでは簡単に見えますが・・。 フルートでは人間の身体の中に成りますね。 だから、これが掴みづらく実に難しいのです。 肺が空気を貯めるタンクだとすると、 その先・・・口の部分までがエアーウエイに成るのでしょうか? つまり気管の部分でしょうね・・・・。 もちろんそれに喉を含む口の中まで含まれます。 そのパイプ(でしょうね?)の断面は一様では無い、 つまり一定の形状ではなく色んな断面が有るので問題が起きるのです。 さて、この気道の果たす役割を考えましょう。 肺の空気を単にノズルである口まで運ぶだけでしょうか? この空気の流れがどの様に成るかは この気道をどの様に作るかに掛かっています。 解りやすく言いましょう。 喉や口の中で空気の流れが乱れるような場所を作ったとき、 唇の先から出る空気は乱れます。だから、そう成らない様に 注意して吹くのです。 何の事か解らない? では・・恒例により・・・ ============================= ■良い子の実験 (夏向きです) 晴れている日に実験しましょう! 準備 庭に出てノズルの付いていないホースを蛇口につなぎ水を流します 1)その出口から10センチぐらいの場所を指でつまみ水の出方を観察する。 2)その出口の所を指でつまみ水の出方を観察する。 1)と2)の水の出方が違うのは何故か考えましょう。 (人や犬などに向かって水をかけるのはやめましょう!) ============================= 大体・・・理解出来たようですね。 フルートが良い音が出ないと思ったらこんな事を考えて見て下さい。 きっと良い結果が得られるかもしれませんよ。 そして、それはオカリーナを作るときだけでなく吹いている時にも関係します。 演奏途中で音が急に変わったり。音が出なくなる時はエアーウエイの詰まりに 原因が有ることが多いのです。 そんな時は取り合えず歌口を親指で押さえ音が出ない様にして、 吹き込み口から息を強く吹き入れます。 そうする事に依って、詰まっている唾を吹き飛ばすことが出来ます。 原因は結露や吹く息の水蒸気それに唾です。 誰かに聞きましたが音の出が悪い時にエアーウエイに 紙やすりや砥草(とくさ)等でエアーウエイを削ると音が出る と言う乱暴な事を言っている人がいるそうです。 その方がどこまでオカリーナの原理を見極めているのか知りませんが、 貴方自身でオカリーナを完全に作る自信が無い限り絶対におやめ下さい。 オカリーナ自体にも問題がある場合があります。 焼成温度を高くしすぎると水分を吸わないオカリーナに成り、 その上音が堅く鋭くなります。 (一見大きく良く響く様ですが、疲れます) もっとも、商品としてのオカリーナは温度を上げないともろく壊れやすい為、 どれも温度が高いと思います。 もう一つは長年使ってオカリーナのエアーウエイが目づまりしてきた 場合ですが、秘密の方法で直すことが出来ます。 ただ、オカリーナの仕上げにラッカーとかニスその他を施してある場合は 無理です。 「その方法を教えろ?」 「簡単ですよもう一回焼けば良い・・・」 「でもどの様に焼くかは教えません・・・あははは」 「ケチ!」 「・・・違いますよ 簡単過ぎで教えるほどではないのです」 音が出なくなったら 風通しの良いところにオカリーナを置いて一休みしましょう。 がむしゃらに吹いても出来ない所が・・・出きる様に成ったり。 普段見えていても見ていない何かを発見するかも・・・? 考えてみましょう・・・ ・・・エアーウエイ・・・気道は・・ 感覚的にはお腹のそこから大きなパイプ・・・ それを掴むとエアーウエイに留まらず、 呼吸法も関係した総合的な問題である・・・。 そんな話し解らないと言う人は・・・ ただ、ふーーーん と思い そのまま頭の片隅に封印して下さい・・。 いつかわかりますよ。 ホームメイドのCDなかなか好評の様です。 この、「よがり笛 2」の読者の皆さんが一斉に沢山の注文をくれたのは 本当に思いもよらない事でした。 そして、作者がいい加減にしかもイヤイヤ書いているこの「よがり笛 2」を 素直に喜び楽しみにしてくれている方が多い事を知り大変嬉しく思いました。 益々・・・プレッシャーが掛かりますが・・気軽に書きます・・・あはは 本当にありがとう御座いました。 市販のCDの様に大げさな録音で無くそのままなので (エコーは付けましたが) 健康にも自信が無かったので本当に一回の録音、 だから雑音やミスも一杯・・でも、昔、自分でフルートを勉強している時に、 自然で雑音のあるCDで妙に親近感がわき、ホッとした覚えがあります。 まだお聞きでない方・・ へそくりが無い方、都合が付きましたらよろしくお願いします。 ・・・そして、こんなオカリーナもあると皆さんに聞かせてあげて下さい。 シャイな私からのお願いでした。
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