kenさんのよがり笛2 2003/01/31 第 99号 秋の頃の枯草には秋を彩る主役としての力がある。 しかし、年を越え、冷たい雨や霜それに雪などでしごかれた この時期の草は色がボケてきて力が無い・・・。 保護色でしょうか? そんなボケた草の色に混ざると完全に解らなく成る我が愛犬は 田圃の水溜りの薄氷が綺麗に波紋を描いて凍っている脇を 相変わらずノー天気で嬉しそうに走り廻っている・・・。 太陽の光自体が力を増すと、 ついこないだまで小枝に集まり寒さをこらえ 羽根を膨らませじっと寒さに耐えていた雀達も元気に飛び それまで目に付かなかった木の芽も大きくなり目立ってきた。 形をなさないオカリーナも 春の声を聞かせたいと思っているのかもしれない。 粘土の塊の中でオカリーナに成りたいと・・・。 背中に当たっている暖かい太陽が後押しをしている・・・。 作るか! アイデアも浮かんでいる!! 念 力 ■有る演奏会の為に初回の練習がありました。 今日はメンバーが1人いつもと違っています。 エキストラで音大を出た子が始めて来ているのです。 何となくその人の緊張が伝わって来る。 練習が始まる前にオーボエが基準に成る音を吹きその音に皆が合わせるのです。 その人は緊張してはっきり音を出しませんでしたが・・・ 少しずれていました。 皆、見ないフリをしながらその人の音に注目していたのでしょう。 ほんのチョット「ん?」と言う感じで注目を浴びてしまいました。 その雰囲気を感じたのでしょう? ますます緊張して萎縮してきたその人に 「気にしないで思いっきり吹いた方が良いよ」 と私は言いました。 でも、一回気持ちが引っ込むと良い方向には進まないものです。 その人にとってその日の練習は「針の筵」であったのでしょう。 ひょっとしたら皆は知らないうちに 有望な新人を1人抹殺したかもしれない・・・。 ■・・・・私は「風邪をひいていました」いつもと音色が違う 耳のせい?、それとも口のせい? 「音程が気に成る・・・!!」 いつもと聞こえる音色が違うのです・・・。 オカシナ事に音程も変に聞こえるのです・・・。 何処かに心を忘れた演奏に成ってしまいました。 風邪による諸症状のせいかそれとも自分の心のせいでしょうか? ■演奏家はポーカーフェイスが多い。 一寸した仕草等が緊張している演奏家に与える影響は ものすごいものがあるのです。 アマチュアのオケに行った時に、 自分は人より上手いと思っている人が指揮者を無視して 「なんだ・・かんだ」と 指導している場面に良く出会いました。 プロではそんな事しません・・・だって 明日はわが身ですから・・・・あははは ■ ソロを気持ち良く吹いているのに、 指揮者がメガネをずらしながら譜面を確認し、 少しムッした表情で見られたら・・。 戦いを始めるしかない・・・・?? ■ 有名で難しいソロの直前に指揮者に難しい顔をされたら・・・。 吹けるソロだって吹けなく成る・・・。 名指揮者だったら 演奏者が緊張してきた、そんな場面では演奏者を信頼しているかのごとく、 「ニッコリと微笑み・・あんたの好きに吹いて良いのだ」 と言う感じで合図を送るのです。 ■かように、 演奏に係わる人の心理状態はそのまま演奏に大きな影響を与えるのです。 その要素は「共演者」だけでなく「お客さん」「その会場」「空調」 など全てなのです。 特に演奏家はその演奏会の重要度に比例して強暴で危険な状態に成り、 楽屋を歩き回ったり・・・熱が出たり、寒気がしたり・・・ 誰かに救いや同意を求めたりするのです。 そう言った精神状態を自分で解決できなく全てを捨てて逃げ出した演奏家も 多いのです。 ある有名な演奏家も自分ではステージに出ていく勇気が無く、 舞台の袖で奥さんが楽器を持たせ押し出すのです。 ■一端萎縮した気持ちで演奏し始めると演奏の途中でもそれが連続するのです。 縄跳びに入るタイミングと同じで、一度迷うと入れなく成るのです。 ただし演奏ではチャンスは一回しかありませんが・・・・。 ■マインドコントロール? 何処かで聞いた言葉ですが、 自分自身で自分を制御できる事にあこがれます。 催眠術でも何でも良いですからかけて欲しいと思ったことが有ります。 音楽をやっていく上で一番悩む事なのですから・・・・。 ■基本的に無い才能が芽生えるとは思いませんが ほんのチョット周りがやさしくて良い人が多かったら、 もっと簡単にきっかけを掴む事が出来る人が多いのでしょうね。 もっとやさしくしてあげよう・・・。 蛇足======================================= ねんりき 【念力】 (1)〔仏〕 記憶している能力。 (2)一心に思いこむことによってわいてくる力。 (3)〔心〕 超心理学の用語。通常の物理手段を用いず、 心に念じただけで物体に物理的影響を及ぼす能力または現象。 念動力。サイコキネシス。PK 。 ----岩を通す 一念をこめて事にあたれば、できないことはないということのたとえ。 思う念力岩をも通す。 (大辞林第二版) 勝手に幹事をしているジャイアン3こと川島です。 ■「よがり笛2 100 号感謝会」のお知らせ 小川先生のメールマガジン「よがり笛2」がまもなく100号になります。 これを機会に先生ご夫妻をご招待して、日ごろの労をねぎらう感謝会を 下記のとおり開催したいと思います。 ■日時:2月22日〈土〉午後5時から2時間くらい ■会場:JR飯田橋駅近辺のお店(東京) (まだ未定です。出席者数を把握してから予約します。 申し込まれた方には追って詳細をお知らせします。〉 ■会費:3000円から5000円の間をご予定ください 申し込み:2月14日までにメールで川島までお申し込みください。 (氏名と連絡先〈電話〉を明記してください〉 それでは多数のご参加をお待ちしております。 川島堅二(ジャイアン3) Copyright (C)All Rights Reserved. -- mail
kenさんのよがり笛2 2003/01/31 第 99号 秋の頃の枯草には秋を彩る主役としての力がある。 しかし、年を越え、冷たい雨や霜それに雪などでしごかれた この時期の草は色がボケてきて力が無い・・・。 保護色でしょうか? そんなボケた草の色に混ざると完全に解らなく成る我が愛犬は 田圃の水溜りの薄氷が綺麗に波紋を描いて凍っている脇を 相変わらずノー天気で嬉しそうに走り廻っている・・・。 太陽の光自体が力を増すと、 ついこないだまで小枝に集まり寒さをこらえ 羽根を膨らませじっと寒さに耐えていた雀達も元気に飛び それまで目に付かなかった木の芽も大きくなり目立ってきた。 形をなさないオカリーナも 春の声を聞かせたいと思っているのかもしれない。 粘土の塊の中でオカリーナに成りたいと・・・。 背中に当たっている暖かい太陽が後押しをしている・・・。 作るか! アイデアも浮かんでいる!! 念 力 ■有る演奏会の為に初回の練習がありました。 今日はメンバーが1人いつもと違っています。 エキストラで音大を出た子が始めて来ているのです。 何となくその人の緊張が伝わって来る。 練習が始まる前にオーボエが基準に成る音を吹きその音に皆が合わせるのです。 その人は緊張してはっきり音を出しませんでしたが・・・ 少しずれていました。 皆、見ないフリをしながらその人の音に注目していたのでしょう。 ほんのチョット「ん?」と言う感じで注目を浴びてしまいました。 その雰囲気を感じたのでしょう? ますます緊張して萎縮してきたその人に 「気にしないで思いっきり吹いた方が良いよ」 と私は言いました。 でも、一回気持ちが引っ込むと良い方向には進まないものです。 その人にとってその日の練習は「針の筵」であったのでしょう。 ひょっとしたら皆は知らないうちに 有望な新人を1人抹殺したかもしれない・・・。 ■・・・・私は「風邪をひいていました」いつもと音色が違う 耳のせい?、それとも口のせい? 「音程が気に成る・・・!!」 