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■ フルートやリコーダの音楽家が教えられないオカリーナなりの基本奏法
■ 閉管楽器はなぜ音の立ち上がりが悪いのですか?
■ オカリナは指使いごとに、吹き方?
■ オカリーナは閉管楽器?
■ オカリーナ奏者が作った楽器は音程が良い?
■ オカリーナは形状による音色の違いがあるので
■ タンギングと言う動作の為にスピードのある空気が必要でしょうか?
■ どの位の息の強さで吹けばいいのですか?
■ 高いほうのレ・ミ・ファがかすれます。
■ C管のオカリーナを下向けないで高音が出る様に作る事は出来ますか?
■ 旋律の途中で息が苦しくなります。
■ ピアノやカラオケに音が合いません。
■ 8分音符に特別な奏法は有るのですか?
■ ヴィブラートが自然に付く様に作る事が出来るものですか?
■ テヌートとスタッカートの奏法は?
■ 強弱が楽に付くオカリーナを作ることは出来ますか?
■ オカリーナのウォーミングアップ方は?
■ オカリーナを吹く時の呼吸法は?
■ ブレスでロディーが途切れてしまいます。
■ 「エアーウエイ」の中をティシュなどのこよりで
■ 「うなり」 が聞こえますが、
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■ フルートやリコーダの音楽家が教えられないオカリーナなりの基本奏法ってなんですか?
●そんなものは有りません。
基本的には、どんな先生の教えでも貴方が良い演奏が出来るようになればそれで良いのです。
そのように言われる方は、一部の音楽の様式(スタイル)がオカリーナの音楽のすべてと勘違いしているのか、
奏法と様式の区別がつかないのか・・・あるいは単なる詭弁なのでしょう。
そうでないのなら、その《オカリーナなりの基本奏法》なる奏法を私は聞いた事がないので是非聞かせて欲しいものです。
どんな楽器もいろんなジャンルの音楽が演奏できるはずで、一部の音楽の為だけに存在している楽器は有りませんね。
当然、楽器としてのオカリーナもどんな音楽にも対応できる素晴らしい可能性があります。
それを、限定された様式のみをオカリーナの音楽と決めるのはオカリーナに対して、極めて失礼な事であると思います。
様式の違いを正確に認識しそれを区別して教えられないような場合、
オカリーナを教える音楽家としては失格と言わざるを得ません。残念な事に、世の中には間違った理論と間違った奏法、
それにその様な偏った音楽しか教えられない方が居るのは現実です。
貴方が、良い先生を求めて巡りあえれば、それは本当にラッキーな事なので感謝しましょう。 ははは
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■ 閉管楽器はなぜ音の立ち上がりが悪いのですか?
●クラリネットは閉管楽器ですが立ち上がりが悪くありません。
どうしてそんないい加減な風評が??・・よく勉強してほしいものです!
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■ オカリナは他の管楽器の様に「息と音の出口」がないので「閉管楽器」と呼ばれており、
閉管楽器の特徴は、指使いごとに決まった息の量、吹き方があり、それをコントロールしなければなりません」
・・・と聞きましたがどういう意味でしょうか?
●≪「息と音の出口」がないので「閉管楽器」≫それは初耳ですね!すごい!!!
・・・まだそんな事を言う人がいるのですねぇ!? どなたから聞いたのか知りませんが・・・この解説は完全に間違!!
恥ずかしいですね。
閉管楽器の特徴は、指使いごとに決まった息の量や吹き方が有る・・?
なんて事を言ったらクラリネット奏者に怒られますよ。
これは、楽器に関して無知の方の意見だと思います。
どんなアドバイスを貴方がチョイスするか・・・
奇怪なアドバイスも多くあるインターネットでは大切な事ですね!
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■ オカリーナは閉管楽器?
●間違いです。オカリーナはつぼ状楽器に分類されます。
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■ オカリーナ奏者が作った楽器は音程が良いでしょうか?
●これは鋭い質問ですね!・・・・あはは
オカリーナが吹けない人は楽器が作れません・・・・たぶん?!
