ヴィヴラ−ト

オカリ−ナはヴィヴラ−トをかけずに吹いた方が良いという人が多いようですが、ヴィヴラ−トに関して 御意見をお聞かせ下さい。

ヴィヴラ−トは音楽の表現手段の一つです。従って”かける”か”かけない”かは、 その音楽が要求しているかどうか、 又は自分が”かけたい”かどうかです。 以前はオカリーナを演奏する時”かけては”いけないと言う方が居ましたが、 それは何故だか理由が全く解らず全く納得できません。 ただ、電子楽器のような趣味の悪いヴィヴラ−トやチリメンヴィブラートはいけません。
ヴィヴラ−トの振幅と周期を、自由に変化させられるように練習すべきです。 ただ歌心がある人は、まれに練習しなくても出来る人がいるようです。

 むかし懐かしいレコードでニューヨークフィルのショスターコービッチの5番の交響曲のフルートソロで、 見事にチリメンヴィブラートでしたがその事実を超えて感動した覚えがあります。 禁断のチリメンヴィブラートにその音楽性が勝ったのか??それとも単に組合が強かったのか?? 誰も首を切らなかったバーンスタインが偉いのか??

 フルート界では今までの常識を覆す新しい説が一般化してきましたが、 未だに古い奏法を教えている方も居るようです。


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