いつもと聞こえる音色が違うのです・・・。 オカシナ事に音程も変に聞こえるのです・・・。 何処かに心を忘れた演奏に成ってしまいました。 風邪による諸症状のせいかそれとも自分の心のせいでしょうか? ■演奏家はポーカーフェイスが多い。 一寸した仕草等が緊張している演奏家に与える影響は ものすごいものがあるのです。 アマチュアのオケに行った時に、 自分は人より上手いと思っている人が指揮者を無視して 「なんだ・・かんだ」と 指導している場面に良く出会いました。 プロではそんな事しません・・・だって 明日はわが身ですから・・・・あははは ■ ソロを気持ち良く吹いているのに、 指揮者がメガネをずらしながら譜面を確認し、 少しムッした表情で見られたら・・。 戦いを始めるしかない・・・・?? ■ 有名で難しいソロの直前に指揮者に難しい顔をされたら・・・。 吹けるソロだって吹けなく成る・・・。 名指揮者だったら 演奏者が緊張してきた、そんな場面では演奏者を信頼しているかのごとく、 「ニッコリと微笑み・・あんたの好きに吹いて良いのだ」 と言う感じで合図を送るのです。 ■かように、 演奏に係わる人の心理状態はそのまま演奏に大きな影響を与えるのです。 その要素は「共演者」だけでなく「お客さん」「その会場」「空調」 など全てなのです。 特に演奏家はその演奏会の重要度に比例して強暴で危険な状態に成り、 楽屋を歩き回ったり・・・熱が出たり、寒気がしたり・・・ 誰かに救いや同意を求めたりするのです。 そう言った精神状態を自分で解決できなく全てを捨てて逃げ出した演奏家も 多いのです。 ある有名な演奏家も自分ではステージに出ていく勇気が無く、 舞台の袖で奥さんが楽器を持たせ押し出すのです。 ■一端萎縮した気持ちで演奏し始めると演奏の途中でもそれが連続するのです。 縄跳びに入るタイミングと同じで、一度迷うと入れなく成るのです。 ただし演奏ではチャンスは一回しかありませんが・・・・。 ■マインドコントロール? 何処かで聞いた言葉ですが、 自分自身で自分を制御できる事にあこがれます。 催眠術でも何でも良いですからかけて欲しいと思ったことが有ります。 音楽をやっていく上で一番悩む事なのですから・・・・。 ■基本的に無い才能が芽生えるとは思いませんが ほんのチョット周りがやさしくて良い人が多かったら、 もっと簡単にきっかけを掴む事が出来る人が多いのでしょうね。 もっとやさしくしてあげよう・・・。 蛇足======================================= ねんりき 【念力】 (1)〔仏〕 記憶している能力。 (2)一心に思いこむことによってわいてくる力。 (3)〔心〕 超心理学の用語。通常の物理手段を用いず、 心に念じただけで物体に物理的影響を及ぼす能力または現象。 念動力。サイコキネシス。PK 。 ----岩を通す 一念をこめて事にあたれば、できないことはないということのたとえ。 思う念力岩をも通す。 (大辞林第二版) 勝手に幹事をしているジャイアン3こと川島です。 ■「よがり笛2 100 号感謝会」のお知らせ 小川先生のメールマガジン「よがり笛2」がまもなく100号になります。 これを機会に先生ご夫妻をご招待して、日ごろの労をねぎらう感謝会を 下記のとおり開催したいと思います。 ■日時:2月22日〈土〉午後5時から2時間くらい ■会場:JR飯田橋駅近辺のお店(東京) (まだ未定です。出席者数を把握してから予約します。 申し込まれた方には追って詳細をお知らせします。〉 ■会費:3000円から5000円の間をご予定ください 申し込み:2月14日までにメールで川島までお申し込みください。 (氏名と連絡先〈電話〉を明記してください〉 それでは多数のご参加をお待ちしております。 川島堅二(ジャイアン3)
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