音程の調整

オカリーナの、上のミとファの音程がどうしても、低くなってしまうのですが、何とかならないでしょうか。(C管)穴を全開にし、息のスピードを早くしても、音程が上がりきりません。あきらめるしかないのですか?下のラから上のレ迄は、調整できるのですが。素人考えなのですが、オカリナの穴を広げてやると、音程は高くなるのですか? やってみたいけど、もしもの事を考えるとできない。ははは。

楽器屋で販売している、オカリーナって音程の正しくでるものってあるのですか?ちなみに、購入時には決して吹かしてくれません。これって、博打みたいですよね。高いお金払って、実際吹いてみたら、音程が調節できないなんて。少ない小遣いで、買っているのに!



オカリーナで、特に旋律的な音楽を演奏したい時、一般的に高音域をわざと低く調整する事がある様です。それはどうしても旋律の重心音が高い音にある場合が多いからです。つまり、”歌い込む”所は高音である事が多く息を多く使うのが自然だからです。その為に”わざと低く調律する”のですが、そんな事を考えないで、ただ低い場合が多いのではないでしょうか。
(小川式コントロールを使う場合は関係ありません)

調整法ですが、
まず、楽器自体が本当に高音まで鳴らす能力があるかどうかです。(歌口の能力)
歌口の能力が無い場合、あきらめて棚の上にでも置いて飾りにして下さい。
開口部を広げても未だ鳴りそうな場合は、増田さんのおっしゃる通り少しずつトーンホールを広げて、音程を高くすれば良いのです。
これ以上広げると指が押さえられない、格好が悪い、等と色々な理由が有る場合は、トーンホールの内側を削ります。(アンダーカット)
削りすぎた場合
化粧品店で安物のマニュキュア(別に何でも良い)と除光液(こんな字でしたか)を自分の趣味(なんだ?)に合わせて買います。それを削った部分に少しずつ塗っていけば良いのです。塗りすぎたら除光液で削ります。簡単でしょう。

[楽器店]で売っている楽器にも良心的な品物を見たことがあります。根気強く探してみて下さい。
提案!
吹かせてくれない様な楽器店では、決して買わないように、(博打なら未だ良い、詐欺の様な場合も有るかも)そして二度とその店には行かないようにしましょう。


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