口笛とオカリーナ



オカリーナを始めて3カ月目に入りました。オカリーナのことがもっと知りたくてこのホームページを見つけましたが、正直な内容に最初読んだときは少し落ち込みました。たぶん、ゼロから出発して少しはうまく吹けるようになった気がしていたところに、少しくらい練習してもどうせうまくならないと言われた気がしたからでしょう。でも、何度も読んでいるうちに、今では味わい深い内容だと思っています。これからも楽しみにしています。

ところでオカリーナについて質問があります。(掲載はここからですよね?)
運指はだいぶ滑らかになりましたが、綺麗に響かせるには道が遠いと感じています。一緒に始めた口笛がうまい友人の響きがとても綺麗なのですが、相関があると思われますか?口笛の練習はオカリーナの上達に効果があるでしょうか。




嬉しい内容は、全部載せさせて下さい。匿名だから良いでしょう?

結論から言うと、関係があります。
歌、口笛、草笛何でも良いのですが、それらが上手な人はオカリーナも早く上手くなれる様です。
それには二つの原因が考えられます。

ソルフェージュ感覚効果

(そんな言葉、有ったかな?)です。自分で音をコントロールしなくては成りません。(押せば音が出る鍵盤などはありませんから)オカリーナも同じでトーンホールは一応あるだけなのです。

作音感覚効果

(こんな言葉は無いと思う)歌・口笛・草笛などは、特に自分の口や圧力の変化で音程、音色、等をコントロールしないと、とんでもない事に成ります。
この二つの感覚が、オカリーナを演奏するときに幾分・役立つ事が考えられます。

では、他の楽器をやっている方はどうでしょうか?
ここで、楽器を都合上息と口を使う楽器と使わない楽器の二つに分類します。
息と口を使う楽器 管楽器
使わない楽器 ピアノ、弦楽器、打楽器
それぞれがソルフェージュ感覚や作音感覚は身に付きますが息による作音感覚は管楽器のみです。 従って、どちらかと言えば、少しだけ息と口を使う楽器をやっている方が有利でしょうか?

以上のことは、マクロ的な考えで、実際にはその人個人の持っている資質の方が、大きな比重を占めています。「演奏のアドバイス」に書いた通り、歌えるようにしてから吹く。これが最良の最短コースです。


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