オカリーナ奏者・・・これは誰でもなれます・・・国家資格はありません。自称で良いのです。
現実はどうなのでしょう・・・世の中のオカリーナを吹いて見れば分りますが・・・。
調律と簡単に言いますがそれは調律の仕方の問題と演奏者の癖の問題その他の問題を含んでいます。
調律の時にチューナーを見ながら順番に音を合わせて完璧な調律をしましたと言う人がいますが、
もしそれを真剣に言っていたとしたら勉強不足の方と言えます。
また、楽器を吹きながらチューナーを見て針が正確にれぞれの音を示しているのを見て、
音程が良いと言ったら・・・少し問題が有る判断と言えるのです。
どうしてその様な事が言えるか・・・・私のサイトのどこかに書いて有ります。
お探し下さい・・・・ははは
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■ オカリーナは形状による音色の違いがあるので、それによって演奏する音楽を選ぶべきですか?
●確かにオカリーナの形状によって音色の傾向があります。
でも、音色に影響する条件はそれだけでは無くもっとたくさんの条件があるのです。
その条件の組み合わせで一体どれだけの種類が出来るのでしょうか????
と言う事は形状だけで軽々に判断するのは問題があると言う事です。
人にはそれぞれの体形がありみんな違った声を持っています。
体形からは想像できない声を持った方もおいでですね。
それに、あなたの声ではこのジャンルの音楽は演奏しない方が良い・・・なんて!
そんな恐ろしい事は言えません。
下手なアドバイスは多くの素晴らしい音楽を殺す事になります。 ご注意ください!
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■ タンギングと言う動作の為にスピードのある空気が必要でしょうか?
●タンギングは舌を離す動作です。
息のスピードとは関係ありません。
舌にかける圧力はこれから出そうとする音に関係します。
スピードはその結果です。
ごちゃごちゃにしない様に正確に理解しましょう。
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■ どの位の息の強さで吹けばいいのですか?
●簡単に言うとこれから出そうとする音をイメージした"強さ"でしょうか・・。
でも、オカリーナ場合は特に演奏者のイメージどおりに吹くと音程が低くなったり音程が高くなったりします。
ですから、今まではつまらない電子楽器の様に音楽と関係のない一定の強さで吹きました。
しかし、音楽的には息の強さは音楽に的な問題となるはずですから、
「おがわ式コントロール」が音楽的な表現を可能としているので、
オカリーナの可能性が増したのです。
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■ 高いほうのレ・ミ・ファがかすれます。
●C管とそれ以外の楽器によって吹き方が違います。
その他、楽器が悪い場合がありますね。
mokujiから「高音の出し方」に行って、良く学んでください。
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■ C管のオカリーナを下向けないで高音が出る様に作る事は出来ますか?
●出来ます!
そんなに難しいことでは有りませんが、
その為に失うものがあります。
高音が簡単に出ると言うオカリーナがどんな音がするかお試しください。
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■ 旋律の途中で息が苦しくなります。
●車と同じで燃費が問題です。燃料タンクの容量は肺活量です。
貴方がどんな車を選ぶかそれも重要ですね。
貴方自身の問題としてはまず呼吸法を考えないで自然に演奏して下さい。
その後により沢山の空気を短い時間で吸い安定して空気を出す為に
呼吸法を考えてみて下さい。
一般的には・・ブレスの時に、「十分に吸っていない」と言う例が多いですよ。
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■ ピアノやカラオケに音が合いません。
●気温で音程は大幅に変化します。寒いと音程は下がり暑いと音程は上がります。
楽器自体の問題としてはもともと合わないオカリーナである場合。
貴方自身の問題としてはあなたの息の使い方、指の押さえ方が不完全、貴方の音感・・・。
例外としてはカラオケと演奏している調が違う場合 などなど。
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■ 8分音符に特別な奏法は有るのですか?その吹き方について教えて下さい。
●ありません!!
音符の種類は単なる割合の表示で特別な意味は有りません。
音の一般的長さ(演奏時間)はテンポが決定するのです。
もし貴方の先生がそんな言い方をしたら・・。
その曲のその場所と言う、限定的な場合であるはずです。
そうでなく、どの音楽に対しても・・・と言う場合
・・・先生を選ぶのを間違えましたね・・・・・。
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■ オカリーナは作り方によってヴィブラートが自然に付く様に作る事が出来るものですか?
●そんな事は全くありません。
ヴィブラートはあくまで意識的に付けるものです。
自然につく事はありませんしもし勝手に付いたとしたら非常に困った事になるのです。
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■ テヌートとスタッカートの奏法は?
● テヌートは音を十分に伸ばすと言う意味として教わりますが、
どれぐらい伸ばすかは音楽上の問題で長さに決まりは有りません。
スタッカートの長さは1/2とか特に短く演奏しなさいと言う人がいますが、
これも間違いです。スタッカートにはそんな意味は有りません。
本来の意味は「他の音(前後の)にくっつけない」と言うものです。
結局、
テヌートやスタッカートの長さは演奏者の音楽的欲求に従い演奏者が決める事で・・、
これと言った決まった長さなどないのです。
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■ 強弱が楽に付くオカリーナを作ることは出来ますか?
●楽器自体にその能力を付ける事は、物理的に絶対無理です。
良く原理を考えて下さい・・当然理解できる筈です。
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■ オカリーナのウォーミングアップ方は?
●楽器の準備と演奏者の準備の二つが有ります。
楽器は演奏中の温度になる様に息を吹き込んでおきます。
(この場合、本体の温度と中の空気の温度は同一である事が望ましいです)
貴方自身のウォーミングアップはあなたの経験によって違うでしょうね。
演奏はスポーツに似ています必要な筋肉をすぐに使える様にするのですが、
わからない時は簡単な曲を吹くのが良いです。
寒い時に温めないといけないと言う事で、ホッカイロ等で温める方がいますが、
これは演奏している時の温度より上がりますから、やめた方が良いです!
音が出ない様に歌口を親指で軽く塞ぎ、優しく息で温めるのが一番シンプルで良いと思います。
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■ オカリーナを吹く時の呼吸法は?
●簡単な曲を演奏する場合は考える必要はありません。
最初は何も考えないで自然に吹いて下さい。
しかし、良い音を出そうとしたりちょっと難しい曲を吹く場合はそれでは出来なく成ります。
その場合に
呼吸を「吹く」「吸う」「貯める(止める)」と分けて考えてその後に胸式腹式呼吸が出来る様に成ると良いですね。
誤解があるようです、楽器による呼吸法の差は無くキープする時の圧力が違うだけです。
当然、歌も同じで胸式腹式呼吸ですよ。
昔、腹式呼吸と言われていました。今では胸式腹式呼吸と言われています。
腹筋が強調され腹筋運動をするなどと言う短絡的な練習方法をする方もいますが、
私は腹筋運動が苦手です・・・あはは
ちょっさ練習をサボると疲労するのは腹筋より背筋の方が疲れます。
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■ ブレスでロディーが途切れてしまいます。
●音楽は数学や化学や物理などとは違います。
量的に考えるとブレスをする時間は全くない場合が良く有ります。
出来るだけ早く吸う事だけを考えると悲惨な音楽に成ります。
・・そうです!貴方がやっているのは音楽ですから音楽を感じれば必ずその時間が出てきます。
それを言葉で説明するのは難しいのですが、ちょっとヒントを言いましょう。
音楽は直線的な時間の変化ではなく動きなのです。 ですから動きを感じて下さい。
具体的な一例をあげると・・ブランコの動きで上に上がって下がる前にちょうど止まる所がありますね?
そこでなら息が吸えませんか?・・・イメージの問題です。ははは
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■ 「吹き込み口」や「吹き出し口」から「エアーウエイ」の中をティシュなどのこよりで
ツバを拭き取ると良いと聞きましたが?
●絶対にやめて下さい!!
言語道断!!
よい事は全くありません。
歌口周辺はオカリーナの命です。
音が出なく成っても良ければ貴方の責任でおやりください。
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■ デュエットすると 「うなり」 が聞こえますが、あれは何ですか?
●「差音」です。
二つの音がある時その周波数が同一の時うなりは生じません。
違う周波数の時に三つ目の音が生じ、その音の事を「差音」と言います。
どんな楽器でも同じですが、フルート属の楽器は特によく聞こえる様です。
余談ですが・・。
和音になる様に計算して二重奏をすれば三重奏とする事もできます。
具体的に言うと・・。
440Hzの音と442Hzの音を同時に響かせると、一秒間に2回うなりが生じる事になります。
インターネットで他のホームページ等を拝見すると、
どこからこんな滅茶苦茶なアドバイスが・・・!!と言う場面に多々遭遇します。
それらをそのまま信じて実行され、悩まれている方がどれだけいるのでしょうか?
どの情報を選択し信じるかは、それを見た方の責任かも知れませんが、
それにも「出会い」と言う運命を感じます。
そんな状況ですから、まだまだ質問は続くかと思います。
本編と重なる事もあるかと思いますが頂いた質問と回答を載せたいと思います。
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